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vol.106 Q. 教育システムがなかなか変わっていかないのはどうしてでしょうか?(自己内対話36)
A. 教育システムに限らず、現代社会の社会のサブシステム(政治、経済、教育etc)を根底から変えようとするとそれはとてつもない困難が伴います。
1つ目には、複雑に価値観が入り組んだ構造にあります。例えば戦後の日本の復興のように、焼け野原から再び生活・経済を立ち上げていくシーンなどでは、経済成長をめざす単一モデルに国民のほぼすべてが合意し、モデル化された方向を進みますから、更地から建物を次々に建て
vol.105 Q. 学びの環境を整えるとは?(自己内対話35)
A. これからの学び(”教育”あらため”学び”)の環境とは何でしょうか? どういう状態を意味するのでしょうか?
人間のことを考える前にまずは自然状態においての動物の状況において考察してみます。動物には学校のようなものはありません。たいがいは生まれた親の環境のそばにいて、食べられるもの・狩りの対象などを五感を使って自然と学んでいくわけです。そこに”私は今学んでいるのだ”という自覚さえないかもしれま
vol.104 Q. これから未来の教育はどう変化していくでしょうか?(自己内対話34)
A. これからの教育については、いくつかのシナリオが考えられます。そのうち地球全体での傾向について共通のことを今回、お話します。これも宇宙視座で考えることにより理解がたやすくなります。
まず、大前提として、今、この地球上に生まれ人生を生きているすべての人が学び手であるということ。お互いが、学び手として尊重され、お互いをサポートし合うような学びのシステムがこれから盛んに確立されていきます。
「教
vol.103 Q.生物にはなぜ死があるのですか?(自己内対話33)
A. 「なぜ生があるのか」の対にある問いとして、当然、「なぜ死があるのか」という問いがありますね。自然の造形物(大地や大気・海)などに比べ、生物の寿命は圧倒的に短いわけですが、この理由もワンネス仮説を使うと論理的に理解することができます。
まず、死がなければ、とめどなく続く生命誕生によって、この地球はあっという間に物理空間が埋め尽くされ、身動きが取れない状況になることでしょう。これは、魂が生によ
vol.102 Q. 人はなぜこの地球で生きているのか?(自己内対話32)
A. ここでは、3つの視座からお話してみます。もちろん、すべて仮説なので、あなたのフィット感があれば参考にしてください。
①ワンネスの分霊・分身としてのあなたが学び成長するため。
ワンネスが分かれて、あなたという存在をつくったことを前に説明しました。その仮説によれば、あなたという紛れもなく、あなたしか経験できないあなたを経験したいからワンネスはあなたという存在をつくり、この地球にもたらしています
vol.101 Q. 結果に執着しないとかえって上手くいくとはどういうこと?(自己内対話31)
A. 通常、目標が具体的であればあるほど、その実現可能性は高くなるから、それを目指すといいよというのは聞いたことがあると思います。これは例えば、オリンピック金メダル獲得を目標にするとして、いきなりの金メダルではなく、地方大会優勝、国内大会優勝というようにスモールステップに目標を刻むと徐々に大きな目標に接近できるよという流れですね。現実で起きることをイメージして徐々に近づくアプローチとしてよく知られ
もっとみるvol.100 Q. 願いがあるのになかなか実現しない理由とは?(自己内対話30)
A. 願ってはいるものの、なかなか実現しないというのには、いくつかの理由がありますので、みてみましょう。
①顕在意識では願っているが、潜在意識では望んではいないというケース
頭では、わかっていて、願いを確かに持っているつもりなのだけれど、実は心の底は裏腹な反対や怖れが潜在的にある場合。例えばあなたが有名になりたいという願いが表向きにあったとして、実はそうなった場合に誹謗中傷を受けるのではないか、
vol.99 Q. 迷うとつい正解を求めたくなる自分がいます。どうしたら・・・(自己内対話29)
A. これさえやっておけば正解、うまくいくという世の中であったら、あなたは楽できるかもしれません。しかし、裏を返せば、「それをしなければ正解にならない、生き残れない」という世界であったら、あなたは自由を感じますか?
一般論となりますが、人類の歴史を紐解いていけば、昔ほど、生活はシンプルで、選択肢は少なく、この環境に生まれたらこの方法しか生きる道はないといったことが多かったはずです。教育、進路、職
vol.98 Q. 身の回りに問題が多すぎて、ポジティブな気分になれないとき、どうしたら?(自己内対話28)
A. 問題が山のように降ってくるというような状況、問題Aを処理するとすぐに問題Bが現れたり、同時にいくつもの問題が見えてきてとても対処できないと感じたりという場面が人生にあるかもしれません。
もしかしたら、それはあなたの身近な人の問題であって、あなた自身が深刻になるべき問題ではないかもしれません。あるいは、根本的な対処をしたら問題AもBも同時に消えてしまうようなことがあるかもしれません。
上記
vol.97 Q. 偽(ニセ)ワクワクとは何でしょうか?(自己内対話27)
A. 前回、自分のセンサーが反応する、自分らしい波動となる行動を選択するということについてお話しました。
ただし、そこには注意点があります。
ワクワクした感情ゆえに、それが本当の自分(真正自己)とは波動的にあっていない選択をする場合がありえるので、注意が必要だということです。
これらは、たいがい法的な縛りがあるのですぐわかるのですが、そうでないグレーな領域もあります。例えば、盗みや人を傷つける
vol.96 Q. 苦難以外から、自分の人生の目的を知る方法は?(自己内対話26)
A. 苦難(悲しみ、苦しみ他、ネガティブなこと)があったとき、それがどういうチャレンジであるかという視点で眺めた時に、自分の人生の目的がわかるというお話をしたわけですが、それ以外でももっとポジティブな方法で人生の目的を知る方法はあります。
まず、人生の目的は一つきりではありません。人生経験を積んでいく中で興味・関心が移ったり、自然と環境が変わったりして、目的は次々と変わることも普通です。
現代
vol95 Q. ワンネスが分離した自己と自分の体験にはどういう意味がある?(自己内対話25)
A. あなたがワンネスから分離した存在であるというワンネスのストーリー仮説をあなたの人生モデルとして採用するなら、さらに今まで謎とされてきたことが解き明かされます。
人生に苦難(それはコインの裏表でチャレンジとみることもできます)があったり、達成したい目標・目的はなぜあると感じるのか? その答えもワンネスストーリーの仮説から紐解けます。ワンネスは己をさらに知るために、己を分離し、人間であれば分離
vol.94 Q. ワンネスを知ることのメリットは何でしょうか?(自己内対話24)
A. ワンネスは、ただ全宇宙すべて・森羅万象なんだよということを示しているわけではありません。ワンネスという仮説を人生に取り入れることによって、あなたの日常にとってどんなメリットがあるのでしょう。そのことについてこれから伝えます。
ワンネスそのものは、あなた方をも含んでいるので、その外側から眺めて観察するとことが原理的にできません。はじめもなければ終わりもないわけなので、文字通り人智を超えていま
vol.93 Q. ワンネスとは何ですか?(自己内対話23)
A. ワンネス(Oneness)は、一体感や統合感、全体との調和を感じる心理的な状態を指しますが、しばしば宇宙全体、森羅万象を統合した象徴として語られることがあります。
これからの宇宙交流時代、この概念を理解しておくことはとても大切です。もちろん、ある種の仮説として受け取ればよいわけで、何事も強制はありません。
さて、話はいっきに大きくなりますが、人はその人生において何度も人智を超えた何か大き
vol.92 Q. なぜ人生には、良いときと悪いときがあるのでしょうか?(自己内対話22)
A. こんな例え話をしてみましょうか。あなたは映画館にある映画を観に行きます。はじまったストーリーは、主人公がどこかの砂漠の国の王子として生まれ、何不自由なく育ち、苦労もなく、人生の浮き沈みもなく、そのまま一生を終えるというストーリー。もしこんな映画を観たとしたら、ほとんどの人はつまらなくて途中で映画館を出てしまうかもしれませんね。(笑)
コントラストという言葉があります。真っ白な部屋に真っ白な
vol.91 Q. それぞれが自分ファーストで動いていても世界平和は実現しますか? (自己内対話21)
A. まず、自分ファーストは、自分勝手に傍若無人になんでもしていいという解釈での自分ファーストという意味ではありません。自分の情熱が傾くことでそれを他者に堂々と話しても後ろめたさがなく誇れること(一般には倫理的にも認められるという意味)をするという行為になります。
例えばある人は環境保護活動をしたいと考えるかもしれませんし、ある人は自分の好きな絵を描くことに没頭したいと行動する、ある人はジョギン