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嫌いなものは食べられない 【エッセイ】

さぁ、季節が巡って参りました。バッターボックスに立つのは「秋」ですねぇ。今シーズンだいぶ暖かく台風も呼び寄せましたが、今日の試合、掛布さんどうですかね?

「あのーですねー!非常にですねー秋はですねー寒くなる前にやってくる訳でですねー!」
「はぁ、なるほど。前線の影響はしばらくあまり無いという事で。流石の解説です」

はい!どうも、皆さん息をしてますでしょうか?
私は!しっかり!していますよ!!スーッと吸って、バーッ!!と吐いてます!

今日のエッセイのテーマは「嫌いな食べ物」

皆さんも嫌いな食べ物は2〜3、木の根とか靴とか色々思い浮かぶと思います。
何を隠さずとも、僕は納豆が食べられません。
以前のお話でも書いたのですが、あまりの食べられないっぷりに小三の頃に先生が激怒し、給食の時間を通り越し、午後の授業中も僕の机には納豆が置かれ、放課後になっても食べられず、僕が吐いたことで無事に食べなくて済んだという割とガチな体罰を受けたこともあるくらいです!

あ、吉田先生!お久しぶりです!一生恨んでます!

という訳で、納豆は大人になっても食えない始末のまま育ってまいりました。
その昔、何をトチ狂ったのか母親が味噌汁に納豆を入れたおかげで、お椀の底から納豆が出て来た瞬間にビックリし過ぎて椅子から転げ落ちたことがありました。

ええ、後にも先にもあれが僕にとっての最初で最後の納豆体験でした。本当にあった怖い話ですね。

次点で苦手なのは「パクチー」ですね。
これは苦手な人は多いんではないでしょうか。

初めて口にしたのは僕とフォルムが似てる店員がいっぱいいるタイ料理屋だったんですけど、トムヤムクンに何やら青い葉っぱが乗っかっていて「ああ、これがパクチーね」って感じで見てました。舐めてました。
あれを口に運んだ時の衝撃は未だに忘れられません。

あまりの謎の青草さに

「ハイ!   カメムシ イッパツ イレマシター!!」

という店員さんの幻聴すら聞こえました。

目を白黒させながらなんとか完食したものの、それがよくなかったのか、当時付き合っていた人が調子を良くして

「今日はパクチーうどんを作ったよ!」

というので、素うどんの上にバカ盛りパクチーがこれでもかと乗っかった新進気鋭の現代アートのようなパクチーうどんを食べる羽目になりました。

冗談でも「美味しい!」とは言えず、とにかく涙目になりながらパクチーを口に詰めて飲み込み、皿の底に溜まったポン酢で誤魔化すという作戦に出ましたが後に残ったパクチー臭は掻き消さなかったのです。

僕はパクチー食べないので好きな人には大変失礼なんですけど、あれはゴキブリとか寄せない為の作業用の草か何かだと僕の脳は認識しております。

人間って不思議なもんで一度「ダメ!」って思ったらそこから事実を覆すことなんていうのは中々難しいんですよね。
これは食べ物に限りませんが、いつものように話がロングになるのでキャンセルしときます。

皆さんは何か嫌いなものはありますか??

これです!っていうのが思い浮かんだら、是非ともアマチュア無線の電波に乗っけて僕に教えてくれると、僕はアマチュア無線やっていないので聴けないと思います!
せめて短波でお願いしますね。

という感じで、短めでしたが久しぶりのエッセイでした。

また、作品でお会いしましょう。

それでは!良い秋をお過ごし下さい。




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