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ツイッター界隈での身の振り方を考える【二次創作・同人活動】

二次創作同人活動を学生時代から始めて10年とちょっと、BLを扱う女性向け界隈で、リアルやWEB等のイベント参加・同人誌発行で活動をしている。
思い出す限りでは毒マロ等の悪意むき出しの嫌がらせいじめシカトめちゃくちゃ嫌われた、等の理不尽な扱いを受けた覚えがない。
筆者としては、常に界隈の方々と仲良く、居心地よくさせていただいていると自負しているので、心がけていたことについて綴っていこうと思う。

筆者はツイートの頻度がそれなりに高い。
ツイート数は10〜150ツイート/日、1000~3000ツイート/月程度だ。
それゆえにツイッター上の姿を見られることが多く、本記事についてはほとんどツイッターでの振る舞いについてである。

受け入れられやすいキャラメイクとは

基本的には「明るく元気で素直ないい人」だ。

多少おバカなくらいがいい

気軽なキャラに「見せる」という意図なので、バカになる必要はない
ちょっとしたダジャレで場を和ませようとする程度の「チョケ」でよい。
明るく楽しい雰囲気を纏っていた方が、同じく明るく楽しい人間を寄せ付けやすく、話しかけられやすいし話しかけても警戒されにくい。
すこしチョケているくらいの方が身近に感じられ、親しみが持てるのだ。

デメリットとしては見ず知らずの人間に突然侮られる可能性があり、たまに距離感のわからないアホが引っ掛かってくることだ。しかし、それらは無視すればよい。
何か言われたところで「通知来てませんでした><」と誤魔化せばよいのだ。そもそも距離感のおかしいアホを相手にする必要はない。


たまに真面目なことを言う

真面目な奴が真面目なことを言うのは当然だが、チョケているやつがたまに真摯な姿勢を見せると、好感度が上がる。
「チョケ」と「真摯」が生むギャップ萌えを、計算で手に入れるのである。

真摯な姿勢にも、話題の見極めは重要だ。
おもに「創作に関して真摯な姿勢」に設定するのが最善である。

話題は、時事や政治やLGBTQや経済の話ではない
決して、上記のような話題について考えたり、意見を出すことが悪いと言いたいわけではない。しかし、避けたほうがよいと考える。
このような話題はまず単純に忌避されがちである。説教臭くてかなわないからだ。
創作用アカウントで言わなくとも済むことは言わないようにし、別名義のアカウントで言うか、内心で思っていればよい。
特に最悪なのは、意見が決定的に食い違った時、関係性が壊れることだ。
この手の友情崩壊は見聞きもしたし、筆者自身の相互フォロワーにも3.4人ほどいた。
コロナ禍以降でよく目にしたので、そういったストレスが大きな要因と感じているが、単純に加齢もあるだろう。金銭的余裕と社会的地位の地盤が出来てくると、考えなくてはと必要に迫られてしまうのだろうと思う。
何にしても、このような話題ばかりを出し続け、そちらにしか頭が行かなくなったり、考えが異なったり自らの意見に賛同しない共通フォロワー達を次々と拒絶し、二次創作どころではなくなった元相互を見たことがある。
こんなに悲しいことはない。
せめて別アカウントに人格を切り分けよう。
筆者も当記事のようなことは本垢では言わないぞ。(笑)


無害な人間でいる

基本的にはこれだ。
他人を害さなければ、大抵は無害な人間として扱ってもらえる。

他人の悪口なんて以ての外、というのは誰しも理解するところだと思うが、悪口と対局である「褒め」についても、害と同等にみなされる可能性があることを知っておいてほしい。

他人を平等に褒めるのは難しい。嫉妬深い人間も多い。
平等なつもりで発言していても、好き嫌いがある以上その「褒め」には大小が存在してしまう。ツイッター上では言葉選び、文字数、反応の速さなど、どんな要素で他人がどう思うか、予測しきれないのだ。

褒めが呼ぶ、想定しない事態については、上記記事の「作家の名指し褒めが引っ掛かる」で語っているので参照していただきたい。

悪口よりは褒めの方が圧倒的に好印象なのは言うまでもない。
ただし、見える場所でのゴマすりはほどほどにし、熱い気持ちは手紙などで直接伝えればよい。

他にも、界隈に無駄に波風を立てるような発言を繰り返すのは「害」とみなされても仕方がない。
立ててしまった波風については反省し学習し、次は気を付けよう。

また、筆者は絵や小説が上手かろうが下手だろうが、二次創作をする者は、みな立場は同じだと心底思っている。
人間ごとにそれぞれ「CP解釈」などの好き嫌いは存在しても、出力する作品の質、RTやいいねの数によって、優劣や貴賤が決定するわけではない。
公式がその気になれば、全員等しく塵芥、そういった意味での「立場は同じ」だ。
沢山の評価を受けている作家と、そうでもない作家がいるとしても、どちらにも丁寧に、同じように受け答えし、接するのがよい。


ツイッター弁慶にならない

イベントなどで直接会うと、極端に声が小さかったり表情が暗い人がいる。
ツイッターでパリピでも、現実の印象と極端に乖離しているとよくない意味でギャップを感じる。離れ過ぎない方が無難だろう。
パリピやギャルになれという意味ではなく、せめて顔を上げてはっきりと聞こえる挨拶をし、できれば愛想を持っておけ、ということだ。
それがどうしても苦手なら、差し入れに添えたメッセージカード等で印象をリカバリする手を打った方が良いと思う。

挨拶へ行ったサークル主がイベント後のツイッターでは「楽しすぎて暴れた」と言っていたが、実際は「アッ…アッ…ッス…」だったことがあった。5.6年前の出来事だが衝撃的過ぎて、いまだにはっきりと覚えている。たまたまだったのかもしれないが…。
しかし、ネット上と現実の姿が2重に存在し得る以上は、キャラクターが乖離しすぎないよう、気を配った方が良いように思える。

現実の振る舞いに関しては、ロールモデルを用意するのが楽なように思う。
筆者のロールモデルは行きつけの美容院の美容師さんである。
同年代で、施術中は気分を和ませるために冗談を交えながらも、髪の相談には真剣に親身になって答えてくれる素敵なお姉さんだ。日頃から客と会話をするので声が通っており、相手を不快にしない言葉の選び方もうまい。
いつもニコニコしているので、とても親しみやすく何でも話してしまうのだ。
ロールだけに終始しても仕方がないが、丁度良いお手本を見つければ、現実の立ち回りに困りづらくなるのは確かだ。


堂々としている

自分は自CPの作品を作って発表しているのだ。と、堂々としていればよい。
余裕で優雅な振る舞いをしていた方が、強者に見える。
強者に見えていれば、相手を選んで攻撃するような雑魚は突っかかってこない。


感想を送って仲良くなる

筆者は感想を送るのが好きだ。
感想を送って、ついでに好感度も得られれば一挙両得である。

感想を書く目的については、上記の記事のとおり「次回作のモチベを上げてもらうため」だが、そのためには読者の反応である「感想」を読み、喜んでもらう必要がある。
嬉しい感想をくれる人にはなんだかんだ絆されるし、好きになるのだ。

作品ツイートのRT後に感想をぽろりとツイートするのも良い手だと思う。
これは相手との関係性による。
RT後の反応云々の記事も書こうかな。


自虐をしない

自虐は謙遜ではない。
謙遜は他者とのコミュニケーション時、すべき時にするものだ。
自虐を日常的にしていては他人の気分を害する。
自身のメンタルにも悪い。得がないのでやめよう。

筆者もネガティブな気持ちになることはあるが、自己暗示で何とかしている。特定の言葉を声に出すことを、気分の切り替えスイッチに設定しているのだ。もちろん小声でよい。始めたばかりの頃は懐疑的だったが、意識して1ヶ月くらい続けると、少しずつ心持ちも変わっていったのでおすすめだ。
できれば、日常で声に出すことのないような、しかし誰かに聞かれてもお茶目で済まされる程度の台詞がよい。
筆者は有名な魔法少女アニメの必殺技台詞を設定している。


仲良くなりたい人以外フォローしない

すばらしい作品を見つけても、すぐに作者をフォローはしない。
ホーム・返信欄とといいね欄を見て、危険人物でないか、仲良くなれそうかを判断する。ツイート数が少ないなどあまり活動的でない場合は、どんなアカウントをフォローしているかで判断したりする。
筆者はフォローしてしまった後でも「合わないな」と気付いたら、相互になる前に躊躇わずフォローをやめる。相手はまだフォローを返してなかったのだから、文句を言われる筋合いはない。


お世辞をなるべく言わない

思ってもいないことを言わない方がよい。そのうちボロが出るし、お世辞はなんとなく伝わってしまう。
言わなくていいことにはなるべく口をつぐみ、嘘を吐かない。
嘘吐きは信頼されないからだ。

同時に、素直に良いと思ったものに関しては言葉を尽くすこと、世の中をよく見て、本当に良いと思うものを増やす、ということも心掛けている。知識量が増えれば、ものの見方は変わるからだ。
お世辞ではなく、本当に良いと思う部分を見つける目を育て、真実として話せばよい。


愚痴は固定メンバーで

なるべく界隈外の、オフレコの意味が通じる者だけで。
もしも界隈内で話すなら、相手は信頼できる1人だけに絞り、あなたにしか言わないと宣言もしておく方がよい。
もしそれが漏れたら、その人が漏らしたことになる。


おわりに

冷静に思い返すと、自分の事ながら意外と計算しているのだな、と感じた。筆者は、いじめられるくらいならいっそいじめる側に立ってやる!という曲がった根性の持ち主である。
しかし、他人をいじめても自カプの本は増えないのだ。やるだけ無駄。
筆者はもういい大人だし、そもそもいじめというか誹謗中傷や嫌がらせはほぼ犯罪である。デメリットでしかない。訴えられたら普通に負ける。

ただ、ごくまれに、自分の快感のためだけにいじめをする人間もいる。
そのような人間にターゲットにされないようにする、という意味では、このキャラメイクは割と理にかなっているかもしれない。
信頼できる味方が多くおり、明るく堂々としている人間には小者は手を出せないのだ。

今後、大物を釣る機会があれば、またnoteに書くね。

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