❨879❩1974.1.25.金.雪/読書日記:「幕末」を終え、「華岡清洲の妻」有吉佐和子著に入る。/カブール:アフガニスタン
昨日までとは打って変わり、雪降りの一日。朝(といっても11時半頃)、外へ出てみると、10cm程積もり、なお降り続いていた。
終日、部屋で書を読む。
「幕末」を終え、「華岡清洲の妻」有吉佐和子著に入る。
多くが女性心理についての物語だが、面白く、午後8時半には終わった。
恐ろしい程、詳細に女二人を描いている。
それも、かなり正確な事実に基づいているらしい。
司馬遼󠄁太郎ーー有吉佐和子、男と女の心理を巧みに表わすところが、よく似ている。
もっとも有吉の方には、司馬遼󠄁太郎の様な息抜きーーコッケイさーーというところが、欠けていると思う。
どこまでも一徹な女流作家、という気がする。
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