海が美しい、和歌山をサイクリング

太平洋岸サイクリングロードという
千葉県から和歌山県まで
全長1400㎞にも及ぶ道の一部である。
この白浜町からすさみ町を走った。
美しい海岸線が特徴だ。

■関西人にとっての白浜は？

　白浜というと、関西人にとっては
奥座敷というイメージだ。
温泉・海水浴・アドベンチャーワールド
というのが３大観光名所だろう。

　今回は、そんな白浜を起点に
太平洋サイクリングロードに辿って
少し、南までサイクリングしてみた。

■白浜へのアクセス

　白浜は和歌山県で観光地の代表のひとつ
といえる。
　ただ、白浜は東京圏からも近いといえる。
南紀白浜空港があるからだ。

　南紀白浜空港はアドベンチャーワールド
からすぐで、白良浜などからもかなり近い。
ものすごく、アクセスが良い立地である。

　関西からは、高速道路が延伸されたので
クルマが非常に便利であるが、
大阪の都市圏から首都圏からの所要時間は
あまり変わらないともいえる。

　それくらい、関西都市圏から遠いのも事実
である。

■白浜観光エリアを大回りでサイクリング

　白浜温泉の観光地に中心は、
白良浜かと思われる。

JR白浜駅からは、丘を一つ
越えなければならない。

赤い線上でサイクリングした。
青い線は、主なバスの道。

そのまままっすぐ行くのもいいけど
今回は、太平洋岸サイクリングロードに
忠実に行くため海岸線沿いに行くことにした。

つまり、円月島を先に回るという
コースである。

こちらは、ヒト・クルマは極めて少なくなる。
絶景と共に最高のサイクリングだ。

■無名の絶景スポット

通り抜けの穴の中から

まず、立ち寄ったのは臨海浜という浜辺にある
「通り抜け奇岩」という名所である。

通り抜け奇岩を背に臨海浜を映す

なお、地図上では水族館の方から行く方が
近そうだが、こちらの臨海浜からしか行く
ことができない。

こんな感じでトンネル状になっている

その先には、京大の水族館がある。
サイクリングメインで時間がないのでパス。

円月島が見えてくる。
ここは夕焼けスポットである。
そして、白良浜周辺となる。

海沿いに高層ホテルが並ぶ景色。
どことなく、熱海とか
ハワイのワイキキビーチに似ている

ここはビーチバレーの大会が行われていた。
様々な国の人々が行き交っていた。
ここから、坂を上り三段壁、千畳敷と続く。

自然が織りなす絶景

この辺りから先は白浜の観光地は終わるが
途中の道で白浜空港の滑走路の下をくぐる。

南紀白浜空港の滑走路の下をくぐる。
トンネル内は涼しい

■黙々と海岸線の絶景を南下する

ここからは、画像中心でお届けする。

観光地はないものの海沿いの道は絶景が続く。

椿は椿温泉があるところ。

恋人岬があり
周参見に達する。

波がぶつかり合う（出会う）ので、恋人岬みたい

周参見は特急も停車する。

周参見駅

ここまでアップダウンが激しい。
これで体力は消耗してしまった。

いのぶた像

見老津までにしてここからは電車で引き返すことにした。
この近くには、世界遺産の熊野古道の出入り口がある。

海が近い、見老津駅

見老津駅は海が近い駅だ。
きのくに線の普通電車の
ほとんどの電車は、自転車を
そのまま載せることができる
サイクルトレイン。

ありがたやありがたや

帰りの紀勢本線の沿線は、
ほとんど海を見ることはできない。
やはり、自転車で海沿いを巡るのは最高だ。

帰りに、海沿いの日帰りの　崎の湯に入る。

ここは、海に近い露天風呂のみの日帰り湯。
波の音を聞きながら入るのは最高💛

最後に円月島の夕日を見ようと思ったが
ちょっと早かった。

自転車を解体する時間も入れないと
いけないので夕日は諦め、
白浜駅に急いだ。

こんな感じで走る