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もっと水彩画をがんばる気持ちになったのだよ

今、精神科病院のデイケアに来ているところなのだが、アート仲間の女性から、東京と福岡の2つの公募展(一般の部)に入選したという話を聞いた。

彼女は高校の美術クラスを出ているものの、正直言って絵はうまくない。どちらかというと絵画とイラストの中間のような絵を描く。

西洋絵画に影響されている自分にはあまり興味を覚えないタイプの画風ではあるが、彼女なりの狙いもあるようでオリジナリティーは抜群だ。

どうも僕がスマホのテクノ音源をTuneCoreで世界配信してみたのに触発されたようで、試しに公募展に応募したらしいのだ。そうしたらオリジナリティーが評価されて見事入選!それも2つ。

というようなことを彼女から聞かされて発破をかけられたのだが、最近は水彩画を描くのが、というよりも絵を描くことがご無沙汰になっていた。水彩画教室のモチーフが静物画から風景画に変わり、参考書籍は買ったものの、なかなかやる気が出ない。数学とか俳句とかをデイケアの時間に試そうとして、意識が絵画を描くことから離れていたのもデカいな。

ということで、先程の彼女からは「ヤマモトさんも描いたら、ドンドンと公募展に応募しなよ!」と言われたので、上手くなってからとは考えずに、チャンスを見つけて公募展に応募してみることにした。Xで知り合いの年下のグラフィックデザイナーさんからは「テクニックよりもオリジナリティーが大事」と言われており、それを絵画仲間の彼女が証明した形だ。

父親からも訪問看護師の主任さんからも「絵を中心にがんばれ!」という忠告というかアドバイスを受けているので、いろいろと試してみようという気持ちをぐっと抑えて、意識は水彩画制作に置くことにしたい。もちろん頭も使いたいので数学学習やnoteの執筆、それに俳句もやってみたいが、こっちはデイケアのプログラム代わりのホビーとして取り組むかな?

作家橘玲氏と行動遺伝学者安藤寿康教授の新書「運は遺伝する」によると、いろんなことに手を出さず一つのことに集中することが能力を伸ばす秘訣の一つらしい。

ということで、残りの人生(たぶん20数年)、ド素人ながら絵画制作にせっせと励みながら、目についた公募展に応募して、いつか入賞できたら幸いだなと考えている。


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