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森カレー

大分ご無沙汰になってしまいましたよ。
猛省。

珍しく、気温差と気圧に翻弄されましてね。
今年の季節の変わり目ときたら随分スパルタではないか、と小さく震えながら過ごした2週間でした。

そして本日はね、なんだかよく分からないけど可愛らしく陳列されたきのこの画像をお借りしてきました。
これはしめじですかね。

どんな心理で並べたのか気になるけど、ちょっとわかる気もします。

この画像、結構好きです。


さて、タイトルに準じてつらつらと綴って行こうと思います。

森カレー
どういう事かと申しますと、「森みたいな匂いのするカレーを作っちゃった」っていうお話です。
数年前のお話なんですがね。

これはね、私の好奇心が生み出した賜物なんですよ。

どんな好奇心かと言うと、当時、フードプロセッサーにハマっていて、いろんな食材を刻むということが私の中で大流行していたんです。

人参とか、玉ねぎなどからはじまり、フードプロセッサーで刻めそうなものを刻んでみる。
そして料理する。
ということをよくしていたんです。
包丁で刻むと本当に手間も時間もかかるのに、スイッチ押しただけでブゥワァァァァァァって細かくなるのが気持ちよくてですね。
楽しかったんですね。

そしてノッてきた私はついにきのこに手を出したのです。

「きのこ刻んだらどんなになるのか!何か面白い形態変化とかおこすのか!」
なんて感じで意気揚々としめじやえのき、エリンギなど家にあったきのこを詰め込みまして、レッツ・プロセッサー。

あれよあれよと言う間に、きのこたちは刻まれていったのですが見てくれはさほど面白い変化もなく。
その結果に「なんだ。普通だ。」と少々拗ねながらフードプロセッサーの蓋を開けると、
びっくりするほど森といいますか、土といいますか、壮大な大自然の気配が漂い出したのです。

そう、匂いです。

刻まれたきのこたちはびっくりするほど強い匂いを放っておりました。

この変化に「きのこ凄い!!」と一旦はなったのですが、すぐに「この匂い、調理で消えるのか?」という疑念が湧いてきました。

ちょっとやそっとのことでは消えそうにない匂い。
どうしたものかと頭を悩ませた結果、カレーに入れることに。

流石の大自然も、カレーのスパイスには太刀打ちできんだろうとグツグツ煮込みました。

いい時間煮込みまして、さてと鍋の蓋を開けると
なんとそこには大自然が未だ存在していたのです。

きのこの力に圧倒された私は、しっかりと噛み締めながらこのカレーを森カレーと命名し、きちんと最後までいただきました。


そして、この森カレー爆誕を期に私のフードプロセッサーブームは終焉を迎えたのです。


フードプロセッサー、便利です。
便利だけど、刻むものには向き不向きがありました。
森カレー、一度味わってみたいとお思いでしたら、是非きのこを刻んでみてください。


久々のnote、あいも変わらず緩っと綴って参りました。
久々のお付き合いありがとうございます。
森カレーを胸に、改めてnote綴って行こうと思います。

では皆様また明日に。



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