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作物の生育のように、自分の強みを剪定する。あるいはnoteのサンプリング。

佐渡島さんのnote「「欠点」と「弱点」の違いと、それぞれの向き合い方」に触発されて、長所と強みの違いについて知りたくて、調べてみる。

chat GPTは言葉の差の説明が上手い。僕たちの言葉の持っている意味の理解の解像を高くしてくれる。

長所 (Strengths):

「長所」は、個人や物事における良い点や優れた能力を指します。人の性格やスキル、組織やプロジェクトの利点などを示す言葉です。他の人と比較して優れている点や、良い面を強調する場合に使われます。一般的に、ポジティブな特性や能力を指します。

強み (Strengths):

「強み」は、「強い」という意味から派生しています。そのため、「強み」は、「長所」よりも強調された良い点や特性を指す傾向があります。特に、他の人や競合と比較して際立っている優れた点や、個人や組織の中で特に強い能力を表現します。強みは、個人の強みだけでなく、組織やチームの強みも指すことがあります。つまり、「長所」は一般的な良い点や能力を指し、「強み」はその中でも特に際立って強い点や優れた能力を指します。

長所は元々性質や能力として備わっているのもので、組織や集団といった他社がいる状況の中で相対的に長けているもの。あるいは生存戦略の中で訓練され、洗練されたものを強みと呼ぶと理解した。

僕はサッカーが好きだ。最近面白いと思うことがある。J1クラブのジュビロ磐田が好きで、新卒ルーキーの植村選手という若手に注目していて、彼は早稲田大学時代、ボランチを務めていたが、入団後サイドバックへとコンバートされた。元々ボランチは攻守を支える役割を持っている、相手の攻撃を防ぎ、適切なポジショニング、タックル、インターセプトなどからボールを奪取し、正確なショートパスやロングパスなどの使い分けによって、攻撃の決定機を作り出す。

2:46の味方チームのFWへのスルーパスは、針の穴を通すような素晴らしいパスだ。まさにボランチ

彼はサイドバックというポジションにおいて幾つかの長所からパスという武器を強みにしてサイドバックのポジションを確立した。

つまり、重要なことは、長所から強みになることを見極め選び取ることだ。

人生で本当に難しいことは、自分の長所を見つけ、さらにその中から何をスキルとして強みとして伸ばしていくかを選別することなのだろう。

長所と強みは似ている。既に備わっているもの(長所)から、何を武器(強み)として伸ばすのか。それは植物や作物の剪定と似ていて、その形や大きさや長さを感覚として、相対比較ができることが肝要だ。

自分がどのように生きていくのかを考える上で、重要な概念だ。

願わくば、ぼくに強みを識別し、それを受け入れる柔軟さを。

追記:
最近舐達麻というHIP HOPグループにハマり、サンプリングに強い興味を持っている。HIPHOPのサンプリングは、エッセイに置き替えるとどのようなものか。あるいはそんなものが成立しうるのか実験してみた。佐渡島さんの思考をトレースし、自分の関心ごとを調べ、思考するプロセスが面白かった。
佐渡島さんのエッセイのサンプリングによって、ジュビロ磐田の植村選手を例え話にしたけれど、抽象的な話を具体に落とし込むことで、強みの捉え方が、作物の剪定と同じであるという1つの仮説にたどりついた。
これからもコンスタントに文章のサンプリングをすることで、言葉の理解を深めていきたい。



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