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❖見タイ!知りタイ!伝えタイ(32)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2022年4月30日)

◆見タイ!知りタイ!伝えタイ(32)◆
(HOTで湿度なタイでの現地レポート、基本HOTな食べ物や、微笑みの国ならではのHOTな心に触れる出来事など、思いつくまま紹介しますね)

♪サワディー(こんにちは)
【第5次 in 寺院】「ワット・タイ(วัดใต้)」
タイの旧正月ソンクラーンのときに、いくつかの寺院を訪れました。
前回のワット・マハーブット(วัดมหาบุศย์)はとても人が多く賑わっていましたが、その近くにあったワット・タイ(วัดใต้)は非常に対照的で、ほとんど人がおらず、一家族が静かにお坊さんのお話を聞いているだけでした。

ワット・マハーブット(วัดมหาบุศย์)を見終わって、他に近くの寺院がないかマップで調べていると、近くにワット・タイ(วัดใต้)があることが分かりました。ワット・マハーブット(วัดมหาบุศย์)はかなりにぎわっていたので、次に目指すワット・タイ(วัดใต้)は、その音の響きから「タイ寺院」というもっともタイを象徴しているような名前だと思って、さぞ賑わっていることだろうと決めつけていました。

しかし行ってみると、人はほとんどいませんでした。ワット・タイ(วัดใต้)のタイ(ใต้)は「南、下」などを意味する言葉だったのです。確かに看板のアルファベットも「WAT TAI」と表記されていて、タイという国を表すTHAIとは違っていました。

そして調べてみると、ここは観光客が集まる寺院というよりも地元の人たちが集まる寺院ということでした。

賑わっている寺院の雰囲気も悪くはありませんが、ワット・タイ(วัดใต้)のように静寂が寺院の隅々まで行き届き、それが建物や仏像などの存在感を強めていて、畏敬の念をもって寺院と向き合うことができました。

ワット・タイ(วัดใต้)に行くためには、バスならばバス停の「Wat Mahabut」か「Opposite Wat Mahabut」で降りた場合はOn Nut Rdという大きな通りに沿ってBig C Extra Onnut方面へ歩いていきます。もしくは一つ先の「Big C Extra Onnut」か「Opposite Big C Extra Onnut」で降りて、On Nut Rdという大きな通りを逆にワット・マハーブット(วัดมหาบุศย์)方面に歩いていきます。すると途中にお寺の入り口と分かるゲート(?)みたいなものがあるので、そこがワット・タイ(วัดใต้)です。

ちなみに、「方角、方位」はタイ語で「ティッターン(ทิศทาง)」といいます。そして「南、下」は先ほど触れたように「タイ(ใต้)」、「北、上」は「ヌア(เหนือ)」、「西」は「タワン トック(ตะวันตก)」、「東」は「タワン オーク(ตะวันออก)」です。東と西に共通する「タワン(ตะวัน)」が「太陽」を意味していて、東ならば太陽が出てくる方角なので「出る」という意味の「オーク(ออก)」がつき、西ならば太陽が沈む方角なので「落ちる」という意味の「トック(ตก)」がついています。

「落ちる」を意味するトック(ตก)は以前に「魚を釣る」がトック プラー(ตกปลา)を意味するというところで出てきました。また、「北」と「南」については、私の住んでいる場所の近くにある運河の両サイドを挟んだ寺院がそれぞれ「ワット・バムペンヌア(วัดบำเพ็ญเหนือ)」「ワット・バーンペンタイ(วัดบางเพ็งใต้)」という名前なので、これも運河の北側(上側)と南側(下側)という意味合いが含まれていることが分かります。

それでは本日はここまで。
♪ラーゴーン(さようなら)

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