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❖見タイ!知りタイ!伝えタイ(241)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2023年10月13日)

【記事累積:1779本目、連続投稿:754日目】
<探究対象…タイ、バンコク、空港、観察>

♪サワディー(こんにちは)
今日の午後からバンコクにいます。バンコク滞在は3日間くらいですが、あるお手伝いをする予定なのです。夏の乗り継ぎはドンムアンだったので、スワンナプームはかなり久しぶりです。【情報の収集】

久しぶりのスワンナプームを見たとき、私は2つの変化があることに気づきました。さてその2つの変化とはどのようなものだったのでしょうか。【課題の設定】

変化一つ目は、スワンナプームのチェックインカウンターがあるフロアにたくさん立っている鬼たちです。チェックインカウンターはかなりたくさんあるのですが、鬼たちもそれに負けじとたくさんいます。その鬼たちは立ち姿や色合いなどそれぞれ違いがありますが、以前は彼らの表情を確認することができませんでした。しかし今回は彼らの表情をしっかりと確認できるようになっています。【情報の収集】

以前はどうして鬼たちの顔が確認できなかったかというと、新型コロナウイルスの世界的蔓延が関係しています。タイに限らず日本や世界の国々では、マスクをして感染予防をしようというメッセージを広めるため、それぞれの国や地域の象徴的な彫刻などにマスクをかけるようになっていました。その流れに乗る形で、スワンナプームの鬼たちもこれまではマスクをしていたのです。しかし新型コロナが収束してきたことを受けて、鬼たちからマスクが外され、彼らの表情を見ることができるようになっていたのでした。【整理・分析】

もう一つの変化は、空港内のある王族を讃える展示物です。タイ各地の王族関係の展示物の多くは、現国王であるワチラーロンコーン国王(ラーマ10世)のものになっています。昔ながらの商店などでは前国王のプーミポン・アドゥンヤデート国王(ラーマ9世)のものをそのまま飾っているところもありますが、多くの人が利用する施設などは現国王のものになっています。空港もその一つのはずですが、今日、スワンナプーム空港に来てみると、プーミポン・アドゥンヤデート国王(ラーマ9世)の展示物がチェックインカウンターのフロアの中心に設置されていたのです。【情報の収集】

これは今日が10月13日であることが大きく関係しています。10月13日はプーミポン・アドゥンヤデート国王(ラーマ9世)の命日で、2016年から「ラーマ9世記念日」となっているのです。こうして王の命日を大切にしている様子から、タイの人々の王室に対する思いの強さを感じます。【整理・分析】

初めて訪れる人はもちろんこのような変化に気づくことはできません。私は何度もスワンナプームを利用していたからこそ、以前との違いを感じることができたのだと思います。このように、同じ場所について継続的に観察すると、その変化がよく分かります。しかしある程度の狙いをもっていなければ、そもそも記録しようとは思わないので、様々な事象にナゼ・ナゾ・アンテナを働かせることも大切ですね。【まとめ・表現】

タイに住んでいたときは、毎朝ベランダの景色やベランダで育つ謎の植物などを観察していました。細かな整理・分析をしていくためには、こういった継続的な記録が欠かせないと思います。バンコクにいるうちに、去年住んでいたときとの違いについて考察する材料をできるだけ集めてラオスに戻ろうと思います。【まとめ・表現】【今後の課題の設定】

ちなみに、「記念日」はタイ語で「วันที่ระลึก(ワンティーラルック)」といいます。

それでは本日はここまで。
♪ジューガンマイ(また会いましょう)

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