子育て備忘録〜オールバックのリーゼント頭の次男

昼休み帰ってくると、次男がオールバックのリーゼント頭で、食パンにチーズを乗せたものを食していた。
あたりは、パンの匂いもしないくらいに、ヘアワックスの匂いがぷんぷんしている。
「どうしたん？その頭？」
「オールバックにしてみた！」
「なんで、こんなに黒いんだろう、銀色の髪の毛にしたい。」
「眉毛も整えた〜」

どうしたんだ？
浪人生、次男くん。

リーゼント頭で塾に行くのかと思っていたら、いつもの時間になっても行きやしない。

私は、だんだんイライラしてきて、
「お〜い！塾は行かへんの？」
と、声をかけると、
「匂いがキツすぎるからやめた」
だって。

がっくし。

ここで、考察する。

なんで、私はイライラしているのか？
私の価値観に引っかかるからである。
私のイライラから見える私の潜在意識の部分は、

きちんと塾には行かなければならない。
何事があってもサボらず行くべきだ。
嫌でも決めたことはやり抜くべきだ。

親としての気持ち。
高い月謝を払ってるのにサボるなんて信じられない！
毎日行くから定期を買ったのに、ほら言わんこっちゃない！
嘘つき！
このままじゃ、心配。
私の都合が悪い。

あ〜
覗いてみるとがっくし。

夫にぼやいてみたら、ふたことだけ返ってきた。

「自分に返ってくるだけだ」
「期待するからがっかりする」

今読んでいる本にも書いてあった。

こうなって欲しいと思うから、不満愚痴や足りない感が生まれる。
何にもしなくていい。

確かに、こんなに話は膨らんだが、たかが今日一日、次男が塾をサボった、以上。
それ以上もそれ以下もないわ。

もう、最近、次男に気が向きすぎだな。
自分のやりたいこと、ワクワクに目を向けよう。
母親が機嫌よく、幸せにしていることが子育てにはいちばんらしい。

お読みくださりありがとうございます。
寝ましょう。
おやすみなさい。