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毎年名前の変わる風変わりなギャラリー Gallery1〜8までの美しきクロニクル

神戸の旧居留地。

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海岸通にある古いビル。元英国銀行の回転扉の正面入り口・・・ではなく裏路地の入り口から、

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その裏口から階段を登ると、毎年名前の変わる風変わりなアートギャラリーがあります。

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そのさらに階段を上がった3階の、扉の向こうのさらに奥、まるで隠れ家のようなアトリエを間借りさせてもらって、私は仕立て屋を営んでおりました。

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2階のギャラリーでは週末ともなると夜な夜な芸術家や音楽家たちの宴が繰り広げられ、私はその喧騒を階下に感じながらそこでドレスを仕立てるのです。

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それはまるで、パリの屋根裏部屋に住む芸術家のようで、私はとても気にいっていました。

私はここで8年間仕事をしていましたが、今年2月、アトリエをなくすことが決まり、私はこの場所を離れることになりました。それは若い芸術家の経営者たちが下した、ギャラリーを維持するための決断でした。

ところがこの昨今の疫病の蔓延によって、ギャラリーを維持することが難しくなり、残念ながらこの美しく愛すべき風変わりなギャラリーは惜しまれながら終わりを迎えることとなります。

が、しかし・・・。

この物語の続きはきっとあります。

それを信じて、この稀有なギャラリーのクロニクルを、ここに記しておきます。

居候の仕立て屋が、そっと見つめた美しいギャラリーの日々です。


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Gallery1 2012/04~2013/03

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Gallery2 2013/04~2014/03

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Gallery3 2014/04~2015/03

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Gallery4 2015/04~2016/03

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Gallery5 2016/04~2017/03

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Gallery6 2017/04~2018/03

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Gallery7 2018/04~2019/03

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Gallery8 2019/04~2020/03

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きっと、どこかでつづく。





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スキ!ってしてもらえるとすごく嬉しいです。今日の占いがわりにどうぞ。

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ドレスの仕立て屋タケチヒロミです。 日本各地の布をめぐる「いとへんの旅」を、大学院の研究としてすることになりました! 研究にはお金がかかります💦いただいたサポートはありがたく、研究の旅の費用に使わせていただきます!