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2021.1.11 全国高校サッカー 決勝 山梨学院×青森山田

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前回は準々決勝の記事を公開させていただきました。

※本稿は前編を見ていなくても楽しめるように作られた前後分断レビューです。

最後まで読んで頂けると嬉しいです。

ロングスローがなかなかチャンスにならない

前編でも書きましたが、青森山田はこれまでロングスローでいくつものチャンスを生み出してきました。対する山梨学院もロングスローが武器ですが、この試合お互いなかなかロングスローでチャンスを生み出せませんでした。

おそらくお互い普段からロングスローの攻守の練習をしているので簡単に崩されなかったのだと思います。

それでも、青森山田は後半11分にロングスローからチャンスを作り、得点につなげていました。

青森山田のセットプレーはロングスローだけではない

山梨学院はしっかり守備ブロックを形成しており、それを崩すため青森山田はコーナーキックが効果的でした。

5番や3番の高さをいかし、後半14分、36分に決定機を生み出していました。

3番の選手は、いわてグルージャ盛岡加入内定しているようで、楽しみですね。

得点が入るごとにゲーム展開が大きく変わる

やはりサッカーはメンタル面が試合展開に大きく影響し、特に育成年代はその色が濃くなる傾向にあると思います。

この試合も1点目が入るまでは、青森山田がいくつもの決定機を生み出していましたが、山梨学院がワンチャンスをものにすると、青森山田は押し込むもチャンスを生み出すにはいたらなくなりました。後半も、立ち上がりは山梨学院がしっかりブロックを形成できておりましたが、ロングスローから青森山田がゴール決めたことをきっかけに山梨学院のDFラインが下がり、青森山田がまたチャンスをいくつも作り、逆転ゴールにつながりました。しかし、ミスとも言える青森山田のファールから山梨学院がリスタートをしてゴールを決めてから、山梨学院はまたしっかりブロックを形成し、試合をしめることができました。

高校サッカーは心を揺さぶる

この試合、青森山田の黒田監督の残念な言動も話題になっておりますが、山梨学院のGKと青森山田の選手の関係性、審判の方がおっしゃった言葉、PKでの青森山田キャプテンの拍手など心温まるエピソードや、テレビ画面越しからでも伝わる熱さなど、本当に何度も泣きそうになり、やっぱり高校サッカーはいいなって思いました。

個人的には、遠く離れた青森や山梨からの中継で、「得点の時は地響きがなるほどの拍手が鳴りました」というコメントに少し笑ってしまいました。すごい拍手だったんですね、映像も見ましたが、例え本当は拍手じゃなくても今日は誰も責めないと思いますが、拍手だったんですね^_^

試合結果

2021.1.11

全国高校サッカー選手権

決勝

山梨学院 2-2(PK 4-2) 青森山田

あとがき

全国高校サッカー準々決勝に引き続き3試合目のレビューです。選手が熱くなり、言葉にもならなく吠えているシーンを見ていると、自分は自分が見ている子どもたちは、まだまだ本気になれていないと反省します。コロナ禍でも無事高校サッカーを完走できて良かったと思いました。

 またも青森山田高校について詳しく書きましたが、優勝した山梨学院のGKはかつての川口選手のように見えました。

 これから卒業生はそれぞれの道に行きますが、今後が楽しみですね。また、青森山田は先発メンバーのうち6番、8番、10番、18番、途中出場メンバーでは11番、13番、そして山梨学院は先発メンバーのうち6番、14番、途中出場メンバーでは9番は2年生です。来年の高校サッカーも楽しみですね!

また、私は他にもこのような記事も書いております。

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