将来の学校の規則
本来、校則は子供の教育の為にあるという原則を忘れてはいけないと思います。必要最低限の、根拠を持った決まりだけにするべきだと思います。
割と厳しい中高一貫校
私自身は、中高一貫校で過ごしました。この時の校則は、月1回の頭髪検査があったり、抜き打ち荷物検査があったりしました。ピアス禁止、毛染め禁止、などはありました。
昨今のブラック校則のように、男女交際の禁止や下着の色までは指定はなかったです。
スマホが禁止でなくなるケースが増えた
特に、災害時の連絡用ということで認められることが多くなってきたこと、さらに学習用アプリの活用が出来ることで一概に有害なものとしての認識ではなくなってきたことがあげられるのでしょう。
校則で拘束する?(笑)
結構、学校によって自由闊達な雰囲気の学校もあれば厳しい学校もあります。特に、偏差値の高い学校には自由な雰囲気の学校が多いように思われます。生徒の主体性を重視するとともに、生徒と教師間の信頼関係からくるものなのでしょう。
生徒に、厳しい決まり事を課すということの理由を考えてみたいです。ひとつ目に、親のニーズがあるかもしれません。厳しい規則があれば健全な大人が育つと考えているかもしれません。厳しい規則によって、風紀を乱さないと考えているかもしれません。あるいは、厳しい規則のある学校には良家の子供が集まりやすいと考えているかもしれません。
2つ目には、受験対策かもしれません。特に自称進学校と呼ばれる学校は、学校の評判は受験成績次第だと考えているところがあると思います。そういう学校は「受験は団体戦」と称し、どうしても生徒を管理しようとする傾向が強いと思います。
3つ目に、教師の生徒に対する指導がしやすいという点です。「規則に書いてあるからルール違反」ということができます。それでは、物事をなにも考えない教師・教え子が生まれるだけでメリットはないと思います。今後のダイバーシティな社会に適応できなくなるでしょう。
人が育つ環境としては
学校が、受験や就職のためだけにあるのだとしたら、非常に不合理なシステムだといえます。親・受験生が学校を決める際にはその学校の進学実績を重視するのは、いい学校かどうかの物差しにするのにちょうどいいのでしょう。
ただ、「学校選びは結婚相手選びと似ている」といった人がいました。その学校に合う・合わないがあったり、いいところ・わるいところがそれぞれあったりします。
その子にとってこれから大人になっていくなかで「自由」が広がっていくということをできれば疑似体験できるような場になればなと思います。
学校は当然「学び」の場であるにもかかわらず、学びに対する特にITリテラシーはかなり遅れているといえます。特に、SNSの活用などでの負の側面ばかり注目されているのは残念と思います。もっと前向きにITを教育の現場でどう生かすかと考えていってほしいと思います。
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