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あなたの身体は誰のもの?

こんにちは!出張専門・全国どこへでも行く整体師、トレーナーの北澤です!

「あなたの身体は誰のものですか?」

こう聞かれたら、あなたはどう答えますか?

「そんなの決まってるでしょ、自分の身体は自分のもの!」

そうです、その通りです。

あなたの身体はあなた自身のものであり、他の誰のものでもありません。

あなたの意思で、筋肉が伸び縮みして関節が曲がったり伸びたりして身体は動きます。誰かに操られているなんてことはありえません。

痛みや痺れといった身体に出る症状もあなたにしかわかりませんし、あなたでしか感じることはできません。
どんなに仲の良い人、家族、例えお医者さんでも全く同じ症状を実感できることはありません。


本来、人には「感覚」と呼ばれる、生まれながらに持つ本能的な能力が備わっています。

「感覚」とは、その人が身体の外や中から受け取ることができる、感じる刺激のことを言います。

よく耳にする、触覚(触る)、嗅覚(嗅ぐ)、味覚(味わう)、聴覚(聞く)、視覚(視る)という五つを「五感」と呼びます。
五感以外にも、固有受容覚前庭覚痛覚といったとても大事な感覚もあります。

この「感覚」というのは、人それぞれであり、人によって全く違います。

トマトが好きで美味しいと感じる人もいれば、酸っぱくて食感がグチャっとして不味いと感じる人もいると思います。寒いや暑いも人によって感じ方が違うはずです。

また、アスリートであれば感覚の差は顕著になります。
身体のちょっとした変化にすぐ気づくことができるほど敏感であり、常に自分の身体に意識を向けています。
まぁアスリートは身体が資本ですから、当然と言えば当然ですね。

これが、個人差、個性であり「感覚」です。
(感覚についてはまた別の機会に詳しく書こうと思います。)


私はこの感覚を『生きる力』『生命力』と考えております。

感覚があることで、身体が正常に、スムーズに機能し、食べ物を美味しく感じたり、美しい景色を見れたり、素晴らしい音楽を聴いたりできるのです。

また、とても大事な痛覚によって、身体の異常、身体からのSOSに気付けるのです。

こういった感覚が鈍る、ズレる、特に痛覚に異常が起こると、身体から発する痛みに気付けず、重大な病気や症状を引き起こす場合もあります。

だからこそ「感覚」というのは生きていく上で、とても大切な欠かせないものであるはずです。

目をつぶる女性の横顔

肩こりがひどくて頭痛が出る、慢性的な腰痛、膝が痛くて歩けない、腕から指先が痺れる、なんかスッキリしなくて調子が悪い‥‥

そういう時にあなたはどうしますか?

おそらく多くの方が、病院へ行きレントゲン検査や血液検査などをして診断を受け、薬や湿布を貰う。
または、整骨院や整体院でマッサージを受けて、家でストレッチしてくださいね〜と言われる。
他にも栄養のある食事をする、ゆっくりお風呂に入りリラックスする方もいると思います。

ほとんどの人がこのような行動をとると思いますが、どれも正解ですべきことだと思います。

ただ、それで改善したり治れば良いですが、病院や整体に行っても全く改善しない人が多くいます。

これは何でだと思いますか?

色々なことが考えられると思いますが、私は、一番は『自分の身体についてわかっていないから』だと思います。

自分の身体なんですから、その不調の原因が何なのかを自分で理解しようと、知ろうと、感じようとしませんか?

いきなり病院や薬に頼る、整体やマッサージへ行く。

そうではなく、「なぜ調子が悪いのか?」、「どうして痛くなったのか?」、「どうすれば良くなるのか?」

病院や整体に行く前に、まず、自分の身体に自分自身で意識を向けてみて下さい。

あなたには『感覚』という『生きる力』『生命力』が備わっているのですから自分で自分の身体を感じてみましょう

ほんのささいなことでも何か気づくことがあるはずです。

もちろん、症状が改善しない、命に関わる緊急性が高い場合などは医者や専門の機関に頼るべきですが。

公園でヨガ

前述したように、あなたの身体はあなたのものです。

身体は替えのきかない、生きていくための資本です。

あなた自身が大切にしなければ、あなたの身体を誰が大切にしてくれますか?

自分の身体の面倒も見れない人に何ができますか?

何度でも言います。

あなたの身体です。

自分の身体に自分で責任を持ち、自分を、自分の感覚を信じて下さい。


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