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協調性と社交性の違い

おはようございます!

熊谷さんの「障害は少数者と社会のずれ」
の話を続けたいと思います。

先日は、社会そのものが
マジョリティではなくなり、
狭くなり、細切れになって、
少数化しているのではないかと書きました。

社会が細分化していくこと自体は
良くも悪くもないと思います。
問題があるとすると、
細分化された集団は、
ややもすると排他性を持つことでしょう。

自分の好みや主張を述べている
くらいなら良いのですが、
気が付くと他人の好みや主張を
否定してしまうこともあります。

○○主義や○○イズムというものは
排他性を内包する危うさがあります。
そして、自分たちが「正しい」という考え
にまで至ってしまうと
「正しさ」がリミッターの外れた
暴力的な排除性を発揮することがあります。

皆が少数者となり
排除しあう姿は避けたいものです。

森毅という京都大学の数学者は
言ったそうです。
協調性とは
ひとつの文化にどう溶け込むかであり、
社交性とは
異文化とどう付き合うかであると。

日本人は協調性に長けていると言われます。
しかし、社交性をもう少し練習してみるのも
悪くない。

それは、
海外においてということだけではなく、
国内においてもより大切でしょう。

今日もよろしくお願いします。

安島

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