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経営理論・MBAのフレームワークを私生活に使うプロジェクト⑤ Note・Youtube・電子書籍での戦う道を考える

こんにちは!World One研究所です。

海外有名大学で学ぶような経営理論・MBAのフレームワークをNoteで使ったらどうなるだろうと始めたこのプロジェクト。ビジネスを考える上での基礎は今までに数回繰り返してご説明してきました。

今日は、前回考察したどうやって戦うべきかの理論を踏まえて考えて実践に生かしていければと思います。

今日実践するフレームワーク

今日は経営理論で学ぶフレームワークの内・・・

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「戦い生き方を決める」為のフレームワークの・・・

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「生きる道を決める」フレームワークを使っていきます。

1.つながり

アンゾフのマトリックス/まず今どこで何を出来ているか

アンゾフのマトリクス

アンゾフのマトリクスでは、上記のとおり様々な組み合わせを考慮しますが、まずは、一番リスクが低い既存製品×既存市場に何があるかを考慮していきます。

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著者の場合であれば、小説、Noteでのビジネス関連の有料記事、ノウハウ本、Youtube等の市場が既にある存在するビジネスでやっていこうと思いました。しかし、今思えばノウハウ本くらいしか既存市場はありません。

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そして唯一の既存市場×既存製品にあるKindleについて、深く考察してきます。まず電子書籍市場今後も成長していくことが調査の結果わかりました。もちろん、市場占有率は低いといえますので、これは問題児であると言えます。問題児には積極投資戦略が必要になります。

1.プロダクトライフ

プロダクトライフサイクルでいうと成長期であると言えるでしょう。成長期には、ブランドの確立につとめ市場への浸透を狙う必要があります。

よって一番低リスクである電子書籍の分野には積極投資を行うべきだという事が分かりました。

既存市場×新規製品

アンゾフのマトリクス

アンゾフのマトリクスに戻ります。著者の製品の場合、Youtube、ビジネス関連の有料記事、小説というのは、Kindleよりもリスクが一般的には高い新商品開発にあたることになります。

プロダクトライフでいうとどうでしょうか。Youtubeの閲覧者数が今後も増えるかどうかを考えます。調査によると動画広告市場も増加傾向にあることが判明しました。つまり、著者にとっては比較的リスクが高いですが、積極投資を行い市場浸透を狙う段階にはあるという事が分かります。

それではNoteの有料記事(含む小説)はどうでしょうか?こちらもどうやら利用者は急増しているようです。但し、調査の結果、今後増加するか否かは分からないので、成長期なのか成熟期なのかが見極められないというところがあります。

つまり、著者が注力すべきはまずは電子書籍、次にYoutubeであることが分かりました。

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TOWSによる分析

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さて、電子書籍とYoutubeであることに焦点を絞ったところで、TOWS分析自らの競争優位性として何を伸ばしてよいかを考えます。これには、SWOT分析とPEST分析の両方を使っていきます。SWOT分析では、VIRO分析で強みを弱みを特定しています。

強みと弱みの分析

強み弱みは以下の通りです。

11強みと弱み

強みは以下の通りです。

11強みと弱み2VIRO

これらの強みと弱みに対してPEST分析を実施していきます。

環境分析

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PESTは、政治、経済、社会、テクノロジーを分析します。4つの視点を用いて、自らの強みと弱みが、今後優位に働くのか不利になるのかを分析します。複数の強み、弱みがある場合はこれらをそれぞれ分析します。尚、PEST分析はSWOT分析と組み合わせTOWSを行うことで総合的な分析が可能になります。PEST分析をする為には、市場をある程度決めていることが前提となります。アンゾフのマトリックス、PPM、プロダクトライフサイクルと用いて市場を決めます。

強みと弱みを分析する

但し今回は、非常にばっくりとした定性判断になりますので、Youtubeも電子書籍も同じ枠に入れて分析します。

2.強みのPEST

まず電子書籍についてですが、語学が堪能であるという事は、一つの強みと言えます。旅行ができない今、日本でしか入手できない情報は海外からの需要は高まると思います。但し、言語は簡単に翻訳されてしまう時代がくるのでその点はネガティブです。また、プログラミングを使えるという点は、電子書籍を作る側としてスキルとしては役に立ちますが、コンテンツとして発信できるまでの知識がないので、社会・経済的に需要が高まってもその恩恵を受けることが出来ません。今後、社会・経済的に電子書籍の存在感が高まることを考えるとADOBEを所有していることは追い風です。法則のデータベースを所有することは効率的に本を書くという意味では有効ですが、今後簡単にノウハウが手に入ることを考えるとネガティブ要素もあると言えます。

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弱みは、時間がない、細かい作業が苦手という点は、ITの進歩により効率化できるようになると思います。しかし、その他は今後どうなるかについては分析が難しくN/Aにしています。

強み・弱みから見えるもの

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TOWSからすると、強みを最大化する領域にあるのは、①日本にしかない情報を海外に発信し、②プログラミングで制作を極力効率化し、③データベースからつくる本を、④ADOBEの機能を最大限に生かし電子書籍を書き続ける事が大事であることが分かりました。弱みからは、時間がない、細かい作業というのは①ITを最大限に生かして効率化する事で弱点を補強が出来る様にします。②投資できる資金がないという弱みについてはサラリーマンとして今後給料は徐々に増えていくことを考えると投資金額を増やしていきます。

終わりに

本日は、電子書籍、Youtubeに注力すべきであることが分かりました。また、その際に、今ある資源を最大限に生かしITを活用しながら効率的に運用していくべきであることが分かりました。みなさんも是非、経営理論を私生活に使ってみてください。


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