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詩20230626-

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詩 20230626-
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#毎日詩を書く

詩:その笑顔

詩:その笑顔

馬鹿な その笑顔
阿呆な その笑顔
キモい その笑顔
寂しい その笑顔
つらい その笑顔
こわい その笑顔
苦しい その笑顔
情けない その笑顔
かなしい その笑顔
つまらない その笑顔
      その笑顔 に祈る
      その笑顔 は優しい
      その笑顔 は楽しい
      その笑顔 は嬉しい
      その笑顔 は面白い
      その笑顔 は美しい
      その笑顔 

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詩:暑中見舞いを出す時 #虎吉の交流部屋初企画

詩:暑中見舞いを出す時 #虎吉の交流部屋初企画

暑中見舞いを出す時 #虎吉の交流部屋初企画

暑中見舞いを書いている

筆ペンで詩をしたためている

この詩はあの人のこころに届くのだろうか

よく手紙や葉書を出す時

郵便屋を疑っているわけではないが

本当に相手のもとに届くのだろうか

すごく心配になってくる

大丈夫だと言い聞かせ

いつもいつも

ポストに恐る恐る入れている

いつまで経っても慣れない

でも出さずにいられない

詩に込め

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詩:SNS

詩:SNS

SNS

SNSって難しい

どんなに柔らかい字体でも

ひどく冷たく感じる時がある

研いだナイフのように

人を簡単に切り殺せる

殺しちゃった時にはとっくに遅いのにね

その字で今度は誰を切り刻む?

詩:寛容になるために -Qwerty様の記事から-

詩:寛容になるために -Qwerty様の記事から-

解説:

この詩は、Qwerty様の記事、

自分の寛容性を客観視する

からインスパイアされて書いた詩です。
詩を読んでくださった方、Qwerty様のすばらしい記事に是非足を運んでみてください。

詩:寛容になるために

どうしてわかってくれないの?

どうしてうまくいかないの?

どうして邪魔をするの?

苛立ちを抑えきれず

思わず人を壊しかける

それは時には愛ゆえとまで言う

だが寛容で

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詩:毎年の盛夏へ #虎吉の交流部屋初企画

詩:毎年の盛夏へ #虎吉の交流部屋初企画

毎年の盛夏へ #虎吉の交流部屋初企画
幾歳月を重ねても
梅雨が明けると
これからの盛夏を想う
山の余花は既に散り
雨上がりの夜空には
花火がしたたる
熱帯夜の記憶

詩に込めた思い:
生きてきて何年たっても梅雨が明けるとこれからの盛夏、真夏のことを思わざるをえません。
余花とは、夏になって若葉の中に咲き残る桜の花を言う言葉です。寒い地域や高い山などに見られるものですが、盛夏になればさすがに花は完全

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