高齢者とはどういう人か？

おはようございます。

お年寄りは身体が弱っています。

歩くのが遅かったり、
腰が曲がっていたり、
休み休みでないと歩けなかったり、
杖をついたり、車いすを使ったり。

大変だなあと思って、時々、
席を譲ったり、横断歩道で手伝ったり
していました。

ところが最近私自身が歳を重ね、
身体のあちらこちらに不具合が出始めました。

そして分かったのは、
大変なのではなく、
痛いということです。

ゆっくりしか動けないのは、痛いからです。
腰を曲げるのは痛みが和らぐからです。

痛いと痛さに気を取られ、
ものを考えたり、仕事をするのも甘くなります。

かなり切実だと知りました。
その立場に立たないと、
当たり前のことに気が付かないものです。

ついでに言うと、高齢者は
色恋沙汰の話題とは縁がなさそうですが、
そんなことはありません。

高齢者は皆、若い時代があったのです。
色恋沙汰を経験しているわけです。
人によっては百戦錬磨です。

ですから、今の若い人がやっていることなど、
すべてお見通しなのです。

顔をみれば陰で何をやっているかなど
簡単に想像がつきます。
自分たちがやってきたことなのですから。

お爺さん、お婆さんを甘く見てはいけません。

今日もよろしくお願いします。