おばあちゃんクイズ
どうも、おこんち(こんにちは)。大枝です。
すっかり秋めいてきて、世間もいつの間にかクイズの季節になりましたね。
秋と言えばクイズですが、みなさん今年もクイズはしましたか?
え?そんな風物詩はないって?
そうですか……。
今回は秋という事で、うちの母方の祖母に関する「おばあちゃんクイズ」を出題したいと思います。
知らねぇ他人の知らねぇババアの事など知るか!と思うでしょうが、安心してください。
僕が生まれた時点でこのおばあちゃん、とっくに死んでいるので僕も実は知らないのです。
母からの伝聞が出題元となりますが、おばあちゃんは宮城の山奥で生まれ、新幹線が開通した際には「アレに追い掛けられそうでイヤ」と恐怖をし、宮城の山奥からほとんど出ずにその生涯を閉じました。
山、野良仕事が好きな働き者であった反面、人に対する関心は非常に薄く、家事は一切せず、子供達への愛情は薄かったそうです。
家事や子供達の遊び相手などは、恐らく「戦後初のニート」である大枝のおじいちゃんが担当していたとの事。
ちなみに「大枝」はペンネームではありますが、僕の両親が離婚した際は母方の旧姓で僕自身が一時名乗っていた苗字なので、大枝のおばあちゃんは本物の「大枝のおばあちゃん」でもあります。
他人のババアの補足事項はここまでとして、さっそくおばあちゃんクイズに参りたいと思います。
第一問!!
Q 大枝のおばあちゃんはある晩、庭で孫達と共に生まれて初めて手持ち花火を楽しんでいました。
そんな最中。おばあちゃんが火を点け、持っていた花火が実はロケット花火である事に気付いた親戚一同。
「放せ放せ!」との注意を聞かず、花火は火を噴いておばあちゃんの手元で炸裂。
さて、おばあちゃんはこの後どうなったでしょう?
A 手元でロケット花火が炸裂するも、真顔のまま三秒後に倒れた。
でしたーーーーーー!!
はい。中々難しかったかなぁと思いつつ、当たった人もいるんではないでしょうか?
残りはいよいよあと二問。ラストスパートですよ!
第二問!!
Q ある日、学校で「いじめられた」と泣いて帰って来た母の姉。おばあちゃんは珍しくいじめられた理由を問い質し、真摯に耳を傾けると、咄嗟にある行動を取りました。
それはどんな行動?
A 鎌を持っていじめっ子宅を襲撃しに向かった。
でしたーーー!!
道中、集落の入口付近にて近隣住民により無事取り押さえられ、事なきを得ました。ちなみにその際のおばあちゃんの言葉は「殺すんだ、殺すんだ」でした!
いよいよ最終問題!!
では早速参りましょう!
第三問
Q ある日、飼い犬のゴンタ君(仮)が大暴れ。鎖を引きちぎって家を呼び出すと、通りを歩いていた隣家のKちゃんを襲いました。
Kちゃんは命に別状はなかったものの、ゴンタ君に数針を縫う怪我をさせられてしまいました。
怒り狂ったKちゃん両親が大枝家へやって来て、「一体どうしてくれるんだ!!」と迫りました。
そこへやって来て事情を聞いたおばあちゃん。
さて、どうしたでしょう!!
A ゴンタ君に灯油をかけ、みんなの目の前で燃やした。
でしたーーー!!
一同ドン引き。言葉を失ったKちゃん一家へ向け、「気が済んだか」とおばあちゃんは言葉を掛けたそう。一体どっちがだい!って話しではありますが、実に大枝のおばあちゃんらしいエピソードだなぁと思いました。
ちなみに僕の兄は生前のおばあちゃんに会った事があるのですが、どんな人か聞いてみたら「とにかく怖い。頭おかしい」と真顔で言っていました。
想像通りでほっこりです。
こんな風なおばあちゃんも山奥にはいたんですよ~というクイズでした。
物騒な発想のルーツはこのババアのDNAなのかもしれません。
なので敬意を込め、敢えて「クソババア」と呼ばせて頂きます。
え?頭をいくら使っても答えられないクイズなんて、クイズでもなんでもないじゃないかって?
こんなクイズを作っていたらこの大枝、どこからか「気が済んだか」って声が聞こえたような気がしました。
まぁまずまず、と答えてこの辺でおしまいにします。
明日は多分小説を投稿します。
ではまた。