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❖ソラコラ:カラー16(Bangkok sky seen from the balconyⅡ/Ⅲ)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2023年10月20日)

(色んな場所の空(ソラ)を使ったコラージュ(collage)、空の様子は刹那的、刻一刻と姿を変える、私が作るコラージュも瞬間的な思いつき、唯一無二の自己満足)

【記事累積:1793本目、連続投稿:761日目】
<探究対象…タイ、バンコク、空、創作、三角形、比較>

今日のコラージュは「ベランダから見えるバンコクの空(ⅡおよびⅢ)」です。【課題の設定】

素材となっている写真は、前回のソラコラと同様に去年バンコクに住んでいたときに、朝ベランダから撮影していた景色です。前回は2022年4月から12月くらいまでの風景を使ったコラージュでした。今回は年が明けてからバンコクを離れる3月までの空を使いました。【情報の収集】

今回ベースにした写真は2枚です。1枚は1月中旬の少し早めの朝で、まだ月が空に浮かんでいました。もう1枚は3月19日、バンコク最終日の朝の空です。どちらか1枚に絞るとすれば、前回がバンコクのアパートに来た初日の景色だったので、その流れでいくと3月19日の最終日が自然だと思います。しかし、月が浮かんでいる空も捨てがたかったので、スタートの段階であえて1つに絞ることはせずに、2種類のベースでコラージュを作ってみることにしました。【整理・分析】

前回は、四角形を大きな秩序としながら写真を貼り合わせました。今回も何らかの図形の秩序を利用したいという思いがあったので、三角形を採用。しかし三角形の中に写真を収めるのではなく、三角形の外周に沿って、写真を並べてみました。写真が集まる空間が四角形という図形になっていた前回と比べると、今回は写真が集まっていない空間に三角形という図形が浮かび上がるものなので、対照的な作品になりました。【整理・分析】

さらに2種類のベースを使ったので、そこにも対照的なイメージが生まれました。バンコク最終日の朝の方は淡い赤色が全体を支配していて、1月中旬の方は濃い青色が全体を支配しています。そのため、他の写真の「引き算」によって浮かび上がる三角形の印象もはっきりとした違いが生まれました。そして最終日の空に浮かぶ「引き算の三角形」は、この淡い空の色をそのまま使った方が素敵になると感じ、それ以上手を加えていません。【整理・分析】

それに対して、1月中旬の空は濃い青が浮かび上がるのも趣はありましたが、見方によっては単に暗いだけにも思えるので、三角形の内部にさらに写真を配置し、それらの重なり合いによって、異なる大きさや形を持つ新たな「引き算の三角形」を浮かび上がらせてみました。こちらは大きな「引き算の三角形」、月、内部に追加の写真、それが作り出す新たな「引き算の三角形」というように、かなり手を加えているので、少々味付けが濃い気もします。しかしもともとベースの空の色が濃いので、それに合わせたつもりです。【整理・分析】

今回はベースの写真を1つに絞り込まず、2パターンのコラージュを考えてみました。そうすることで、様々な写真の配置を同時並行で考えることができ、表現の可能性を大きく膨らませることができたような気がしています。もちろんベースを1つに絞り、そこに集中して写真を並べていくスタイルは覚悟を決めた表現となり、非常に価値が高いと思っています。しかし今回のように同時並行で考えるスタイルにも新たな気づきがあったので、このスタイルでの表現も色々試していこうと思います。【今後の課題の設定】

こうして16枚目(同時に2枚ですが)のコラージュが完成したのでした。【まとめ・表現】

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