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❖ビエンチャンを見てんじゃん(81)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2023年10月23日)

【記事累積:1798本目、連続投稿:764日目】
<探究対象…ラオス、ビエンチャン、イベント、ビーガン>

♪サバイディー(ສະບາຍດີ、こんにちは)
私の家からそう遠くはないところに「ビエンチャンセンター」と「NAGAパクソン」という2つの大型ショッピングモールがあります。道を隔てて隣同士なのですが、経営主体が別で仲が悪いのか、その道を横断して2つの建物を行き来することはできません。そのため一方から他方の建物に移動するには、一度、外側にある大通りまで出てから迂回しなければなりません。【情報の収集】

そのように仲が悪いように思えるのですが、それぞれが期間限定でたくさんの出店が並ぶイベントのようなものは、同じタイミングにならないように時期をずらして実施されているので、棲み分けというか共存関係というか、一応相手のことは考えていると捉えることもできます。【情報の収集】

10日間ほどの大型連休でラオスを離れ、先週の月曜日に戻ってくると、今回はビエンチャンセンターの裏手にある駐車場にたくさんのテントが張られ、出店が並ぶイベント会場になっていて、「LAO VEGAN FESTIVAL」というものでした。同じ時期にパクソンの方では「LAO ART WEEK」というイベントが実施されてはいましたが、こちらは建物の2F・3Fで色々なアート作品が展示されるものなので、飲食の出店やフリーマーケットのようなものはなく、今回も棲み分けはなされているようです(LAO ART WEEKは別の機会に記事にします)。【情報の収集】

さてビエンチャンセンターの「LAO VEGAN FESTIVAL」ですが、表示を見ると今年で10回目のようです。このイベントはどんなものでしょうか。【課題の設定】

イベントの名称に使われている「VEGAN」は、「完全菜食主義者」と和訳される単語です。1944年にイギリスで設立されたThe Vegan Societyという組織に由来するようです。一般的な定義だと「VEGAN」は、肉や魚を食さないベジタリアンの中でも、さらに乳製品・卵・ハチミツなども食べない人たちを指すものとされています。【情報の収集】

そのためイベント会場の入口にも、内部のいたるところにも、「No Egg」「No Milk」「No Meat」という表示がありました。そして、販売している食べ物もどうやら「VEGAN」の人たちでも食べられる食材が使われているようでした。【情報の収集】

一見すると、肉や魚のように見える食材がありましたが、近づいて確認してみると、大豆やこんにゃくが使われていることが分かりました。日本のスーパーなどでも「畑の肉」という名前で、大豆で作られた肉のような商品を見かけたことがあります。大豆はタンパク質を多く含んでいるので、肉を食べない人たちがタンパク質を摂取するときに大活躍する食材の一つだと思います。三大栄養素であるタンパク質、脂質、タンパク質のうち、動物性の食べ物を摂取しない「VEGAN」の人たちは特にタンパク質などが不足しやすいと言われているので、大豆を使った料理は貴重です。【整理・分析】

このイベントは10回目ということなので、ビエンチャンにも多くの「VEGAN」や理解者・支持者がいると考えられます。私は「VEGAN」ではないため、感覚として分からないことがあります。畑の肉のように、大豆を加工してわざわざ肉の食感を持たせる料理があるのは、人間が肉のような食べ物を本能的に欲しているからなのでしょうか。考え方(理性)として「動物の肉」を食べることは避けたいけれど、本能としては「肉(のような食感のもの)」を食べたいのだとすると、なかなか悩ましい問題だなと感じます。【まとめ・表現】

今日はこのイベントの最終日ですが、私はまだ夕食を食べていないので、屋台で「VEGAN」の人も食べられる料理をテイクアウトするつもりです。そういえば私の家の近くに「VEGAN」料理で有名なお店があるらしいので、近いうちにリサーチがてら食べに行ってみようと思います。【今度の課題の設定】

ちなみに、「肉(一般的な)」はラオ語で「ຊີ້ນ(シン)」といいます。タイ語では「เนื้อ(ヌア、主に牛肉を指すようです)」となります。

それでは今日はここまで。
♪ポップ・カン・マイ(ພົບກັນໃໜ່、また会いましょう)

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