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子どものために親ができること…考える力とインプットの環境を整える

3児の父親として、
子育てに悪戦苦闘の日々を過ごしていますが、

・考える力を育てるため「なんで?」を聞く
・学ぶ経験、環境を整える(人・本・旅)


という子育てのヒントになる書籍を読みました。

それが…
『「教える」ということ』
という1冊。


この書籍は…
立命館アジア太平洋大学(APU)学長の
出口治明さんが
「教える」という立場の人に向けて書いたもの。

子どもに「なんで?」を聞く

書籍のなかで
出口さんの実体験が紹介されてました。

「お父さんもお母さんも何も言わなかったけれど、私がお菓子が欲しいとねだったときには、『なんでお菓子が欲しいの?』と聞いてきた。そして、なんで欲しいのかを説明できなかったら、買ってもらえなかった」
「なんでしたいの? なんで欲しいの? どうして?」と聞かれたので、小学生のころから、その答えを自分で探すようになったということです。

この部分を読んで、
考える力を身につけるためにも
「なんで?」を聞くことは大事なんだと感じました。

なんとなく子どもの要望には
応えてあげたくなってしまうので
無条件でモノを与えてしまったり、
行動してしまったりしがちだったので、

そういう無意識での反応や行動ではなく、
意味を持たせた行動をしようと思えました。

考える力を育てるためにも
「なんで?」を聞くことを取り入れる!

インプットの環境を整える

出口さんの主張のひとつに…

人間は「人・本・旅からしか学べない」

というものがあります。

インプットの方法は、「人」「本」「旅」の3つです。 たくさんの「人」と会い、たくさんの「本」を読み、たくさん「旅」をして(現場に出て)、さまざまな考え方や発想のパターンに触れることが何よりも大切です。


子育てに限らず、
大人でも「人・本・旅」から学ぶって大事なこと!

この考え方に共感できました!

というか言語化できたことでスッキリした、
という感覚の方が近いかもしれません。


人・本・旅という3つの切り口が明確になると、
日々の子育てにも落とし込みやすくなります。

「人」:学校以外での人との出会いの場所を整える
「本」:いつでも手の届く場所に本を置いておく、
    親自身が読書する姿を見せる
「旅」:近場でもいいから体験させること


ざっくりですが、こんな風に切り口が明確になると、
学びになることが見えてきました。

コロナ禍ではできるものも限られますが、
この3つの視点は覚えておこうと思います。

まとめ

子育てについて
・考える力を育てるため「なんで?」を聞く
・インプットの環境(人・本・旅)を整える


こんなことを学ぶことができました。

『「教える」ということ』は、

子育てをする「親」だけでなく、
「教師」「上司」「人生の先輩」など
「教える」という立場にあるすべての人に向けて
書かれた本なので、
詳しく知りたい方は書籍をご覧ください。

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