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阪急京都線で最大規模の駅の紹介

 阪急桂駅は、全ての種別が停車する。
ここは、大きなベッドタウン、
洛西ニュータウンの玄関駅で
大阪・京都への通勤客も多い

 また、車庫もあり、
京都線の拠点駅のひとつ。
3面6線を擁する



■乗り降りも多い

 阪急で17位の乗降客数。
 特急停車駅とあって、乗降は多いのは
言うまでもなく
嵐山線との乗り換え駅でもあり
乗り換え客も多い。

 また、土休日の観光列車快速特急「雅洛」も
停車する。

 ただ、嵐山観光については地元の関西人は
多いもののインバウンドをはじめとする
遠方からの観光客はあまりいない印象。

 大阪方面からは、阪急が便利なのにね。
京都駅から直結のJRに乗る方の方が多い。


■嵐山線と別れる駅


 この駅は、分岐する駅である。
かつては、阪急京都線の上下ホームで
嵐山線ホームをサンドする形になっていた。


京都本線上りと嵐山線が交差していた場所


先ほどの位置のやや東側。高架が嵐山線



そして、京都方で嵐山線は高架に上がって
いく間に上り(京都河原町方面)本線は
嵐山線の線路をくぐっていた。

 これは現在、東側から京都線下りホーム・
京都線上りホーム・嵐山線ホームとなった。
それぞれ、1面2線ずつある。

そのため、京都本線と嵐山線の立体交差は
なくなった。
 また、旧大阪方面のホームの上には
ミュー桂という橋上駅舎が建てられた。


この建物は、旧京都線下りホームの上に建てられた

■C号線のある駅


 C号線とは、嵐山行きホームにある。
そもそも、阪急は「番線」でなく、「号線」と。
そして、C号線は車庫とそのまま
つながっている線路である。

■嵐山線直通列車


 行楽期には、多くの京都線からの
直通臨時列車が運転されていた。
90年代には、15分毎に梅田から
臨時急行が出ていた。

無くなる直前には
「嵯峨野エクスプレス」と
名付けられていた。




 これが、いったん終了するのは
2001年ダイヤ改正。
この時に、ダイヤが平日同様
15分サイクルから20分サイクルに
なったためだ。

 この頃は、一時期、嵐山線の普通が
長岡天神まで延長運転し同駅で
同じホームで特急に接続するという
桂駅ではできない芸当を見せていた。

 その後は、様々な線からの直通が
運転されるようになった。
梅田だけでなく、天下茶屋・今津線経由で
宝塚発着・高速神戸・西宮北口からも
嵐山への直通運転されたこともあった。




 この時には、神宝線の車両も
嵐山への臨時列車に駆り出された。
また、行楽の帰りの時間までの間合いに、
嵐山から河原町という運転もなされた。

 「直通特急」または「快速特急」という
名で運転されていた。

2020年代に入り、直通列車は運転
されなくなった。

■嵐山線ワンマン運転の予定


 数年後には、ワンマンん運転を実施される
予定の嵐山線。
もう、京都線との直通列車は運転される
ことはないだろう。

■駅周辺の観光スポット


 駅からやや遠いが、桂離宮がある。
江戸時代に作られた皇室の別荘だった。
庭園や茶室などツアー形式で巡る。
 徒歩15分程。

■まとめ


・運転上の拠点駅
・京都線で一番規模の大きい駅
・かつては嵐山線と京都線直通していた
・構内は大規模改造され駅ビルも建てられた



 

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