高菜ゆい

2024年8月〜デンマークのBrandbjerg højskoleへ留学します。テキス…

高菜ゆい

2024年8月〜デンマークのBrandbjerg højskoleへ留学します。テキスタイルデザインを学んでいます。

最近の記事

留学トライまとめ

デンマーク行きのフライトの中でようやく整理した、フォルケ中のモチベーションなどをまとめてみる。 目標 ・言語の壁を超える努力をすること。 ・右脳を取り戻す旅。 ・小さな足元の一歩を積み重ねる。 達成すること ・スケッチブックを一冊終わらせる。 ・自分なりのtiny deskを動画に残す ルーティン ・毎日できれば、朝の散歩をする。10〜30分。 ・日記を書く。一文でもok ・キャンドルタイムをとる。5分でもok ========== フォルケのような時間、場所が、自

    • フォルケ留学前の気持ち

      え?なんだか落ち着いてるぞ? 出国前日なのに、想像していたより緊張していない。動揺もしていない。パスポートとスマホがある、あとはなんとかなる、くらいの腹の座り方をしていて、自分でも驚いている。 これまで三ヶ月かけて留学前の心をコンディション整えてきたのもあって、今はもう不安など手放して、フラットな気持ちでいられているのかもしれない。 あと、長野のシェアハウスでたくさんの愛を受け取って、すごく安心しているからかもしれない。ゆいちゃんは大丈夫だと何度も言ってもらったし、帰っ

      • 傷が実在を教えてくれる。

        昨日、自転車に乗っていて傷を作った。右足の親指をアスファルトでこすって、まあまあ痛い傷を作った。 その日は長野のシェアハウス生活最終日。なんだこの思い出は笑、と思っていたけど、今はその傷が、あのきらきらした日々が実在していたことを教えてくれる。 三ヶ月間の長野滞在を終えて、明日私はデンマークへ旅立つ。 長野のシェアハウスでの日々がすでに恋しい。豊かな自然を聴きながら、肌に触れる風を感じた日々。玄関から通る風が気持ちよくて、よく座って話をしていた。一緒に暮らしたシェアメイ

        • フォルケは、右脳を取り戻す旅にしたい。

          留学前の気持ちを書き留めておく。 『右脳を取り戻す旅にしよう』 と最近は思っている。 住んでいるシェアハウスの住人との会話の中で、私は右脳派(感覚に従うタイプ)なのに左脳派(論理的に考えようとするタイプ)になろうとしてもがいてるんだろうね、という一つの結論が出た。 私が長年抱いていた"もがき"は、そういった右脳と左脳の戦いだったんだと思う。 感覚を大切に芸術表現もしてきたし、それなりの評価ももらってきたわけだけど、進学校に通ったりそれなりに偏差値の高い大学に入ったことで

        留学トライまとめ

          「自分ごと」なまちに引っ越してきた。

          人が増えると、誰かがやってくれるだろうになっていく。減ると、自分がやらなきゃになる。 このまちは、元からある地元愛(整理整頓上手なとこ、性分なのかな)と、少子化が組み合わさって、住む人にとってより「自分ごと」なまちになっているのかもしれないと思った。 長野へ引っ越してきて2週間が経過した。8月のデンマーク留学へ向けて、勉強に集中するために期間限定でシェアハウスに滞在している。 ここでの暮らしが好き。 街自体のひとが少ないので、一人一人に対して丁寧に関わることができる気が

          「自分ごと」なまちに引っ越してきた。

          好きな言葉も、この家で変化した。シェアハウスを退去するときの気持ち。

          4年間住んだシェアハウスを、あと3時間後に退去する。藤井風くんの『さよならべいべ』を流しながら今の気持ちを記録しておこうと思う。 「このシェアハウスに住んでいる期間は、人生のギャップイヤーみたいなものだね」と、あるシェアメイトと話をした。この家に住む人たちはみんな、どこかへ向かう途中。横断歩道の真ん中で出会う人たちのようなイメージ。 この家で生きた日々は、愛おしく、混乱に満ちていて、どの思い出の断片を拾ってもニコニコしてしまう。あんな奴いたな、こんな会話があったな、でもど

          好きな言葉も、この家で変化した。シェアハウスを退去するときの気持ち。

          人との関わり方を立て直そうと思っている話

          友人にめっちゃ怒られて、人との関わり方を改めて見直している。 怒られた内容の一つは、「他者から与えられたものに気づいてる?それをちゃんとお返ししてる?」というもの。ちゃんとお返ししている"つもり"でいた自分は、「え、もしかしたら取りこぼしあるかも?」とよぎり、ヒヤッとした。 例えば車で送ってもらった時に、ガソリン代をお渡しするとか、お礼の連絡を入れるとか。お礼の仕方は相手を思いやる形であれば金銭でも物理でもいいと思うが、一番大事なのは、「相手がしてくれたことの総量を想像す

          人との関わり方を立て直そうと思っている話

          我が道を行くことにストレスはあるのかという話

          嬉しかったこと。シェアハウスの相部屋(ルーミー)に住んでいる、中国人からの留学生で、2ヶ月ほど一緒に暮らしている子から今日、「私はあなたを尊敬してるの」と言ってもらった。 今は27歳、大学生を卒業した数年後に専門学校へ入ってテキスタイルを勉強している私。その生き様が良いと言ってくれて、苦労を分かってくれたことに泣きそうになってしまった。 注目するのは、年齢。こんな人生を歩んでいる私のストレスは多方面にあって、これは体験しないとわからないものだった。バリバリ仕事をしている他

          我が道を行くことにストレスはあるのかという話

          夢は、人をときめかせることかもしれない。

          窓辺 「このクッションがあれば、生きていける」 そんなものを作りたい。 4月から、専門学校へ通うことにした。 テキスタイルデザインという分野の専門技術を学ぶ。 大学卒業から3年。 もともと描いていた夢に、心が折れた。 それから、就職する自信がなくて、 ずっと何かを学びたいと思っていた。 グラフィックデザインじゃない。建築でもない。 家具デザインは興味があるけど、自分が作り手じゃなくていい。 学校を選ぶ前に、分野で悩んで、 右往左往する中でやっと「テキスタイルデザイン

          夢は、人をときめかせることかもしれない。

          【窓辺冷蔵庫】オランダ・アムステルダム#5

          3人で旅をしている。 アムステルダムの宿はドミトリー。グループで一部屋を貸し切ることができた。 部屋には冷蔵庫がないため、日々の朝食たちが涼しい窓辺に並ぶ。 日本で複数回開催している私達の旅は、 各自の時間を大切にすることに重きをおいている。 当日自分がどんな気分で、どこに行きたくなるかわからないから。 眠くなったら、グループ行動から抜けて宿で寝てもいい。 近くにこんなお店があるよ!と見つけたら、ラッキー!って言ってみんなで行く。 行く場所、宿が決まったら、あとは大体

          【窓辺冷蔵庫】オランダ・アムステルダム#5

          【躍動オールデイ】オランダ・アムステルダム#4

          自転車が多い。とにかく多い。 公共交通機関の価格が高いため、市民の足はもっぱら自転車なんだそう。 学生らしき若者から、お花をかごに積んだおじいちゃんまで。 日中に限らず、夜もぶんぶん自転車が往来する。 年齢問わず自転車を使用していて、 きっと運動へのハードルも低いんじゃないかな。 年齢を重ねた人たちも 体を動かすこと、スポーツを楽しんでいるような気がした。 そして、街にスピード感があるなと思った。 同時に、友人は 「落ち着きがない街だね」 とも言った。 たしかに。 日

          【躍動オールデイ】オランダ・アムステルダム#4

          【横並びで眺める】オランダ・アムステルダム#3

          石造りの運河沿いで足を投げ出して水面をただ眺めている一組のカップルがいた。 映画館や洋服屋、美術館やカフェがこれだけある街で、 静かに水面を眺めるデート。 景色と、その二人のいる風景が素敵だなと思った。 正面に向かい合って話すのも好きだけど、 横並びで、見ている景色についてくすっと話すようなデートも好きだ。 いつかこんなデートをしたい。

          【横並びで眺める】オランダ・アムステルダム#3

          【橋が可愛い】オランダ・アムステルダム#2

          アムステルダムの移動には必ず橋を渡る。 運河が街を取り囲むように層状に連なっているため、どこへ行くにも橋を渡る。 1個め、2個め、、と橋を渡るのも楽しい。 また一つ一つ橋のデザインが違うのも楽しい。 石造りの1アーチ状もあれば、青銅のごりごり装飾のついた開閉式の橋もある。 橋の周りに大きな木が生い茂ってるのもいい。 自然と暮らしが共生してる。 コンパクトなのに細部を見始めるときりがない。 見飽きない街。 ついつい歩いちゃう街。

          【橋が可愛い】オランダ・アムステルダム#2

          【期待してなかった】ドイツ・ベルリン

          ただ安いという理由で、日本・成田→ドイツ・ベルリンの航空券を購入した。 シンガポールのチャンギ空港トランジットで33,000円程。 ヨーロッパに着きさえすれば移動はなんとかなると思っていたものの、次の都市オランダ・アムステルダムまでは結局鉄道移動で5時間ほどかかる。 「航空券適当に選びすぎたかな…」と言っていたくらいにはベルリンに何の期待もしていなかった。 一緒に旅する2人とも、いつもほとんど目的地を決めない旅をするから 今回も観光地もろくに調べずに現地到着。 到着し

          【期待してなかった】ドイツ・ベルリン

          【運河と暮らしたい】オランダ・アムステルダム

          2都市めはオランダ・アムステルダム。 こちらも、フェルメール「牛乳を注ぐ女」が所蔵されてる国立美術館くらいしか目的地を設定しないまま到着。 感想① 赤レンガかわいいいいいい! 建物の外観が統一されていてめっちゃかわいい。 殆どの建物は赤レンガでできてる。 感想② 運河が無数にあるの!運河があるっていいな。 川べりに座って読書したり、水面をぼーっと眺める人をよく見た。 自転車が主な交通手段で、街が常に躍動してる感もあるんだけど、 そのせかせかする気分を運河が落ち着かせて

          【運河と暮らしたい】オランダ・アムステルダム

          なぜシーズンオフのヨーロッパに今行ったのか

          こんにちは。 高菜ゆいと申します。 2022年11月に行ったヨーロッパ旅行記を載せていこうと思っています。 しかしヨーロッパのシーズンは涼しい夏。 そもそもなぜ、曇りの多い秋、シーズンオフのヨーロッパに今行ったのか。 理由は2つ 暇で時間があったから。 会いたい友人がいたから。 その経緯も踏まえ、自己紹介をします。 長崎県で生まれ、高校までを過ごし 福岡県で4年間大学生活をしました。 そこで気づく。 「私やっぱり女優の夢を諦めきれない!」 大学卒業後、上京。 大

          なぜシーズンオフのヨーロッパに今行ったのか