タケモトのディープな日常の隙間

くだらない事をつらつらと。 更新はほそぼそと。 しかしながらやる気は満々です。 中身…

タケモトのディープな日常の隙間

くだらない事をつらつらと。 更新はほそぼそと。 しかしながらやる気は満々です。 中身は米粉蒸しパンのお店の店主。 いつかエッセイを書く仕事をしたいと目論む。

最近の記事

#48 感じる、味わう/エッセイ

土曜日の営業後は買い出しで終われてしまうけれど、明日お休みにしているので、今日は営業後のサイクリングを楽しむ。 まだ18時でもこんなに明るいのかと、言葉ではなく実感する。 大学生時代に住んでいた近辺の川沿いを走って、懐かしい日々を回想しながら、夜になりきれていない空と、夏の始まりを感じさせる風に浸る。 (なんというか、幸せだなぁ) 最近は、「幸せ」を細かく言語化するのをやめてみた。 それは思考をやめたとかではなく、幸せを幸せのまま受け止めてみたいと思ったからだ。 言語化

    • #47 生きる権利/エッセイ

      こんにちは。 タケモトです。 時々、亡くなった叔父が送ってくれたメールを見返す。 優しさを含む文章の中には、温かい励ましの言葉が溢れていた。 そして、文章の最後には必ず、【頑張れ】ではなく、【体には気を付けて】の一言。強さの中に繊細さを持ち合わせた彼は、本当の優しさを知っていた人だった、そんな気がする。 だからこそ、優しさと共に誰よりも悩んで考えて、黒い渦の中に飲み込まれてしまい、生きることの権利を一度手放したような、そんな気がしてる。 放棄ではない。手放したのだ。

      • #46 夜のマックからお届けしております/エッセイ

        こんばんは。 夜のマックからお届けしております。 今日は営業後に打ち合わせで、なんだかんだこんな時間になっていました。 なんだかんだこんな時間で、すったもんだしていたらパソコン作業が全くできておらず、とりあえず眠気阻止のためにマックへ。 (あ!久しぶりにnoteを書こう)そんな気持ちがムクムクと湧いてきたので、爽健美茶をお供にして、黙々と書いているわけです。 夜にカフェとかレストランとかに行って、今みたいに作業をするのが好きだったりする。自分だけの時間。誰にも邪魔されな

        • #45 生きる/エッセイ

          こんばんは。 豪雨の隙間から顔を出した綺麗な夜空が空を覆う、現在23時前です。 過去の別のブログにログインをしたところ、2年前のブログが現れた。 内容は「生きるって辛い、人を信じるって難しい」みたいな文で、(2年前の自分は頑張っていたのだなぁ)とふとそんな事を感じた。 過去の自分の葛藤から生まれた言葉が愛おしくなったりして、過去のその瞬間の連続が今を作ってくれているのだなぁ….とも感じる。 変わったところと変わっていないところ。 変わりたくて背伸びをしているところもあっ

        #48 感じる、味わう/エッセイ

          #44 苦い、すっぱい、甘い/エッセイ

          こんばんは。 苦い想い出。 すっぱい想い出。 甘い想い出。 「どうやら想い出には味があるらしい。」 そんな事を子供の時に思ったことを、なんとなく思い出した。 というか、今思うと、この表現を初めに思いついた人ってスゴイ。 想い出に味覚があるとしたら、【想い出シェフ】なるものがいて、 「これはいい酸味の想い出ですねぇー….もう少し苦みも欲しいところ。この想い出、星3つ!!!」 とどこかで見たような料理番組みたいな流れがあったら面白い。 帝国ホテルの中に入る一流レストランみ

          #44 苦い、すっぱい、甘い/エッセイ

          #43 地頭がいい

          こんにちは。 最近、地頭がいいってなんだろう?って話になった。 勉学が出来る頭がいいではなく、地頭。 こういう議論は面白くて、ついつい話に花が咲く。 さて、皆さんにとっては何をもって【地頭がいい】となりますか? 数行の空白が奏でるシンキングタイムは終わったので、前回の話し合いで出た答えがこちら。 ①言語化の能力と、語彙の豊富さ ②思考の解像度の高さ 兼ねそろえて、論理的にスムーズな人というのが、地頭がいいということなのかなと。 漠然とした思考を言語化することって、人間

          #42 突如のもやり

          人生とは不思議だ。 昨日までは晴天の中で過ごしていたのに、今日は雨雲とともに大雨が降るのだから。 天気の様に、気分だってそんなもので。 昨日と今日は異なったりするわけで。 変化があるということが「今を生きる」ことなのであろうが、その気分に振り回されることはあまり好きではなかったりする。 同じ「キブン」でも、紀文のはんぺんなら美味しくて嬉しくなるのだが。 この気分ってやつは、少々厄介である。 この難儀な気分に対して嫌悪感を抱いていた大学生の時期に、感情を殺すトレーニングを

          ♯41 人生と音楽

          人生の節々に音楽を聴いていた。 その音楽に心から癒されていた。 そんな、音楽と私の人生史をまとめてみた。 <幼少期~中学時代> 小学校の元カレの影響でBUMP OF CHICKENと銀杏BOYZにハマる。 天体観測はもちろんのこと、ガラスのブルースやアルエ。ギルドなども好んで聞いていた。繊細なガラス作品の様な歌詞と巧な表現に、すっかりファンになっていた。 特に、「続・くだらない唄」(BUMP OF CHICKEN)は明るい穏やかな音調に対して、歌詞の内容が苦悩と希望を描いた

          #40 サブカル好きが陥る病

          私は病気かもしれない。 ふと、そう思った。 話は遡ると2時間前。 ラップバトルに去年からはまり、一日時間があればラップバトルを漁る日々。 しかし、謎の胸のざわめき。カイジかな?と思うほどのザワザワ感。 YouTubeを検索する指は、勝手にある5文字を検索していた。 そう、「みうらじゅん」。 好きなタイプは?と聞かれると松岡修造かみうらじゅんと答えるほど、彼のカリスマ性が好きなのにも関わらず、なんとラップにハマりすぎて、ずいぶんとご無沙汰していた。 そして、そのご無沙汰は

          #39 型にはまりすぎない人生

          ちょいと前のこと。 炊き出しの休憩中に私がヤンキー座りをしていて、「これが一番落ち着くんですよね~」と放った一言でヤンキーだったのかと思われてしまう(個人的な)プチ事件があった。 ヤンキーからは程遠い人種なのにも関わらず、ヤンキーの残り香を漂わせたのはなぜなのだろうと後で悶々と考え込んだ。 結果的には、家のテーブルがとんでもなく低いため、いつもヤンキー座りをしながらパソコン作業をしていたためであった。家に帰ってから自然体でこの姿勢をとっていて、そこではっとして気が付いた。

          #39 型にはまりすぎない人生

          #38 まめおとおかんと幸せと

          祖母のところに行った帰りに、必ず写真の「まめお」に出会う。駅のホームの立ち食いそばの壁紙。ひっそりと皆んなを見守る「まめお」。 自分でもよく分からないが、この「まめお」がすごく好きで、わざわざまめおのイラストがある停車位置まで行って、まめおと一緒に電車を待つ。 まめおは「立ち食いそば食べたら?」とか言ってこないし、かと言って「今日はどんな感じだった?」と深く聞いてもこない。 ただ笑顔で、無言で、帰りの電車を一緒に待ってくれる。なんだか、そんな稀有な存在のまめおが好きで、昨

          #38 まめおとおかんと幸せと

          #37 苺と袋と、ときどきお水

          近くの八百屋さんが、フードロス対策で無料でお野菜を提供してくれる。 それが本当に有り難く、白菜、ネギ、ニラ、キャベツ、、、、数々の野菜をいただいている。 いつも【フードロスです。ご協力ありがとうございます】と書かれた段ボールの中を見るのが楽しみで、その文章に目をやるたびに、(有難うと言うのはこちらだよなぁ)としみじみする。 そして、今日はなんと真っ赤なあいつ、そう旬の苺が登場した。 ひとつだけ潰れていて、あとは無事であった。今年買ったイチゴといえば、最近ではシロクマくんに乗

          #37 苺と袋と、ときどきお水

          #36 旨味のスパイスはフーフー

          旨味のスパイスというのは、何も調味料の事だけではない。 好きな人たちと食べることや、自然を楽しみながら食べることもスパイスになりうる。また、夜食という背徳感も時には旨味を引き出す。 私は今日、その類でのアイスの旨味のスパイスを発見した。 シロクマくんが食べたくなり、コンビニに走った。 (シロクマさんや、シロクマちゃんは居ないのか)とどうでもいいことを考えながらも、お目当ての白いクマのあいつを発見。にんまりと笑みを浮かべて、いそいそとお家に帰る。 溶けてしまうまでがタイムア

          #36 旨味のスパイスはフーフー

          #35 妹としての使命に気が付いた日

          飽きることなく続く、ラップバトル愛。 DOTOMAから寿君。寿君からミメイ。(きっとミーハー路線を走っている気がする)好きは移ろうものではあるが、ミメイのラップバトルはずっとチェックしている。 彼は玄人ラッパー達にボコボコに言われても、高度なスキルと漢気で立ち向かうところが好きで、観る度に感動している。強い相手と戦う時ほど、スキルフルな韻を踏むのだが、これがまたアツイ。いつか生バトルを観たいものである。 そんな中、そのミメイが審査員を行うDis4uというバトル大会で溝上たん

          #35 妹としての使命に気が付いた日

          #34 アインシュタインとクロックムッシュ

          昨日、クロックムッシュ偏愛に関する投稿をした。 そこで自分の文章を読み返していた時に、ふとした疑問が。 (なぜクロックムッシュの時は、ふっくらとした重厚感のあるパンよりも、多少なりとも厚みはあるが、ペラペラ感のあるパンの方が好きなのだろう)と。 厚みがあるふっくらもちもち食感の食パンだって、たまらなく大好きだ。あの厚みのもちもちのやつに、バターをつけて、大きく口をあけて頬張るまでが美味しさのコツであると思っている。なのになぜだろう、クロックムッシュの時はそこまでの厚さを求め

          #34 アインシュタインとクロックムッシュ

          #33 ドトールクロックムッシュ事件

          一度好きになると、ぞっこんタイプなワタシ。 人でもそうだし、食べ物でもそうだし、筆記用具とかもそうである。 個人的に綺麗に書けるお気に入りのペンでないと嫌で、ノートの字が汚いと破って捨ててもう一度書いたりする。 アニメのアカギにはまっていた時期は、一日に何度も繰り返しアカギを流し続けていて、勉強中もバックミュージックとして採用していた。捗る、捗る。 その偏愛歴の中でも、【ドトールのクロックムッシュ】は愛が重すぎた。 お値段はお手頃価格なのにも関わらず、パンの厚みとハム・チー

          #33 ドトールクロックムッシュ事件