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経営理論・MBAのフレームワークを私生活に使うプロジェクト⑦ 全体のフレームワークを公開!

こんにちは!World One研究所です。

今日は足元作成しているMBA・経営理論を私生活に使う為のフレームワークのまとめをご紹介します!

7つのフレームワーク群

フレームワークは7つのカテゴリーに分けられます。1つ目は市場、つまり生きる道を特定するもの、2つ目はその市場(道)で勝ち残れるかを自分自身の特徴と照らし合わせながら考えるもの。ついでに競争相手についても分析して競争の観点からもやっていけるのかを検討します。3つ目は、ビジネス戦略を決定する(生き方を決める)のに使います。お客さん(相手)を決めてどうやってアプローチするかを検討します。4つ目は製品を決めるということ、つまり自分が価値を生み出すものを決めるということです。5つ目は、それからどうやってお金を得るか、ビジネスモデルを考えるものになります。つまりは、どうやって見返りをもらうかということですね。6つ目は、これらの事がらをどうやって目標として落としていくかを考えます。7つ目はこのゴールに対してどうやって適切なインセンティブ付けしていくかのフレームワークになり、最後はアクションに落としていくことになります。

市場を特定する(生きる道を決める)

まず一つめのフレームワーク群は、ずばり市場を特定する、つまり生きる道を見極める為のフレームワーク群です!

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ここでは、PPMで既存市場と既存製品を見極めながら、若干リスクは高くなりますが新商品や新市場に飛び込んでいくか否かを見極めます。市場を分析する切り口として6R、それを補完するプロダクトライフサイクルを用いて市場を深堀していきます。

当社の成功可否を見極める(向いているか見極める)

次のフレームワーク群は、特定の市場で自らがビジネスを出来るかどうかを見極めていきます。つまり勝てるか否かを分析するフレームワークです。

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3C分析を起点に自らが市場で勝ち抜くことが出来るのかを考えます。主には自分の強み、弱みにスポットを当てていく分析になります。戦略キャンバスで自分の強みを見極めた後に、SWOT分析にそれを反映させます。VIRO分析では、強みを深堀していきます。また、強みと言うのは顧客が求めている価値に直結するわけですが、その価値をどのプロセスで生み出しているのかも確認し、価値に集中できるようにプロセスを見直します。そこに外部環境を分析するPEST分析を加える事で、TOWS分析により何をすべきかの明確化を行います。

ビジネス戦略を決定する(生き方を決める)

ここでは、STPをつかって顧客を絞りこみ、競合がいる中で、どうやって戦っていくかを決定します。

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STPのセグメンテーションで、顧客を様々な分類に分けて、それぞれに求める違った価値観に気づきを見出して、自らが提供できる価値との整合性を見極めます。その上で、ターゲットとマーケティングのアプローチを決めていきます。また、ポーターの基本戦略や、コトラーの競争地位を用いてどのように競合とすみわけしていけば良いかを分析します。

製品を設計する(生み出す価値を決める)

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ここでは、先ほどの当社(当社の強みなどを分析する2つ目のフレームワーク群)と顧客分析(STP分析による3つ目のフレームワーク群)を踏まえ商品設計をします。つまり自分が生み出す価値観を決めます。4Cで商品設計、4Pでこれらをどう売っていくかを決めていきます。顧客へのプロモーションははAIDMやAISCEASで実施します。

ビジネス全体を設計する(活動を設計する)

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こちらでは、ビジネスキャンバスと9セルでビジネス全体の仕組みを考えていきます。これにより商品や価格だけでない部分でのさらなる差別化が可能になります。私生活でいえば自らの活動全体を設計することになります。

目標を立てる

さて、ビジネス全体の設計ができたところで、目標を立てていきます。目指す姿はどこにあって、何をすべき何か?という事を考えます。現状と目指す姿のギャップを認識し、VSPROや7Sの切り口で対策を練っていきます。なお、目指す姿に基づき存続理由や、ビジョン、企業の価値観も作っていきます。

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インセンティブを設定する(やる気を維持する)

最後に、先ほど出てきた目標やそれに至るまでの対応策等に基づいてKGI,KSF,KPIを設定します。目標を設定する際は、BSCの切り口で漏れの内容に検討していきます。また目標設定のルールに基づいて適切な目標設定に仕上げていきます。最後に、行動管理を行う為にPDCAを回して常に改善し続けるような仕組みを設けます。

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終わりに

いかがでしたか?今日はフレームワークの全体像をお話ししました。今後は、フレームワークをそれぞれ詳しくご紹介したいと思います。

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