偏見や罵詈雑言は必ず無知から生まれる
まず人を批判する人間に絶対に共通している点は無知であるということだ。
無知な人間はその人の境遇や裏の事情を考えずに表面上の一場面の行為だけを見て善悪を判断する。
何故その人がそうなったのか、何故そういうことをしているのか、何故そういう状態状況なのか。そうになってしまった経緯を、背景を、奥深く探っていけば必ずその原因が見つかる。そのもっともわかりやすい例は人類歴史そのもの。
だが、そういった原因究明を怠っている者は他者を罵倒するのだ。原因究明をしていけば本人に責任などないという結論に簡単にいきつくということに気づいていないから。
そして、そんなことも考えられない"無知”で"無教養"な人間ほど、固定観念(思い込み、勘違い)によって生じた怒りを他者に対して"甘え"だの"怠け者"だの"屑"だの言って発散しようとする。それは全てブーメランなのだ。
原因究明もせずに一場面だけ見てその場の思い付きで、感情論で振りかざし他者を侮辱する人...
それを無教養者、感情を制御できない幼稚な人間といわず何という?
自分も人のことを言えるような人間ではないけど
まあ、そういったものもまた育ってきた環境や巡り合わせなどが原因で、そういう者に成り下がってしまった憐れな存在。といったらそうなる。
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