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タイ&マレーシア旅 その14

今夜の宿は、ロングラックゲストハウス。ホニャラゲストのツーポンが教えてくれた、日本人宿だ。
バックパッカーの聖地だったカオサンロードも徒歩圏内で、公共交通では少し不便な所ではあるものの、中心部に位置している。
付近は安宿街らしく、ここの他にもホステルが見られ、安く滞在するには結構いい場所かもしれない。


夜は若者が連れ立ってカオサンへと繰り出したこともあり、この日は比較的、落ち着いた雰囲気。
オーナーと少しお話したら、以前は若い大学生で満室続きだったものの、最近はそもそも大学生のバックパッカーが減っているらしい。
コロナもあって、国内だけに目を向けてしまっているのか?そもそも若者の旅離れもあるのかもしれない。
しかし、海外へ行くということは、広い視野・価値観を得ることが出来るのだし、若い人ほどぜひ、海外へ行ってみてほしいな…と思う。
東南アジアであればまだ物価も安いし、多少バイトすれば簡単に行くことが出来る範囲だ。
まあ、僕自身も若いときには海外に行っておらず、今から考えるともっと早い段階で行っておくんだったな~という思いもある。(飛行機嫌いという事情はあったが)


おススメとして聞いた、行けばすぐにわかる!腰が90度曲がったオバちゃんが鍋を振るという、伝説のパッタイ屋さんで夜ご飯を食べる。
さらに、付近をブラブラしてみると、けっこうマッサージ屋さんが多い。
しかも、これまでの街とそんなに値段が変わらないというか、むしろ安いぐらいの1時間250バーツという店が比較的多い。
大都市なら高いと思っていたが、案外そうでもないのだな。
ちょっと内装が豪華なところをチョイスし、フットマッサージでのんびりと過ごす。

しかし、この宿に泊まっているゲストはみんな個性の塊だ。

2週間特に何もせず連泊するという癖の強めなオッチャン。
基本的に外のリビングスペースでだらだらしており、ココの雰囲気が好きで時々来るのだそう。

ドミトリーで相部屋となった長期放浪の若者とは就寝前に話が盛り上がり、夜食を買いにコンビニまで連れ立った。コチラの国では合法になったという、大麻の話にも自然になる。僕はタバコも大麻も興味がないのだが、知らない世界の話はそれはそれで面白い。
なんでも、セブンのチョコアイスとの相性が最高なのだとか。

※大麻はタバコほどの習慣性はないらしく、危険性は寧ろタバコの方が高いということもあるらしい。とはいえ、ジャンキーになってしまう人もいるらしいので、もしも手を出すときはほどほどに…
合法化したものの、急に緩和し過ぎたということか、タイ政府の方針で再規制という話もあるため、最新の情報をチェックは必須。


翌朝は、昨晩カオサンへ旅立っていった若者・・・と思いきや、まさかの同い年だった旅人の出発を見送ることが出来た。
何やら、出国前に複雑な事情を抱えていたらしく、会社の方に気晴らしに行ってこい!と送り出されて、ノープランな旅へと出たとか。
ある意味、人生の途中下車の旅の一幕に出会うことが出来た。

また、ここで話していたら、岐阜から来たということを話すと「いのちの祭り」は行くんですか??と聞かれる。
初耳なその祭り、どうやらヒッピー系のお祭りらしく、12年に1度、盛大に開催されて、今年はまさしくその年。8月末に長野でやるよとのこと。
多分、髭面でまさしく見た目だけは立派なヒッピー風なので、行くと思われたのだろう。
岐阜と長野は隣の県だし、近いと思い込まれているみたい。(実際には僕の住んでいるところから会場まで、まあまあ遠い)
しかしこれもご縁。
実は、9月の初めに旅を計画していたのだが、少々強引ではあるが組み合わせることができる日程。
しかも、知っている地元アーティストの出演まであるし!
ぜひ行ってみることにしよう。
またnoteでもその祭りの様子はご報告します!

ちなみにこんな感じの祭り!↓
興味あるかた、チケット発売終了近いようなので大急ぎで!

話に聞いていたのでは、屋外のテラスなどで夜遅くまでゲスト同士で盛り上がることも多いということだったが、この日はまとまって盛り上がる感じではなかった。それでも、だいたい泊まっていた方とはお話しできた。そういえば久しぶりに日本語で話したなー
長旅の最後だし、こういう緩い感じで締めるのもまたよいだろう。


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