vol.102　Q.　人はなぜこの地球で生きているのか？（自己内対話32）

A.　ここでは、３つの視座からお話してみます。もちろん、すべて仮説なので、あなたのフィット感があれば参考にしてください。

①ワンネスの分霊・分身としてのあなたが学び成長するため。
ワンネスが分かれて、あなたという存在をつくったことを前に説明しました。その仮説によれば、あなたという紛れもなく、あなたしか経験できないあなたを経験したいからワンネスはあなたという存在をつくり、この地球にもたらしています。その意味するところは、端的に言えば魂の学びと成長です。それを体験として学ぶために生命体としての肉体を持って、この地球で今学んでいる最中ということになります。これが1つ目の解釈です。

②地球の生態系の大きな循環の一部としてのあなたを生きること
物理的な生命体の体を持つあなたという視座から、お話します。あなたは紛れもなくこの地球に生きる生命であり、呼吸したり食物を摂取したり排泄したり、子孫を残したりという生命活動によって、循環する物質・エネルギー系の一部として存在しています。そして生命活動は、ヒトに限らず、地球に誕生してから今まで、連綿と生まれ、死ぬ。これをただ繰り返しています。そこに意味があると言えばあるし、ないと言えばない。そうした存在の一部としてこの地球の今という時空を生きています。これが２つ目の解釈です。

③幸せになるために生まれた。
あなたが何かをしたいということを、イメージします。それがしたい理由をさかのぼるとある理由があり、さらにさらに・・・・とその理由を深堀していくと、ある結論に達するかと思います。それは幸せになりたいから。そして自分だけ幸せでいればそれでよいかというと、必ず関わる誰かあるいは全人類に思いをはせているかもしれませんが、他者の幸せも願っている自分に気づくと思います。幸せの形は人の数だけありますが、幸せになりたい思いはおそらく全人類が持っていることでしょう。あなたの好きを生きる、生ききる。それが３つ目の解釈です。

あなたなりの解釈や答えを4つ目以降に考えることももちろんできます。その言語化をしていくことは、あなたの人生を深め、味わうのにきっと貢献してくれることでしょう。