#51　寂しいキモチ/エッセイ

こんにちは。
今日は新百合ヶ丘にある珈琲屋ОＢに行ったところ、8月末で閉店することを知り、寂しさを覚える今日です。
珈琲屋 OB 新百合ヶ丘OPA店 （オービー） - 新百合ケ丘/カフェ | 食べログ (tabelog.com)

学生時代から通い続けたこのカフェ。
卒業してからも、新百合ヶ丘に立ち寄る時は、必ずと言っていいほどこのカフェを利用していました。

このカフェはとにかくサイズがでかい。東京エリアだと600円程度で3杯分くらいの量が大きいグラスに入って、テーブルまでやってきます。
(ちなみに、埼玉の店舗では300～500円くらいでビッグなサイズのドリンクが楽しめます。)
近くのテーブルからは、テーマパークの歓声に似たような、「わぁ～！大きい～！」の喜びと驚きの声が聞こえてくると、こちらまで嬉しくなったりするのです。

珈琲屋ОＢはチェーン展開しているので、「他の店舗に行けば？」と思われるかもですが、それは違うのです。
この新百合ヶ丘店が入っているビルの上の階に、ブックオフがあるので、そこで古本を購入し、カフェでゆっくりと本を楽しむ、これが良かったのです。
窓際の席に座り駅を見下ろすと、大道芸の方が一芸を披露していることもあったり。拍手喝采の中に、満面の笑みを浮かべる家族たち。幸せをおすそ分けしていただく様に、窓から眺めてみたり。
大きいアイスティーをチビチビと味わって、小さな幸せが詰まっていた場所でした。

諸行無常と言ってしまえば仕方のないことなのですが、なんとも寂しい。
学生時代にたくさん助けてもらって、有難うの気持ちを込めて、涙とともに、ビッグサイズのアイスティーをぐびぐび飲むのでした。

珈琲屋ОＢ新百合ヶ丘店！
幸せなひとときを、本当にありがとうございました。