宇宙思想家 福島毅ブログ

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最近の記事

vol.90 Q. 世の中の事件やニュースに無力感を感じ、どうしたらいいかわからない・・・

A. 社会のネガティブなニュースにさらされると、漠然とした将来の不安を感じたり、自分一人ごときが何ができるのだろうという絶望感を感じたりすることがあるかもしれません。 この世界はすべてつながっていますから、今、現実で起きているあらゆる問題はあなたと関わりがあると言えます。従って、何が起きているのかを直視することも大事なことです。しかし一方で、そうしたあらゆる問題についてあなたの背中ですべて受け止める必要もありませんし、それは無理な話です。 そこで、どうするか。無理に早急に

    • vol.89 Q. 自分らしさの見つけ方がわかりません。どうしたら・・・

      A. 自分らしさとは何か? まずは、こんな例え話をしてみましょう。ライオンとペンギンの話です。ライオンは、ペンギンに憧れて、ペンギンのようにスイスイ水中で魚をとってみたいと考え、一生懸命努力したのですが、思うようにいきませんでした。逆にペンギンは、ライオンに憧れて、ライオンのように陸上を思いきり駆け抜けて狩りをしたいと考え、一生懸命努力したのですが、こちらもうまくいきませんでした・・・ この例え話は、人間目線で見ていれば、それはそうだろうとなりますが、自分にこの話を当てはめ

      • vol.88 Q. 人のためにという気持ちが強すぎて、つい自分が置き去りがちに・・・

        A. 「他人のために生きるのが善か」「自分のために生きるのが善か」という究極の2択を必ずしなくてはならないということはありません。ふつうは、100%他者への奉仕で生きる人もいなければ、100%自分のためだけに生きるということもないことでしょう。その割合は、刻々と変わるのも自然です。そんな中で、この時代だからこそ必要な考え方としては、「基本は自分ファーストの人生でOK」ということをお伝えします。 宇宙視点では、あなたは自分の魂が決めた何らかのミッションがあってこの今の地球に生

        • vol.87 Q. 自分だけが幸せになることに罪悪感を感じるのですが、どうしたら?(自己内対話17)

          A. まず、豊かになる自分、満たされる自分に対してネガティブな感情を伴う必要は全くありません。この地球上の誰もが豊かさを実感することに罪悪感を持つ必要はありません。 とはいえ、なぜそのような罪悪感が生じていくかを冷静に観ることで、解消していくかもしれないので、いくつかの仮説を出しながら考えていきましょう。 まず、自分のまわりにいる人の情報を、今は世界中から摂取することができますね。自分から情報を取りに行くこともあれば、偶然情報に触れてしまうこともあります。そうすると、自分

        vol.90 Q. 世の中の事件やニュースに無力感を感じ、どうしたらいいかわからない・・・

          vol.86 Q. 人類と地球との関係性について教えてください(自己内対話16)

          A. 例えば、地球の歴史の中でまだ人類が地上にいなかった時のことを想像してみてください。このときも地球は存在し回り続けていました。そしてもし人類が滅亡あるいは星間空間に移動し、地球からいなくなってしまった世界のことを想像してみてください。そのときも地球は存在し、回り続けます。まずはそのスケール間を前提にお話しします。 人類は、他のどの生物よりも自由度を大きく持つのと同時に、環境に及ぼす影響力もまた大きくなっています。大気や水、生態系に及ぼす影響もまた時々刻々大きくなっていま

          vol.86 Q. 人類と地球との関係性について教えてください(自己内対話16)

          vol.85 Q. 邪悪な宇宙人は地球を侵略しないのでしょうか?(自己内対話15)

          A. 宇宙人(知的生命体)がいるかどうかについては、別のQ&Aでお答えしました。今回は、もし邪悪な宇宙人がいるとして、地球が侵略される恐れはないかということについてお答えします。 ハリウッド映画など、映画作品の多くで邪悪な宇宙人によってスパイ活動されたり最悪の場合、地球を侵略し人類を滅ぼすような作品などがありますね。 結論から言えば、もしそのような宇宙人がいたとしたら、やろうと思ったら高度なテクノロジーを使って躊躇なくとっくにやっているでしょうね。しかも一瞬で。 それが

          vol.85 Q. 邪悪な宇宙人は地球を侵略しないのでしょうか?(自己内対話15)

          vol.84 Q. 宇宙人がいるのなら、なぜ地球に堂々と接触してこないのでしょうか?(自己内対話14)

          A. まず1つめの理由としては、相手(地球人)のペースをきちんと考慮するからです。わかりやすくするため、地球においての話に置き換えてみましょう。みなさん、地球人(ヒト)が、まだヒトをみたことのない未開のジャングルで未知の大型生物と接触するとき、どのようにするでしょうか?いきなりずけずけと相手のペースを考えずに進んでいくでしょうか? まずはじっくりと観察すると思います。もちろん武装して戦いをしかけてくるなら殺してしまえという方針も成り立ちますが、すくなくても今ある地球人のインテ

          vol.84 Q. 宇宙人がいるのなら、なぜ地球に堂々と接触してこないのでしょうか?(自己内対話14)

          vol.83 Q. 宇宙人はいますか?(自己内対話13)

          A. 2024年4月現在、全世界が公式に認めるようには、いわゆる我々とコンタクトが可能な高度な知的生命体は認知されていないことになっています。 まず、他の惑星にそもそも生命がいるかという問題から答えるとこれは地球人のいまの探査技術をもっては決定的な証拠はでてきていないものの、大半の科学者の認識では地球に似た条件の星であれば地球に似たような生命がいる。しかし、探査の手は太陽系内の火星までなので事実が発見されていないという状況ですね。 次に地球人レベルの知的生命体がいるかとい

          vol.83 Q. 宇宙人はいますか?(自己内対話13)

          vol.82 Q. 願望をもっているのに実現が遠いのですがなぜでしょうか?(自己内対話12)

          A. まず、願望に対する行動をチェックしてみましょう。例えば痩せたいと願っているのに寝転がっておやつばかり食べていても願望は実現しませんね。ダイエットには運動か食事の質と量の改善が欠かせないことはわかっていますので、それに従った行動をとっているかどうかです。 しかし、お尋ねの内容は、自分の行動を伴っているのに成果がでないという実感があり、それはどうしたらよいかというケースもあるので、それにお答えします。 意識は大きく分けると顕在意識(自分で自覚しているもの)と潜在意識(自

          vol.82 Q. 願望をもっているのに実現が遠いのですがなぜでしょうか?(自己内対話12)

          vol.81 Q. ネガティブな感情がおそってきたとき、どう対処したらいいですか?(自己内対話11)

          A. 一般にネガティブはよくないので、避けるべきものとして捉えられがちですが、そうとは限りません。ネガティブな感情は一種のセンサーだということができます。従って、見て見ぬふりをするとか、なかったことにするとかいう対処をしていると、結局はまたそれが再来したりするものです。 かといって、これがしょっちゅう起きるとなると、幸せを感じられなくなったり、つらい思いも払拭できないので人生をエンジョイできないというのもわかります。そこでおすすめの方法をいくつかお知らせします。 1つめと

          vol.81 Q. ネガティブな感情がおそってきたとき、どう対処したらいいですか?(自己内対話11)

          vol.80 Q. 日常のニュースが気になり、影響を受けやすい場合、どうしたらよいでしょう?(自己内対話10)

          A. もちろん、そうしたニュースに意識的に接しない、情報摂取を控えるという方法もありますが、情報はあちこちで拡散されており、自分が気を付けていても入ってきてしまう、気になってしまうという状況はあるでしょう。 そこで、おすすめは、「自分自身に集中する、自分を整える、自分がなすべきことをする、自分が心地いい場所・空間に移動する、これをすることが今の自分には大切・必要・重要ということを選択する」ということです。 特に自分に集中したり、自分を整えたりする習慣は、ルーチンとして定着

          vol.80 Q. 日常のニュースが気になり、影響を受けやすい場合、どうしたらよいでしょう?(自己内対話10)

          vol.79 Q. つい人との比較をしてしまいます。どうしたらいいでしょう?(自己内対話9)

          A. 自らのパフォーマンスや成果をSNSによって人の目にさらされる機会が増えて、逆に、他人のパフォーマンスや成果・行動などもそれによって知ることが多くなった社会では、自然と無意識に比較が行われています。 人との比較が全く悪いわけではありません。目標となること、あの人のようになりたいなどの憧れは本人のモチベーションになったりもします。しかし、承認それ自体が目的化してしまうとき、それを見過ごさず冷静に俯瞰する技術も現代社会では必要です。つまり、安易に比較しない、承認欲求を目的化

          vol.79 Q. つい人との比較をしてしまいます。どうしたらいいでしょう?(自己内対話9)

          vol.78 Q. なぜ戦争をとめられないのでしょう?(自己内対話8)

          A. 戦争や紛争といったものは、一人対一人で行われるものではなく、集団の意思決定者がピラミッドの頂点にいて、その命令系統で下が動いていくような構造で起きています。その意思決定者は、民主的な選挙でえらばれているのだから、その集団の総意であるというような形になっていると誰も反対ができないような構造をとったりします。 あるいは、戦争に限らず、組織においても上層部が理不尽な意思決定をしている場合でもそれに従っている人々は、例えば会社であればクビになるかもしれない、左遷などの不利益を

          vol.78 Q. なぜ戦争をとめられないのでしょう?(自己内対話8)

          vol.77 Q. どうしたら世界から戦争はなくなりますか?(自己内対話7)

          A. 戦争のない世界を誰もがイメージできる。それにも関わらず戦争は古代から現代に至るまでずっと続いています。これにはもちろん地政学的ないろいろな理由をあげることもできますが、人間の思想・思考という観点から、次のような提案をしたいと思います。それは・・・ 何が正しい どちらが正しい という考えから、何をすることが”賢い”のかという思考を人類が共通して持つということです。ここで賢いとは野蛮の反意語としてとらえてください。 動物はなわばり争いで戦います。本気で戦えばどちらかが死

          vol.77 Q. どうしたら世界から戦争はなくなりますか?(自己内対話7)

          vol.76 Q. 問題(トラブル等)の対処がわからないとき、どんなふうに決定していったらいいですか?(自己内対話6)

          A. 自分や身近な人にある問題が生じた時に、それを解決しなくてはならない立場に突然おかれたとします。そのとき、おすすめなのは、両極端の対応を考えて、「さすがにその対応は極端すぎるよね」という自分の自覚ができると思うので、その後、さらに対応の的(まと)を絞っていくイメージでフィット感を確かめながら決めていきます。 例えば、自分の子ども(小学生くらい)が友達にぶたれた(さほどの大事には至ってないが)というようなケースを考えてみましょう。対応しすぎの極端な例としては「すぐに警察に

          vol.76 Q. 問題(トラブル等)の対処がわからないとき、どんなふうに決定していったらいいですか?(自己内対話6)

          vol.75 Q. 2つのどちらかに決定しなくてはならなくて迷う時、何を基準に決めたらいいでしょう?(自己内対話5)

          A. 人生の中では日常の些細なことのように、すぐに決定できることと、考えて考えてどちらを選択するか、かなり迷うということもしばしばです。そんなときどう決めたらいいかという問いですね。 まず、いろいろな方面の検討をして最終的に迷った案、A案、B案があったとしたら、実はどちらを選んでも後悔はないと言えます。それはあなたの知性や理性はどちらを選ぶかはもはやどんぐりの背比べ程度の差しかないことをわかっているから、結果としてはどちらも正解です。また、余力があるなら、AもBも両方トライ

          vol.75 Q. 2つのどちらかに決定しなくてはならなくて迷う時、何を基準に決めたらいいでしょう?(自己内対話5)