たけ

坂が気になる大学院生。旺盛すぎる好奇心と抜群の判断力が長所で短所。 https://l…

たけ

坂が気になる大学院生。旺盛すぎる好奇心と抜群の判断力が長所で短所。 https://linktr.ee/take132_

マガジン

  • 坂が気になる大学院生【小樽編】

    文学作品×GISの試みとして作成したストーリーマップ〈「幽鬼の街」小樽を歩く〉にまつわるあれやこれをまとめました。

  • #文系大学院生のあれやこれ

    ある日、講義棟のエレベーターで「大学院、楽しいですか?」と声をかけられたことがきっかけで書いてみようと思ったあれやこれ。 自分は「“文系”大学院生」なのか……?という自問自答も含みつつ、「大学院に進んでどうよ」とか、決してラクではないけれど「なにがどう楽しいのか」みたいな参考になるのかならないのか、そんな記事たち。

  • #文系大学院生のゆる3行日記

    アカデミックライティングが苦手な文系大学院生によるポップな文章をさらにお手軽な分量にしてゆるっと3行に書き留めています。 気が向いたときに更新。

最近の記事

  • 固定された記事

「幽鬼の街」小樽を歩く、のこと

大学2年生のとき、北海道文学の授業で小樽ゆかりの作家・伊藤整の小説「幽鬼の街」と出会いました。その物語をもとに、大学4年生のときに履修したGISの授業で、小樽にてフィールドワークを行いその結果を成果物としてまとめたのが、ESRI社が提供するWebアプリケーションを用いて作成した〈「幽鬼の街」小樽を歩く〉というストーリーマップです。 そして今回、このストーリーマップを中心に、市立小樽文学館・小樽市総合博物館本館・運河館の3館共同企画として、展覧会が開催されることになりました。

    • 【展覧会感想】市立小樽文学館「幽鬼の街」展行ってきた

      はじめに8月10日からはじまった〈ストーリーマップでめぐる「幽鬼の街」展〉の感想文です。 こちらは、市立小樽文学館・小樽市立総合博物館本館・運河館の3館合同企画展です。詳細は以下の記事をご確認いただけますと幸いです。 共通タイトルは〈ストーリーマップでめぐる伊藤整の「幽鬼の街」展〉ですが、3館それぞれに個別の展示タイトルがあります。 文学館〈原作と地図で探索する時空の迷宮・小樽〉 博物館本館〈幽鬼の街・小樽とその時代を歩く〉 運河館〈小樽の今昔風景〉 そして、今回

      • 大学3年生なら、優秀卒業研究賞の表彰式に行ってみるといい

        先日、学部の優秀卒業研究賞の表彰式があると聞きつけ、こっそり参加してきました。受賞したどの分野のテーマも自分の興味関心がしっかりあって、しかもみなさん受賞スピーチがものすごく素敵でした。 毎年、最優秀賞の受賞者は記念発表がありますが、堂々としていて、パワポの見せ方も上手で私も勉強になりました。 おそらく学部生には開催のお知らせが入っていたかと思われますが、受賞者以外の学生が見当たらず。自分も学部1~3年生の頃はコロナ禍で表彰式や記念発表が中止になりましたが、参加できていたら

        • 3行日記|20240307|時々すごい雪

          デスクにあった書類の山をやっつけた代わりに、小さな観葉植物をふたつ買ってきて置いてみました。同室の先輩が海外に行っている間、代わりにお世話していた子たちにすっかり心癒されてしまったのです。 植物を上手に育てられたためしがないけれど、一緒に大きくなろうぜって感じです。

        • 固定された記事

        「幽鬼の街」小樽を歩く、のこと

        マガジン

        • 坂が気になる大学院生【小樽編】
          2本
        • #文系大学院生のあれやこれ
          7本
        • #文系大学院生のゆる3行日記
          2本

        記事

          辞書を古本で買ったわけ

          大学院の修士課程1年目が終わり、春休みに入りました。 講義がなくなると途端に曜日感覚がなくなり、ちまちまアルバイトをしながら自分の研究を進めてみたり、停滞させてみたりの日々です。 そのなかで、春休み中に考えておかなければならないのが来年度の履修について。 学部生の頃は、4月に入ってからゆるゆるシラバスと時間割を眺めて必修から埋めて、次に興味ある授業をピックアップしていき、それらの曜日時限が重複していないかを確認して履修登録といった流れでした。 しかし、大学院に進んでからは

          辞書を古本で買ったわけ

          3行日記|20240301|くもり時々雪

          前日に見た映画から、調査対象地に住む方々と研究者の関係に思いをはせていたら、ポッドキャストでちょうど宮本常一の話題が出てきました。 フィールドワークをする上での心がけ、忘れてはいけない自分の立場、等々。そんなことを思いながらデスクに向かって翻刻する午後でした。

          3行日記|20240301|くもり時々雪

          3行日記|20240229|たぶん晴れ

          当日中に見なければならない祭礼研究の映像作品があったので(トータル7時間)、見終わったら大学に行こうと思っていましたが、1本目の途中で外出をあきらめました(軟弱)。作品は大変面白かったので、そのうちnoteで紹介できたらと思います。 外付けのブルーレイドライブあったはずなんだけど、どこにやったかな。

          3行日記|20240229|たぶん晴れ

          3行日記|20240224|晴れのち雪

          今日は3日ぶりに院生室に出没。守衛さんが暖房入れておいてくれていたので、ありがた暖かかったです。 来年度履修する授業を決めて論文を読んでいる間、雪が降っていました。

          3行日記|20240224|晴れのち雪

          今年やりたい10のこと(文系大学院生の場合)

          「今年やりたい10のこと」と聞いて、新しいバイトのこととか、修論書かなきゃとか、あれこれ挙げてみたら「今年やらなきゃいけないこと?」とふと思ったけれど、別に誰に強制されているわけでもないから「やりたいこと」カテゴリーでいいのかと思ったり。難しいものです。 (しかも、やりたいこと10個も思い浮かばなかった……!) 1.髪を好きな色に染める 通っている美容院では、誕生月だとメニューが半額になります。大変ありがたい。 昨年も誕生月にはメニューマシマシで全頭ブリーチしてもらって頭

          今年やりたい10のこと(文系大学院生の場合)

          note書き初め2024(文系大学院生の場合)

          2024年がスタートしてもう1週間経とうとしています。 年末年始、大学が完全休業期間に入った間は、寝て起きて食べて寝てみたいな生活をし、休業期間明けてからは、またちょっと院生室に行って文献整理してみたりしておりました。今日はお休みです。 久しぶりの院生室は凍えるほど寒いに違いないと思っていましたが、ほんのり暖かくて命拾いしました。もしかして、行くよって申請していた日は予め暖房入れてくれていたりしたのかしら、どうかしら。 とはいえ、デスクが完全に冷気を帯びている……! 机に向

          note書き初め2024(文系大学院生の場合)

          エレベーターで「大学院、楽しいですか?」と聞かれた話

          ある日の夕方、帰路につく学部生の波を逆流しながら、大学院の講義を受けるため、講義棟のエレベーター前まで辿りつきました。 自分が大学構内にいることを示すプレートを裏返し(そういえば、あのアレってなんていうんだろうと思って「出席 プレート 裏返す」で検索したら「回転ネーム表示盤」とか「回転標示盤」とかいうんですね)、エレベーターの扉が開いたところに滑り込みました。 講義が始まる5分前に着けたことに、ギリギリでいつも生きていたい系大学院生としてはホッとしつつ、院生室がある階のボタン

          エレベーターで「大学院、楽しいですか?」と聞かれた話

          飛行機が好きなインドア大学院生のこと

          見出し画像は飛行機の窓からの景色。 今回のフィールドワーク帰りの便です。この2秒後に雲の中に入っていきました。 飛行機に乗るのは好きです。 聞いた話によると、私が初めて飛行機に乗ったのは生後何ヶ月だかの頃。それはちょっと記憶にありませんが、最新の搭乗は3日前のこと。 今回お世話になったのは日本航空さん。ほぼ満席でしたが、お隣の方と、そのお連れ様とも良いコミュニケーションができて素敵な空の旅でした。 なんてったってスカイタイム美味。いまの「ももとぶどう味」も大好きですが、小

          飛行機が好きなインドア大学院生のこと

          フィールドワークする大学院生のこと

          アウトドア派かインドア派かと聞かれれば、私は120%インドア要素で構成されていると思うのだけれども、実はフィールドワークするひとです。 フィールドワークとは、現地調査とも言って、自らの研究テーマに即した対象地に、実際に赴いて行う調査方法です。 家のすぐそばでできることもあれば、飛行機に乗って遠く離れた土地に向かうこともあるわけで。外界に対してとってもアクティブというか、エネルギッシュな調査の手法だと思います。 私の普段の省エネモード全開な性質を知っている人にとっては、私と

          フィールドワークする大学院生のこと