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【スゴイ人のお話】 感想:『前へ!前へ!前へ!』 税所 篤快

『教育こそ未来の玉手箱かもしれない』
『テクノロジーは貧者の魔法のランプになる』

感想

前回読んだ本で紹介されていた、バングラデシュで教育革命を起こした大学生の話です。

何がスゴイってその情熱と行動力です。
冒頭にバングラデシュのあるグラミン銀行の創始者にプレゼンして、その創始者からの返事が本書のタイトルだということが明かされます。
もうそれだけでものすごい行動力です!

出発点は『グラミン銀行を知っていますか?』という書籍だそうです。
その本に感動して、翌日には著者に会いに行ったエピソードも強烈です。
私だったら、あぁーいい本だったな、と思ってもなかなかアクションを起こせませんよ。
すぐ電話してアポをとって、だなんてなかなか想像できません。

そしてその1か月後には友人とバングラデシュへ。
ここまでの序盤の話だけで、本なのに伝わるものすごい熱量を感じました!

そして当時早稲田大学の学生だったんですって。
私も早稲田の学生だった時期があるので、勝手に親しみを覚えてしまいました。

「教育こそ未来の玉手箱かもしれない」という著者の信念と、「テクノロジーは貧者の魔法のランプになる」というグラミン銀行のユヌス博士の考えが元になり、バングラデシュで教育革命を起こしていくのです。

情熱が人をつき動かす。
そしてそれに賛同する人が集まる。
どんどんそのエネルギーが拡大して「革命」を起こす。
そんなアツイお話でした。
漫画とか映像化しても映えそうな話だなーとも思いました。

一気に読んでしまいました。
オススメです!


この本を読んで実践したこと/したいこと

この本の体験を自分の中に落とし込むのは難しい部分があります。
でも何かに挑戦する勇気を与えてくれる本です。
最近私がいろいろやっているのは、この本が影響している、かも?
若干のこじつけ感がありますが。


基本情報

リンク:前へ!前へ!前へ!
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年3月1日
備考:


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