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「幽鬼の街」小樽を歩く、のこと

大学2年生のとき、北海道文学の授業で小樽ゆかりの作家・伊藤整の小説「幽鬼の街」と出会いました。その物語をもとに、大学4年生のときに履修したGISの授業で、小樽にてフィールドワークを行いその結果を成果物としてまとめたのが、ESRI社が提供するWebアプリケーションを用いて作成した〈「幽鬼の街」小樽を歩く〉というストーリーマップです。

そして今回、このストーリーマップを中心に、市立小樽文学館・小樽市総合博物館本館・運河館の3館共同企画として、展覧会が開催されることになりました。
(文学館&博物館の共同企画展示は初だそうです!)

ストーリーマップでめぐる伊藤整の「幽鬼の街」展のチラシ画像(おもて)
ストーリーマップでめぐる伊藤整の「幽鬼の街」展のチラシ

日 程:2024年8月10日(土)~10月20日(日)
    ※休館日は各施設に準じる
入館料:文学館・一般300円ほか
    博物館本館・一般400円ほか
    博物館運河館・一般300円ほか
    博物館共通券・一般500円ほか
    ※詳しくはHP等をご確認ください

さらに、8月10日(土)~11月12日(火)の期間中、似鳥美術館1階のショップエリア(入場無料)では「幽鬼の街」展関連企画として〈ザ・バンカー 拓銀時代の多喜二〉も開催されます。

関連事業では、博物館ゼミナール小樽学「よむ・めぐる・つながる―地図で見つめる小樽の歴史と文学」にて、8月17日(土)、24日(土)、31日(土)のいずれも13:30~15:00に講演会があります。※予約不要
私はそのうちの1週目の8月17日(土)を担当し、作成したストーリーマップについてお話しつつ、「幽鬼の街」のおもしろさを皆さんにご紹介できたらと思っています。
文学館でも座談会「今、幽鬼の街に歩み入るとき――世代を超えた共同アプローチ」が9月22日(日)16:30~18:30に開催されます。※要予約
その他、文学散歩やミュージアムラウンジなど、「幽鬼の街」や小樽の街を知って楽しむイベントが盛りだくさんです。

私も期間中、微力ながらnoteや各種SNSで発信しながら、盛り上げられたらいいなと思っております。
ぜひご高覧ください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます