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ブクログに載せてる感想たちの一部、長くなったものとか残しておきたいもの
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『自由は死せず』

『自由は死せず』

この小説がずっしり面白くて面白くて、、、
これだから

“史実を基にしたフィクションです”

の一文に虜である

表紙のカバーイラストが素敵すぎて胸をうたれました。まるでこの時点で「自由は死せず」を心から叫んでいるような背中。

若き日の板垣退助、乾猪之助。
ジョン万次郎、と後藤象二郎、、、
山内容堂、吉田東洋、、
そして勤王党の武市半平太、、、

勤王党の武市半平太の動きには『龍馬伝』を思い出し

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九段理江教へ

九段理江教へ

芥川賞受賞をきっかけに興味をもっておりまして
二作読みましたので以下感想つらつら

『School girl』
これ直訳『女生徒』ということでよいのでしょうか
太宰治の『女生徒』のごとく、朝目が覚めたところからその日寝るまでの内面を描く。
これは九段理江さんとしての太宰治『女生徒』の解釈は、一人の女性の内面だけでないということなのかなと。
魔女宅のキキにある考察にあるような、母と娘のどちらも“女生

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イギリス文学の壮大さを知った衝撃

イギリス文学の壮大さを知った衝撃

2000年に新装版として出た岩波少年文庫のナルニア国ものがたりのシリーズを読んでいます
シリーズ全7巻です

1冊読むのに大して時間はかかりません
児童文学であるからか岩波の素晴らしい所業なのか
語り口がやわらかいのでふわふわした気持ちで読みます

ただずっと読み続けるには正直退屈に感じることも否めませんので、私の場合は他の本と同時進行で読んでいます。
ナルニア1作読んで、他の本なにかしら5冊読ん

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門井慶喜さんの歴史小説に狂っている

門井慶喜さんの歴史小説に狂っている

ベタですが、直木賞受賞をきっかけにして
門井慶喜さんの『銀河鉄道の父』を読み、高校国語の教科書で目にしていたはずの「永訣の朝」に涙しました;;;;

そこからずっと門井慶喜さんのファンになり他の歴史小説を読み読み、読み読み、そこそこ読みましたので簡単に自分の興味のあるものだけリストアップ
これからも読みたいものたくさん

■読了■『シュンスケ!』 角川書店 2013.3 (角川文庫 2016.7)

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本と本が繋がること

本と本が繋がること

最近、
『お探し物は図書室まで』青山美智子
を読みました

pocoriさんの感想・レビュー『お探し物は図書室まで』 #ブクログ
https://booklog.jp/users/takeiteasyat/archives/1/4591167984

コミュニティセンター内の図書室の司書である小町さゆりさんが
ダーヴィンの進化論はまだたった150年前、と驚いていて
(“私がんばれば生きてそうだもん

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