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日常生活動作

「日常生活動作」と言われて何が思いつきますか?
歩く、着替える、髪を整える、、、
などなど色々と想像できると思います。
今回は日常生活動作を紹介します!

日常生活動作ってなに?
しているADL、できるADL
どうやって評価するの?
まとめ

日常生活動作ってなに?

日常生活動作とは
日常生活を送るうえで欠かせない基本的動作
のことです!

英語では、Activities(動作) of Daily(日常) Living(生活)といい、よくADLと略されます。
なにかの病気などで、歩けなくなったりすると、ADLが低下したと表現されます。

ADLには様々な項目が含まれます!
トイレ動作や歩行以外にも、コミュニケーション能力や、記憶力まで、幅広く含まれています。

しているADL、できるADL

では、例えば、階段を3段のぼるだけで息が上がってしまい、休憩を挟む人がいるとします。
この人にとって階段を登ることは、日常的にできていると思いますか?

残念ながら、日常的にできているとは言えません。
ですが、階段昇降もADLの1つです。
なので、病院などでは、ADLを
しているADLとできるADLに分けて考えます!
先程の階段の登りはできるADLになります

しているADLってなにがあるの?
という疑問を持った人もいると思います!
例えば、食事に関してはだれの助けも必要とせず、かなりの時間を要したり、とても疲れたりせず、1人で食べれる場合、これはしているADLになります。
逆に、誰の助けも必要とはしないけど、食事に長時間かかったり、食事の動作でとても疲労してしまう場合、これはできるADLになります。

病気や様々な理由でいままで普通に行っていたことができなくなったり、出来るけどすごく疲れるようになってしまうことがあります。
そこで、ADLをできるものと、しているものにわけて、考えることが大切です。

どうやって評価するの?

病院などで用いられるのは
できるADL= Barthel Index(BI)
しているADL= Functional Independence 
Measure(FIM)

この2つです!

ADLの評価を行うときに、できるできないだけではなく、できなくても、どのくらいの助けを借りれば出来るかが評価のポイントとなります。
上の2つとも、できる、助けを借りれば出来る、できないの3つをさらに細かく段階わけして評価します。

まとめ

今回はADLについて紹介しました。
ADLは病院などに行った時に必ず聞かれます。
もし病院に入院するときなどには、BIやFIMについて、医療従事者にきいてみると面白いかもしれません。

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