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年を取るとよいこと

年を取ると悪いことってよく聞きますよね。太りやすくなる、肩がこりやすくなる、無理がきかなくなる、オールとか無理になる、家族ができて自由がなくなる、遊べなくなるなどなど。でも年を取ってよくなったなあと思うこともいくつもあるので紹介。おっさんになるのはそんなに悪い話ではないというお話。

無理に盛り上げなくてよくなる

若いときってやっぱり盛り上がってなんぼみたいなところあると思うんですね。やっぱり飲み会とかでも盛り上がってないと楽しくない飲み会みたいな。まあ盛り上がると楽しいんですけどね。土日も楽しい予定が入ってないといけない。何も予定ないとつまらない人みたいな。それも楽しい予定じゃないとダメみたいな。結構今考えると大変だと思うんですね。子供できると予定なんかなくたってそこそこに土日楽しめます。平日だって飲み入れないと一人でご飯さみしいとかなくなります。家で家族でご飯食べるのが悪くないから無理に飲みとかいれなくてよくなります。さみしいって思うことが減ると思います。

モテようとしないですむ

モテる制約がなくなるって結構でかいと思うんですよ。やっぱり若いときって「すべてはモテるため」みたいなところあると思っていて、就職も趣味もファッションも全部「モテる」を意識して選ばないといけないみたいなところあるんですね。女の子と話すときも「もしかすると付き合えるかも」みたいな頭がどこかにあって、基本かっこつけないといけないじゃないですか。まあだからモテないんですけどね。これは難しい話。別にモテなくてもよくなるととたんに自由になります。あとモテたい!みたいなピークもすぎるので、基本カワイイ女の子の後輩とかいてもあんまり何も感じなくなるというか、女の子の後輩か男の後輩とかまあ男女でマナーは違うからその辺はわきまえますが基本「きつねかたぬきかの違い」くらいしか認識しなくなるから、自然に接せるからラクなんですね。最近冷静にカワイイってなんだろうとか思います。ウチの子供がかわいい。それは間違いない。でも顔が整ってるからなんなんだろうみたいな感じになります。

分別がある大人はカンタン

若いときって良くも悪くもバカであることが求められると思うんですよ。バカな話のほうが盛り上がるし、そんな分別のある行動ばっかしてるとつまらな!ってなるじゃないですか。だんだんバカやってるとお前落ち着けよみたいな雰囲気になってくるんですね。分別のついた行動が求められる。で、分別のついた行動って規範があるからラクなんですよ。盛り上がるバカは結構考えないとできないけど、分別のついた行動は誰でも簡単にできる。盛り上がる結婚式2次会の司会は結構難しいけど、台本通り読んでりゃいいだけならラクって感じですね。非常にラクです。

ビジネスの話とかしてても意識高いって思われなくなる

若いときってビジネス本読んでるとか、本棚本で埋まってるとか基本引かれる要素でしかないと思うんですね。若いときは年間100冊本読む!とか息巻いて読んでましたが、ビジネスの話って無粋っていうか、もっとプライベートは楽しい話しようよ!つまんないやつだな!みたいな空気あると思うんですね。うわーこの人意識高い人だ。近寄らんとこってなるっていうか。年齢重ねるとみんなビジネス書読みだすんですよ。本全く読まない課長とかだいぶダメじゃないですか。だからこの本いいみたいな話しても全然オッケーになるからこれもラクになります。

趣味が自由になる

これもモテなくていいって話なんですが、若いときの趣味ってモテる趣味じゃないとダメみたいなとこあると思うんですよ。テレビ番組も聞く曲も基本みんなが共感するものじゃないとダメっていうか。だんだん自分何が好きなんだっけってなってくるんですよね。若いときって。カラオケの曲のチョイスとかも基本イケてるみたいなチョイスが求められると思うんですね。今は別にいいんですよドラゴンボール熱唱してても。趣味も誰に話すわけでもないし、音楽の話で共感取る必要なんてないから自分の好きな曲聞いて、好きなことしてたらよくなるんですよ。特に最近思うのが子供っぽい趣味がウェルカムになるっていうか、当たり前ですけど子供は子供っぽいものが好きです。だからゲームとかあつ森のチョコエッグとか、UFOキャッチャーとかのほうが子供も楽しいってなります。

よくも悪くも不安がなくなる

若いときって将来への夢が広がる一方で、将来が決まってなさすぎて不安が多いんですね。自分はどこの大学に行くのか、彼女はできるのか、就職は、結婚はできるのかとか。年齢を重ねるとよくも悪くもその辺全部決まってるので将来の不安とかなくなる気がします。感受性が豊かだからへこみやすいですし。酸いも甘いも苦いも辛いもいろいろ経験するからすべてに鈍くなるっていうか、だいたい経験済みの話だから動じなくなることが多くなって、あんまり不安になることがないんですね。

子供がかわいい

子供って若いときにはウザ!!って思ってました。でも子供できるとまじでかわいい。正直趣味の時間がないとか気にならないくらいかわいいです。これは若いときにはない感覚だなあと。

若いときって基本自分のためが多くてこれってうまくいかないことが多いんですよね。自分のためだと、他人も自分のためを考えるから成り立たないことが多い。子供のためとか他人のためになにかをすることの楽しさを覚えると人間関係はだいたいうまくいくと思います。

若いときは結婚はするとしても35歳くらいかなって言ってました。遊べなくなるとか無理!って思ってました。周りの同期も言ってました。そしてみんな20代で結婚していくと。

だいたい25歳くらいで大学時代から付き合ってた組が結婚しだすんですね。で、それまで合コン設定したぞ!わーい!って盛り上がってた同期がふざけて結婚してももちろん参加するよな!って言ったらもちろん!みたいな感じで言ってくれるんですよ。でも見ててわかるんですよ。無理して合わせてくれてるのが。で気づくんですよ。あ、こういう遊びこれ以上もう楽しくならないんだなって。さみしいんですけどね。まだ続けられるかもしれないけど楽しさは目減りしてくだけなんだなって。で新しい楽しみを探し出すと。

おせち料理がおいしく感じる

これはあらためて思います。おせち料理と日本酒最高やんけと。いや唐揚げもおいしいんですよ。でも若いときっておせち料理とかあんま好きじゃないと思うんですね。若いときあんまり好きじゃなかった料理が好きになるのは結構楽しいです。

ジョッキより瓶ビール派になる

若いときはジョッキ派でした。瓶ビールとかすぐコップなくなるやん、なんか苦いやんと。甘酸辛苦って言葉もあるとおり、だんだん苦みにうまさを感じだすんですね。コップで瓶ビールちびちび飲みながらそばとか最高です。

世のおじいちゃんおばあちゃんがたいてい味方になる

この辺は子供シリーズですが、子供できるとまじでびっくりするぐらい世のおじいちゃんおばあちゃん話しかけてきます。え?親戚じゃないよね?ってくらい基本会う人だいたい話しかけてくるくらい話しかけてきます。

なので年齢を重ねると楽しくなくなるって思いそうですけど、楽しみ方が変わるってだけかなと。





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