見出し画像

【参加レポート】JBUG 東京#11 盛夏のLT大会 〜もう秋じゃねえか!遅くなってごめんなさい〜

はい、まず先に謝ります。

この参加レポート、いつのイベントかというと、2019年8月6日のJBUG 東京運営主催のJBUG 東京 #11 盛夏のLT大会のものです。そうです、1ヶ月以上遅れての投稿です。

盛夏っていうか、もう秋ですよね。

ちなみに「JBUG 東京」ってのはヌーラボさんが提供しているサービス「Backlog」のユーザーコミュニティ、 JBUG(Japan Backlog User Group) の東京エリアです。

上記のconpassのページ見てもらったら分かりますが、東京だけでなく沖縄、広島、岡山、神戸、福岡など全国でコミュニティがあり日々イベント開かれてます。この全国に根付かれてる感じ、本当に凄いですよね。

で、通常は会ごとにテーマがあって、登壇者がいて、そのあと懇親会があって、といったいわゆるノーマルな学びの場、交流の場なわけですが、今回、私が参加してきたのは「LT大会」ということで少々異なります。大会ということで優勝者が存在する、いわば「闘い」です。

登壇者は7名。各登壇者がそれぞれオリジナルのテーマで10分ずつ登壇し、その後sli.doを用いて各登壇者への投票。最終的に誰が一番いいねが多いかで優勝者が決まるというシステムです。そして、優勝者にはヌーラボさんが作成されたプロジェクト管理が学べるボードゲーム「プロジェクト テーマパーク」がいただけるという何とも豪華な会で登壇者の皆さんは気合たっぷりでバチバチものでした。

先に言っておきますが、私はこのLT大会では登壇していません。登壇したのは弊社の敏腕ディレクターの水野というスタッフです。

参加のきっかけはとあるslackでのやりとりからなんですが、

画像1

と、彼女が快く引き受けてくれたので、私はこれは見守らねばということで、ブログ枠で一参加者として参加させてもらったというのが経緯です。
(その上で、ブログ投稿を1ヶ月待たせるという大失態をしたわけです)

参加者全員の自己紹介からスタート

さあ、登壇!とその前に最初に参加者全員による一言自己紹介の時間がありました。これ、数十人規模でやるイベントにしては珍しいなと思いました。これもプロジェクトマネジメントに長けている方々が運営しているからこその相互理解の大切さが現れているのかもしれませんね。

ちなみに私はこの場でコーラを床にぶちまけるという大失態をするわけですが、その際に駆けつけてくれた運営スタッフの皆さんの動きが速いこと速いこと。申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいでした。

そんなこんなでLT大会スタート!

LT1.ギルド集団DAKARA生まれたプロマネ術 PRLT 佐伯様、内村様

画像2

一発目がこのお二人で本当に良かった!
冒頭にてお二人から参加者の皆さんへお願いがあり、

<合いの手ルール>
・良い発言の時は「よっ!!!」
・つっこみポイント「むっ!!!」

こちらのおかげで一発目から会場が凄く盛り上がりましたし、ほぐれましたね。

登壇されたスライドはこちらなんですが、PRLTという組織が異なる所属のメンバーが集まって形成されている(ギルド集団)ということで、その場合チームビルディングって本当に難しいよね、だからこんな工夫してみました!そしてその時フロー任される側としてはこんな気持ちなんです!というお話でした。

以下、箇条書きで恐縮なんですが、工夫の数々です。(詳細はスライドで)

工夫1
Slackフル活用、チャンネルの工夫
・相談用と雑談用(ごにょごにょ、って名前で気軽さアップ)
→状況共有しやすい環境を構築する
工夫2
ほめ文化の醸成
→褒めるためのチャンネル(そのためだけのチャンネルっていいですよね)
工夫3
ふんわりだけど楽しい役割決め
→自ら生んだ役割=やらされ感なし!(大事なのは主体性)
工夫4
クリエイティブの手を抜かない
→Tシャツとかー(これは欲しくなるクオリティーでした)
工夫5
打ち上げ×MTG
→打ち上げタイムを活用(こうすることで日程調整もできて一石二鳥)

まさに「チームビルディングの神は、細部にこそ宿る!」なわけですね。
かなり割愛してますが詳しくはスライドご覧ください!

LT2.Backlogを業務に定着させるまで悪戦苦闘した半年間 鍋島理人様

画像3

鍋島さんはギリギリまで資料ができていない!とおっしゃっていましたが、登壇を聞いているとまあクオリティ高いw 場数が違うな、とつくづく思いました。

テーマはBacklogの定着。もともとヌーラボにいらっしゃって現在はコンサルをされているということで非常に興味深いテーマ。現在Backlogを使用されている方はもちろん、これから何かプロジェクト管理ツール検討している方にも聞いていただきたい内容でした。

過去のプロジェクトの振り返りの中でたどり着いた定着させるための戦略の一部がこちら、

画像4

画像5

画像6

しっかりルールを決めて→一定期間はガチで見張る→1つ1つの行動においてクセになるようにする。これによって、

成果としてはBacklogの課題数2倍、コメント3倍に

となったとのことです。その上でその全てのやりとりが記録に残るようになった、ということでなかなかのインパクトですね。地道ではありますが、こういった取り組みが定着には不可欠だということかと。

LT3.コトバから紐解くプロジェクトマネジメント short Ver. たかく しゅういち様

画像7

たかくさんの登壇は文学的というか哲学的というか、少し異なる視点からのプロジェクトマネジメントについてでした。「コトバ」にフォーカスしています。

<スライド内に登場した人物>
・池田敏夫
・赤井誠
・ジョージ・パットン
・モンキー・D・ルフィ
・矢口蘭堂

これらの方々の「コトバ」にフォーカスし、まさにプロジェクトマネジメントの真髄という部分の解説をしていただきました。

ここにそのコトバ達を私が書いてしまうと薄っぺらくなってしまいますのでこちらも詳しくは上記スライドでご確認ください!

LT4.非エンジニアがフルリモートエンジニアチームをマネジメントしてたら母になった話 mzn様

画像8

そして弊社ディレクターの番に。
LTとして人前で話すのは社外だと初めてと言ってましたが、初めてとは決して思えない話しっぷりでした。

内容としては、

1.複数のプロジェクトがここ最近増えてきた!
2.エンジニアの大半はリモートエンジニア
 →どんどん増えていく
 →どんどん増えていく(おかげさまで採用が順調なこともあり)
3.でもディレクターは1名のみ(9月から増えたんですけどね)
 →しかも非エンジニアなのでどこまで共通の話ができているのか不安。
という中で試行錯誤を繰り返し、プロジェクトをマネジメントしていくと、「母」になりました。

という話。

これが非常にブログに書きづらい内容でして、、、w
つまりは、、、いろいろあるんすよ。私も非エンジニアでプロダクトに関わっている身なので凄く共感だらけの内容でした。

そこで彼女が実践したのは、

1.共通言語を持つために独学サイトで勉強しまくった!
(Progate、ドットインストール、paizaなど)
→「頑張ってんじゃん」と信頼ゲット!

2.行動を共にし、同じ時間を過ごす割合を増やした!
一緒にランチ、ダーツ、ビリヤード、カラオケ、甘いもの食べる、1on1(上司・部下じゃないけど)もした。
→心理的な距離を縮めることに成功!

3.Slackのエンジニア関連9割フォロー。Backlogの更新は全てSlackに流して全てチェック!
→困ったらまずは聞く相手として認識されるようになった!

4.最終的には合宿も企画し、やり切った!
→非日常的なところで時間を過ごす、一緒にご飯を食べる、お酒を飲む、語り合う、普段がリモートだからこそのオフラインイベントが見事にハマった!

その結果、、、

画像9

弊社CTOから「エンジニアの母」認定!!

<まとめ>
地道なオフラインコミュニケーションが一番大事!!!

画像13

LT5.「ビジネス動画」製作サービスの基盤 Yasukouchi様

画像10

なんと2009年からBacklogを使っているとのこと!Backlogについてはもちろん、プロジェクトについての酸いも甘いも知ってそうですね。

業務の一連の流れが全てBacklogと結びついており、

画像14

(これは確かにプロジェクト管理の塊、Backlogとの親和性が非常に高い)

例えばSalesforceで案件を作成したら、自動的にBacklogに課題が生成され(連携)、動画ができたらチャットワークで納品用URLが飛んできて、とかなり1つ1つ細かなところまで設計している様子を見させていただきました。
(スライドが生々しいものだったので写真撮ってません!すみません!)

今後は社内だけでなく「お客様とのプロジェクト進捗管理」に使用していきたいとのことで、確かにBacklogだとアカウントの管理もしっかりできるので社内やパートナーと使うだけでなくお客様とのコミュニケーションで使用していくというのも良いですよね。

最後にYasukouchi様からBacklogさんへのメッセージ
「メール連携してほしい!!」

とのことですのでぜひともご検討ください!!

LT6.Backlogの使用経験と中国におけるプロジェクトマネージメントツール事情 MannyQian様

画像11

中国!!非常に興味ある内容です。(なんと入社1ヶ月でLT登壇!)

ご存知の通り、中国では使えないwebサービスが多く(youtube、インスタ、facebookなど)、ITは発達しつつもユーザーはその恩恵を十分に受けれないことも多々あるとのこと。

そんな中、ご自身のビザ取得をBacklogで管理して無事取得!!業務効率化を身を以て体験したことが今回の登壇内容を考えるきっかけになったとのこと。

<考えたこと>
・プロジェクトマネジメントツールは中国では少ない「何使ってる??」
→中国ではWeChat、Ding Talk 、、、、エクセル。
→この3つは連携していない、、実際には管理できてない?

画像16

なぜ、プロジェクトマネジメントツールが使われていないのか?
→答え、、、ブログに書きづらいですが、、

画像15

などが挙げられていました。

じゃあ、今後はどうなるの?
→良い方向へ向かっている、とのことです!

画像17


Backlog、中国進出か!!乞うご期待!!

LT7.新任コミュニティマネージャーの気持ち Taniyama様

画像12

JBUGはこうなってきたい!という熱い想いをストレートに語っていただきました!

とにかく参加者全員が仲良く純粋に楽しむ!これが全て。
楽しい、役に立った、となれば自然に広がっていく!
Backlogが好きだ!となってもらうことが大切。
合言葉はWe are the world

いいですね!確かに運営スタッフ、参加者の皆さん終始笑顔であたたかい雰囲気でした!そういった中で学ぶからこそ身に付き、さらにその身に付いたことをまた他の人にシェアするという文化が生まれていっているのかもしれませんね。

コミュニティ開催実績

画像18

何度見ても凄い、、、
京都、東北、四国で今後やってみたいとのこと、会場提供、未開催エリアでのJBUGリーダーをやりたい人募集中とのことですので我こそはという方は以下のアカウントまでご連絡ください!!

<TaniyamaさんのTwitterアカウント>
@shoki_taniyama
※フォローも絶賛募集中とのこと

結果発表!!!!

7名のLTが終了し、誰が優勝なのか、緊張が高まる中、、、sli.doの画面を見てみると、、、

スクリーンショット 2019-08-06 21.24.38

お?

おお!!!

弊社ディレクター水野さんやりましたよ!!!

堂々とした発表ぶりももちろんなんですが、やはり、実体験を通して、本気で悩み、どうにかしようと取り組み、改善し、中にはもちろん失敗もあった中で諦めずにやり切ったこと、それをありのまま想いを乗せて発表したことが参加者の皆さんの心を動かしたんだと思っています。まさに熱量に勝るものはない。

スクリーンショット 2019-09-16 12.11.23

社内のみんなも大喜び!私も大喜び!

賞品としていただいたプロジェクトテーマパークは9月に入社したディレクターの皆さんと一緒に楽しく学ぶために使わせていただくとのことです!

最後に

かなりざっくりしたまとめでしたが、当日のツイートの様子を確認したい方は以下から確認できますので是非ともご覧ください!


あと、弊社ではまだまだ全方位採用強化中です!
ディレクター、PMに限らず、どんな会社なのかご興味ある方はいつでもご連絡ください!



この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?