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個人バスケメディアを立ち上げた想い

普段、映像業界で働いている自分が、
この度、新バスケメディアを立ち上げました。
「BTalks」|START 2020.11.1~
(皆さん、宜しくお願いします)

「個人がメディアを持つ時代」と聞いても、
2年前ならピンと来なかったかもしれません。
なぜなら、
個人でやらずとも発信できる職場があったから。

なのにどうして?

少しだけアツ苦しい想いと、
ぼんやり描いている未来像を書きます。

「知りたい」と「届けたい」の架け橋

2018年からバスケ担当として、
日本代表やBリーグのコンテンツ制作に
情熱を注いできました。
今振り返ると、自分でも引くぐらい。
本当に没頭していました。

しかし今年、状況は変わりました。

担当を外れてしまったんですね。

ただの人事異動といえばそう。
だけど相当ショックで、
高まった熱をどこに注げばいいのか分からない。
表面上は笑っていても
しばらくは"もぬけの殻"状態だったと思います。

「本気でやりたい事に出会った」と言うと
大袈裟かもしれないですが、
まだ創成期のBリーグに貢献できることは
やり甲斐だったし、
自分自身が無我夢中になれたコトを
大切にしたかった
んだと思います。

そして何より、
ファンの方から頂くSNSコメントや、
選手やチームからの感謝の言葉は
本当に励みになりました。
その先に喜んでくれる人がいる事が嬉しくて、
関わった人たちのことを全力で好きになり、
応援したくなったんですね。

自分自身が取材を通じて、
たくさんの魅力を知り好きになったように、
「知りたい」と「届けたい」の想いを
自分がもっと繋げたい、
期待に少しでも応えたいという気持ちが
どんどん強くなっていきました。

そしてそれは、個人メディアだからこそ
出来るスピードと幅が拡がると思ったんです。

裁量と機動力

10年近くメディアに身を置いていた経験から
課題も感じていました。

取材が、人気選手に偏ってしまうコト。

実はバスケの会場に行くと、
推し選手のユニを着たり、
グッズを身につけている方がたくさんいて、
本当に「ファンがいない選手はいない」
ということを実感します。

今では個人やチームがチャンネルを持ち、
選手の魅力が発信される機会が増えました。

しかし、メディアとなると事情は厳しくて、
利益が見込めなければ取材に行くことも、
コンテンツを作ることも容易ではありません。
仮に実現した場合でも、
取材は数字を計算できる人気選手に偏ったり、
単発で終わってしまう事も多いんです。

でも個人メディアなら、最低限の資金があれば
自分の裁量と行動で実現できます。

2年間バスケ界に関わりながら、
個人の熱量と行動力で出来そうなことは、
まだまだ多いだろうなと感じていました。
特に映像コンテンツはスモールスタートで
できる事が多そうです。

あとはどこで、どのように動くか。
そしてお金ですね

取材も撮影も編集も、
コンテンツを作るには必ずお金がかかります。
規模にもよりますが、
今まではとても個人では出せない額でした。

ところがスマホの性能は上がり、
YouTubeの登場で配信も容易になった。
今では数万円あれば、
コンテンツを作り世に出せる時代になりました。
(クオリティ差は出ますが)

この数万円は、
企業にあっても自由に使えるとは限りませんが、
個人なら即決で使う決断ができます。

その決断1つで、コンテンツが生まれるのです。

持続的な取材活動の鍵はコミュニティ

収益性。
会社でも個人でも、
リアルにココの問題をクリアできなければ、
持続的なコンテンツ作りは難しいと思います。

そんな中で5月に立ち上げたコミュニティに、
大きな可能性を感じています。

バスケファンが集う
noteサークル「バスケ愛語り部」には、
現在30人以上のメンバーさんがいて、
ここで頂いた月額費を、
取材に充てさせて頂いています。

楽しみ方は人それぞれで、
プラン内容はこんな感じです⛹️‍♂️

お友達プラン(月額100円)
掲示板のチャットで交流したい方におススメ。
テーマごとに意見交換したり、
会場で撮った写真を共有し合いっこ、
メンバーさんが発信するnoteを
マガジンにまとめたり...
見るだけ専門の人もいます!
ガチ語りプラン(月額300円)
Face to Faceの交流をしたい方におススメ。
上記「お友達プラン」の内容に加え、
月に2回オンライン交流会を実施。
(アーカイブあり)
ディープなコトからくだらないコトまで、
ゆる〜く語り合います。
自分が応援するチーム以外のファンとも
マブダチになれるので、
実際に会場で会えたときの感動は格別。
BTalksプラン(月額800円)
上記2つのプラン内容に加え、
BTalksの取材、制作過程を追えたり、
インタビュー取材をノーカット版で見られる。
普段はカットされる部分や、
インタビュー受け応えの「間」など
映像ならではの表情も覗くことが出来る!

コミュニティがベースにあり、
その中で取材活動を「BTalks」というメディアで
行っているイメージです。
※ちなみにBTalksは「バスケ愛語り部」の名残

バスケ好き、Bリーグ好き、その選手が好き、
色んなファンの方から直接お金を頂きながら、
取材活動を持続的にすることが当面の目標です。

▼メンバーさんの会費で取材したコンテンツ第1弾

ありがたいことに11月に配信した
川崎ブレイブサンダース・熊谷尚也選手の
コンテンツには、多くのコメントを頂きました。

メディアとしてまだまだ認知度が低く、
1本目の配信だったにも関わらず、
反響があったことが本当に嬉しくて、
今後も続けていく励みになりました。

本当に温かいお言葉、ありがとうございます!

見たい、作りたいを自分で叶える未来

まだまだ制作予算やクオリティ、
影響力などは主要メディアに及びませんが
いつの日か、叶えたい未来があります。

それは自分たちが見たい、作りたいを実現する
レギュラー番組の制作に挑戦することです。

先日話題になったこちらの番組は、
宮迫さん、オリラジあっちゃんが
自分たちでお金を出し合い、
自分たちで番組内容を考え、
自分たちで作った新感覚のスタジオshowです。

コンテンツ革命はすでに始まっています。

▼バスケ愛語り部

掘り下げたい週末のゲームを振り返り、
取材したい選手を取材し、
ゲスト出演してほしい選手にオファーする。
制作、準備、全て手作りです。
その過程をサークルで共有しながら、
まるで文化祭のようにワクワクする。

青写真を描きすぎですかね。

そのためには、良い取材を続け、
良いコンテンツを届け、
多くの人に魅力的に思ってもらえるような
コミュニティにします。

ファン同士で横のつながりを作りたい方、
編集前の貴重な選手の声を余す事なく見たい方、
BTalksを応援してくれる方、
お力になってくれる全国の皆さん、

僕は、やります。

ぜひぜひ、
サークルへの加入をお待ちしております!

BTalks 市来 健

▼Youtube

▼Twitter


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頂いたご支援は100%、有り難くBTalksの取材活動費に充てさせて頂きます⛹️‍♂️皆様のおかげでメディア運営が成り立っていることに日々感謝しつつ、今日もどこかで選手を追いかけています🎥