造り付けの家具ってどう?③
昨日は、造り付けの家具のお話しでした。
なんとなく。
家具も含めて、大工さんが製作してくれる。
そんなふうに思っている方もいると思います。
材料をカットして、固定の棚を造る
といったことであれば、大工さんで、
引き出し付けたりするのであれば家具屋さん。
大まかにはそんな区分けで、家具屋さんは
圧倒的に費用は高くなりますよ。
そんなお話しでした。
そうそう。
ちなみにですが。
造り付けの家具をテーマに話しているのですが、
造り付けない、移動できる家具も、家具屋さんに
製作してもらうことは可能ですよ。
ただ。
量産している家具と比べると、価格は高めなので
よほどこだわりがあれば、御願いしてもいいかも。
どんなこだわり?って思いました?
例えば。
キッチンの周りに手元隠しの壁があって、
そこに、対面カウンターがあるとします。
その対面カウンターと隣接してダイニングを
設置する場合、同じ素材がいいですよね。
仮に、「似た」素材で用意してしまうと。。
逆に、そのちょっとした違いのおかげで、
似てない感じになってしまうので、ご注意ください。
何かと素材を同じにしたい。
そんな時は、動く家具も家具屋さんに頼んで
みてもいいかもしれませんね。
少し話は変わりますが。
オーダー家具にすると、ほんといろいろできます。
収納するモノに合わせた幅や高さを決めれます。
ただ。一生、それを収納しておくならいいのですが。。
それも踏まえて、ある程度、汎用性を持たせる意識も
大事かなと思っています。
(一般の方では難しいので、プロにそう伝えればOKです)
もう一つの醍醐味は、仕上げがいろいろあることです。
一番シンプルなのは。
表面に樹脂で化粧をしたポリ合板で面材を造る方法。
単色から木目や石目等、いろんな色柄が可能です。
木口処理に工夫をしておくと、より長持ちしますね。
同じような化粧板仕上げで、一般的なのは、
メラミン化粧板でしょうか。
表面強度が高くて、傷にも水にも強い素材で、
こちらも色柄が多彩なんですよ。
例えば。寿司屋さんのカウンターって、木目の印象ですよね。
もちろん、無垢の一枚板カウンターもありますが、
このメラミン板の木目柄で製作されていることも結構あります。
傷や汚れに強くて、いろんな表現ができるとなれば、
人気のある素材だってことも、なんとなく想像できますよね。
それ以外の素材っていうと。。
長くなったので、明日に続きます。
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