フォルケは、右脳を取り戻す旅にしたい。

留学前の気持ちを書き留めておく。

『右脳を取り戻す旅にしよう』
と最近は思っている。

住んでいるシェアハウスの住人との会話の中で、私は右脳派(感覚に従うタイプ)なのに左脳派(論理的に考えようとするタイプ)になろうとしてもがいてるんだろうね、という一つの結論が出た。

私が長年抱いていた"もがき"は、そういった右脳と左脳の戦いだったんだと思う。
感覚を大切に芸術表現もしてきたし、それなりの評価ももらってきたわけだけど、進学校に通ったりそれなりに偏差値の高い大学に入ったことで、いつしか左脳派として見られる自分像ができてしまった。
そして、自分にはそんなに得意ではない左脳脳を持つ人に対して憧れを抱き、そこに辿り着こうとして、一生懸命左脳を働かせようとしていたのだと思う。
暴走したくなる右脳を抑えて左脳を働かせることはなかなか大変。

そこで、デンマーク・フォルケホイスコーレへなんとなく行きたい!という動機には「右脳を取り戻す旅」という目的ができた。
好きだった歌を歌ったり、ダンスをしたり、色で遊んだり、木工で手を動かしたりして、感覚を解放して思い切り遊ぶ時間にしたい。

留学まで残り3週間と時間が迫る中で、長野の神社に各所行き、山の自然を浴び、自炊を楽しむ生活をしている。
人生で最長期間の留学を目の前にして、コミュニケーションはうまくいくかな、ホームシックってどんな感じ何かな、どんなストレスが待ち受けてるかな、など不安は尽きないが、フォルケホイスコーレで受ける授業にワクワクするし、芸術にどっぷりと浸かれる期間が始まるのだと楽しみな気持ちも抱えている。

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