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❖ビエンチャンを見てんじゃん(85)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2023年10月30日)

【記事累積:1812本目、連続投稿:771日目】
<探究対象…ラオス、ビエンチャン、宗教と生活、オークパンサー、リラックス効果>

♪サバイディー(ສະບາຍດີ、こんにちは)
昨日の夜はラオス旧暦の11月の満月で、ラオスやタイでは「オークパンサー(出安居、ອອກພັນສາ)」という仏教行事でした。朝からラオスの人々は寺院にお供え物を持って集まって賑わっていましたが、夜は夜で違った賑わいがありました。さて、その賑わいとはどんなものだったのでしょうか。【課題の設定】

夕方からパクソンデパートのカフェで今週の授業準備をし、それが終わって家に戻るのは20時近くになっていました。10月に入ると日の入りは一層早くなり、18時過ぎには真っ暗になります。そのため、家に戻る途中、昨日までとは違う家々の様子にすぐ気づくことができたのです。【情報の収集】

その違いというのは、家々にたくさんの「灯」が置かれていたことです。長いロウソクもあれば、小さな器に入ったロウソクもあります。そのロウソクの灯が、家の前にたくさん置かれているのです。【情報の収集】

そうして無数に置かれたロウソクの光が周囲に広がっていました。通りには外灯や家の照明などもあるのですが、そういった人工的なメカニズムが作り出す明るさと一線を画するような、自然がもたらす明るさをロウソクの灯は持っていました。そしてロウソクの自然な明るさが周囲を柔らかく穏やかに包み込んでくれていて、「優しさ」を感じることができました。【整理・分析】

ロウソクの火の動きにはリラックス効果があるといわれています。「1/fゆらぎ」と呼ばれるもので、自然界の動きや音の中に数多くあり、そのリズムを見たり聴いたりすると人間は安心した気持ちになれるそうです。【情報の収集】

家に帰る途中に出会った無数のロウソクのゆらぎによって作り出された賑わいは「優しい賑わい」だったわけです。しかし昨日の夜に味わった賑わいはこれだけではありません。それ以外にどのような賑わいがあったのかについては、異なる「賑わい」ごとに別の記事として綴ってみようと思います。【まとめ・表現】【今後の課題の設定】

ちなみに、「ロウソク」はラオ語で「ທຽນໄຂ(ティアンカイ)」といいます。タイ語では「เทียน(ティアン)」となります。

それでは今日はここまで。
♪ポップ・カン・マイ(ພົບກັນໃໜ່、また会いましょう)

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