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人に嫌われることが怖いと思う人へ

 友達や職場の人など、他人に嫌われることが怖い。そう思う方は少なくないと思います。私も時々「さっきのあれは余計だったかな、不快に思われないかな」と、他人にどう思われるかを気にしてしまうことがあります。

相手のことを気にしているようで、実は自分が傷つきたくないだけ

 これを言ったらどう思われるかな、と気にして身動きが取れなくなってしまう。相手に嫌な思いをさせるぐらいなら自分が我慢すればいい。そうやって解決を図る人もいるでしょう。ですが、これは相手のことを思いやっているように見えて、自分が傷をつかないよう守っているだけなのです

どれだけ推し量っても相手の気持ちはわからない

 常識の範囲内でのある程度の気遣いはもちろん必要ですが、考えすぎてしまうのは逆効果。自分も疲れてしまうし、そういう雰囲気が相手にも自然と伝わってしまいます。どれだけ相手を気遣って取った行動でも、それが相手を傷つけないとは限りません。自分が考えるようには他人は考えていないからです。10人いたら10通りの考え方や感じ方があります。

開き直ることも大切

 かけなくて済む迷惑をかけないように気遣いを意識していれば十分。他人を大切にすることも大切ですが、一番優先すべきは自分。自分が自分を大切にできていない人が、他人を大切にすることはできません。まずはあなたが笑顔でいられるよう意識してみましょう。不必要な我慢はしていませんか?
 たとえ自分の取った言動で相手が不快な思いをしてあなたから離れて行ってしまったとしても、不必要に追いかけたり、つなぎ留めたりする必要はありません。良くないと思ったことについて謝ったら、あとはそれ以上執着しないこと。関係が希薄になってしまったら、相手とは縁がなかっただけのこと。縁があればまたいつかどこかでつながることもあります。

今そばにいてくれる人たちに感謝の気持ちを持とう

 ありのままの自分でいい、と言ってくれる人はどこかに必ずいます。いない、と思っている人はもしかすると「灯台下暗し」のように近くにいるのに見えなくなっているだけかもしれません。今近くにいてくれる人たちのことを思い返してみて、感謝の気持ちを持つことも大切です。その気持ちは巡り巡ってあなたにもかえってきます。

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