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2024年5月の記事一覧
フォーエヴァー・ジーン・ヴィンセント/ヴァリアス・アーティスツ (‘80)
Forever Gene Vincent / Various Artists (‘80)
‘50年代後期のロカビリーブームに登場したアーティストの中で、エディ・コクランと並んで人気のアーティストがジーン・ヴィンセントである。一般的には「ビー・バップ・ア・ルーラ」が有名であるが、それ以外にも多くのヒット曲を放ち、また彼のバンド、ブルー・キャップスのギタリストであったクリフ・ギャラップのトリビュートア
ドント・メス・ウィズ・マイ・ダックテイル/ハンク・C・バーネット (‘76)
Don’t Mess with My Ducktail / Hank C Burnette (‘76)
今回は私が初めて購入した輸入盤を紹介させていただこう。18才の時、ロカビリーのレコードを探していたのだが、国内盤は軒並み廃盤であり、あったとしてもアメリカンポップスのコンピレーション盤しかないという時代であった。そんな時に輸入盤を扱っているレコード店へ行けば入手できるという話を聞き、当時、大阪の
ストンピング・アット・ザ・クラブ・フット/ヴァリアス・アーティスツ (‘84)
Stomping at the Klub Foot / Various Artists (‘84)
ストレイ・キャッツらにより‘80年代に開花したネオロカビリーは、その後進化を続け、さらなるカテゴリーの音楽とも融合し、サイコビリーが誕生した。ネオロカビリー同様、当初はイギリスを中心にしたムーブメントの一つであったが、アナグラムやナーヴァスといったレコードレーベルやクラブなどのイベントを中心として、
夢のデュエット/ジョージ・ジョーンズ (‘79)
My Very Special Guests / George Jones (‘79)
ジョージ・ジョーンズは、‘50年代からカントリーシンガーとしてキャリアをスタートさせ、半世紀にも及ぶミュージックライフを送ったが、’13年に81才でこの世を去った。音楽だけではなく、その破天荒な生活も度々話題になり、4度の結婚生活、アルコールやドラッグも終始、彼につきまとう問題でもあった。
彼はハンク・ウィリ
ハード・ライン/ザ・ブラスターズ (‘85)
Hard Line / The Blasters (‘85)
‘80年代に台頭してきたネオロカビリーは、イギリスから発生したムーブメントと捉えられるが、実際にはアメリカにもシャ・ナ・ナのように、初期のロックンロールやリズム&ブルースを基盤としたアーティストは活動していた。
今回紹介させていただくザ・ブラスターズもそんなバンドの一つである。彼らは’79年にカリフォルニア州ダウニーで、フィルとデイヴ
ニューヨーク発ロックンロール便/シャ・ナ・ナ (‘73)
From The Streets of New York / Sha Na Na (‘73)
今回は、‘69年にニューヨークで結成され、その後のロックンロールバンドに多大な影響を与えたバンド、シャ・ナ・ナの’73年リリースのライブ盤を紹介させていただこう。所謂、オールディーズやドゥー・ワップのカバーバンドであるが、フロントのボーカル&ダンスが3名、バックのメンバー合わせて、総勢12名の大所帯バンド
マイ・ウェイ/ポール・アンカ (‘77)
My Way... / Paul Anka (‘77)
オールディーズのファンなら「ダイアナ」や「あなたの肩に頬うめて」などのヒットでご存じ、ポール・アンカの’70年代の作品を紹介させていただこう。本作は国内企画盤であり、「ジュビレーション (‘72)」のA面と「ポール・アンカ (‘71)」のB面をカップリングしたアルバムとなっている。
トム・ジョーンズのヒットで知られる「シーズ・ア・レディ」や
リトル・リチャーズ・グルーヴィエスト・17オリジナル・ヒッツ!/リトル・リチャード (‘68)
Little Richard’s Grooviest 17 Original Hits! / Rittle Richard (‘68)
今回は、ピアノによるロックンロールの第一人者としても知られる、リトル・リチャードの作品をコンパイルしたアルバムを紹介させていただこう。
「のっぽのサリー」や「トゥッティ・フルッティ」など、説明不要のナンバーをヒットさせていたのはご存知の通りであるが、かつてはオリジ
映画:「アメリカン・グラフィティ」関連のレコード
オールディーズやロックンロールの映画の金字塔とも言える映画「アメリカン・グラフィティ」であるが、一般的によく知られているアルバム(オレンジ+ウェイトレス)以外に、続編やVol.Ⅲとしてリリースされたアルバムもある。まあ「アメリカン・グラフィティ〜American Graffiti」というタイトルだけでは、無数のアルバムが該当するので、正統な流れとしてのアルバムを紹介させていただこう。
この映画は
ダーツ/ダーツ (‘77)
Darts / Darts (‘77)
‘80年代はストレイ・キャッツをはじめとする、ネオロカビリーが注目されたが、このムーブメントはイギリスから発信されたものであった。イギリスではマッチボックスらが’70年代から活動をしており、すでにリバイバルとしてのロックンロールは定着していた。
今回 紹介させていただくのは、同時期にロックンロールやドゥー・ワップをアップデートさせた音楽を演奏していたバンド