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電子書籍の企画を考える3つのステップ

前回、自己啓発本は定義が曖昧だからこそ、何を書いても良いんだというお話をしました。

今回は、何を書いても良いと言われても困るという方に向けて、具体的に何がポイントで、どんなステップで考えれば良いのかについて書いていきます。

企画を考える3つのステップ

結論から言いますと、企画を考える方法は次の3つのステップで私は考えます。

1.どのジャンルで出版するかを決める
2.どんな悩みにアプローチするかを決める
3.悩み解決のメソッドを考える

3つ目のメソッド化というのが、非常に重要になってきますので後ほど詳しくご紹介します。

【ステップ1】どのジャンルで出版するか?

企画を考える時はまずは、どのジャンルで出版するのかを決めます。

ご自身の事業があれば、その事業に関連もしくはその事業に繋がるようなジャンルを考えます。
特別ご自身の事業や専門知識等がなければ、自己啓発のジャンルがオススメです。

なぜ、自己啓発のジャンルがオススメなのかは前回の記事をご覧ください。

出版するジャンルが決まったら、次のステップに移ります。

【ステップ2】どんな悩みにアプローチするか?

これも前回の記事に書きましたが、本というのは基本的に人の悩みを解決するためのツールになります。

企画を考えるときも、スタート地点はここからになります。

あくまでも本は、悩み解決のためであることを念頭に置いて考えうる悩みを全て書き出しましょう。
100個の悩みを出すつもりで書き出してみてください。

その中から、「この悩みを解決したい」「この悩みは解決できる」というものをピックアップしておきます。
この際に、一貫性のある悩みであると本の内容も一貫性のあるものになるので、読者も読みやすくなりますし本のタイトルも考えやすくなります。

【ステップ3】悩み解決のメソッドを考える

ステップ2で悩みをピックアップしたら、最後に悩み解決のメソッド及びメソッドの名前を考えます。

何度もしつこいようですが、本は問題解決のためのツールです。
実際の問題解決の方法まで、提示してあげましょう。

この時のポイントとして、メソッドに名前をつけましょう。
なぜ、わざわざ名前をつけた方が良いのでしょうか。

具体的な例を交えて考えてみましょう。
分かりやすい大ベストセラーとして、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』があります。

近藤麻理恵さんといえば、ときめき片付け術で一世を風靡したことで有名です。

といったように、〇〇さんといえば、〇〇だよね。となることが非常に重要なのです。

電子書籍を出版する3つの目的の記事でもお伝えした通り、電子書籍はブランディングのためのツールとしても有効です。


その際に、「私といえば、〇〇メソッド」とすることで、分かりやすい名刺代わりになります。

電子書籍の効果を存分に発揮する為には、問題解決のためのメソッドに名前をつけてあげましょう。


ここまで、読んでいただいてありがとうございました!


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