見出し画像

子供の発達障害(自閉スペクトラム症)小学校入学前までの検査結果について

実は私が一番書きたい事は子供の発達障害(自閉スペクトラム症)についてです。そもそも障害と呼ぶ事自体が好きではないのですが、世間一般でそういわれているので、分かりやすくそのように書かせて頂きます。

1番最初の発達検査は3歳4ケ月の際、「何かが違う」と感じ、保健師さん相談の元、児童相談所の心理士さんに発達検査をしてもらいました。新版K式発達検査2001と言うもので結果は以下の通りです。


認知適応78で小学校では普通学級では難しいと言われる範囲の知的障害児のボーダーラインですと言われました。

2回目の検査は、主人の転勤のため違う病院(その地方の中心都市の一番大きな大学病院)に紹介状を書いてもらい、小学校入学前(5歳10ケ月)に発達検査をしてもらいました。
WPPSIⅢというもので結果は次の通りです。
IQ93 言語理解95 知覚推理97 処理速度89(知識9単語7 語の推理11 積み木模様7 行列推移14 絵の概念8 記号探し8 符号8) 
検査の種類自体が違うので比較していいのかはよくわかりませんが、前回の検査より知能指数が上がり知的障害児とのボーダーラインは抜けましたねと言われました。
一昔前であれば、アスペルガーと言われたタイプの子です。他、微細運動障害、協調運動障害もあり不器用さは目立ちました。
それ以降は検査させて欲しいとお願いしても小学校に上がる際等の大きな行事以外では必要ないと言われて実施してはいません。

3歳前まで障害児専門の保育園に入れ、3歳~4歳までは幼児療育施設でお世話になり、4歳以降は幼稚園に入園しました。
障害児専門の保育園では見た目が普通だった事もあり、他のお母さん達からは「なんで普通の子が入ってくるのか?入りたい障害児がいるのにその席を健常児が奪った」かのような陰口を叩かれ行事の度に居心地が悪かったです。かと言って、幼稚園に入っても団体行動ができづらい我が子に対して、いわゆるボスママからのあれこれはありました。まあどれも子供本人に向かう攻撃ではないため私が耐えればいい事なので大丈夫なのですが、子供が大きくなるにつれて、これが本人に向かうと(例えば、小学校では、支援級であればもの足りなく、普通級であればいじめの対象になりえる)考えた時に、どこにも属せないのではないかと不安を感じていました。

私は、基本、人のつらさは、当事者でなければ、本当の苦しさや悔しさは分からないと思っています。他者は、その人の気持ちを推し量って、協力したり、寄り添う事しかできないのではないでしょうか。
障害自体は事実として目の前にあって、本人が一番しんどいとは思いますが、取り巻く家族もその運命を受け入れ精神的にも体力的にもタフにならざるおえません。誰が悪いわけでもありません、ましてや本人が悪いわけではありません。なりたくてなっている訳ではありません。
そもそも、誰でも1分先には障害者になる可能性があるのです。交通事故で足が不自由になるかもしれません、病気により目が見えなくなるかもしれません、年齢が上がるにつれて認知症になる可能性もあるでしょう、国民病と言われる花粉症だって発症したら毎年症状がでて生活のQOLを下げています。障害は小さいか大きいか、早くでるか遅くでるかの差にすぎません。数年に一度ニュースになるような障害者に対して心ない事件がありますね、ニュースだけではなく日常にもまだまだ差別的な発言を耳にします。胸が締め付けらると共に、もしあなたが障害者になった時に何の国の福祉も受けずに生きていられるのですか?と問いたいです。

障害自体はなくていいものとも思ってはいません、私自身も闇の時代があり、それがあったからこそ今があると思っています。ただ、苦しみの真っ只中にいる時の悪循環のスパイラルにいる時に少しでも時間の余裕ができれば、将来の希望が持てれば、感情的になってしまう事が減ると思います。

子供が自閉症の症状が濃かった時期は、当の本人もどうしおていいかわからないように見えました。気持ちと体が一致していないような感覚だと思います。
なぜ自分はみんなのように動けないのか?
なぜ自分はみんなのように話せないのか?
なぜ自分はみんながたやすくできてしまう事ができないのか?
「個性だよ」の言葉だけでは救えない圧倒的な差に自尊心が低くなって、挑戦する事さえ尻ごみしてしまうようでした。「できなくてもいいんだよ」「失敗は失敗ではないんだよ、挑戦しなかった事が失敗であって、次はこうしてみようと考えられたらそれは失敗ではないんだよ」と励ましても、褒めても、奥の手のおもちゃで釣っても、クラスの中で、学年の中で何もかもが自分だけできない、一番最後になってしまう事に、子供ながら疲れてしまっているようでした。そんな時、アトピーを少しでも良くしようと試していたサプリで、与えている種類の差で、子供の生活全般のスピード感、聞き分けの良さが違う事に気づいたのです。
見ていて本人も楽しそうだし、私自身の不安と負担も減っていきました。時間的に余裕が生まれた私と子供は自分の好きな事に時間を割けるようになり精神的に安定していったように思います。

サプリよりも前に強調したいのは、栄養は食事が基本ですが、藤川徳美さんの本は参考になりました。アレルギーのない子やグレーゾーンの子、いじめではない不登校の子は、この本を参考にするだけでも十分な子が沢山いると思います。逆にいくらサプリをとっても食事が悪ければ、効果は薄れると感じています。

#発達障害 #アレルギー  #アトピー #グレーゾーン #不登校 #微細運動障害 #協調性運動障害 #発達検査 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?