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自律する主体としてのAI 〜なぜChatGPTとの会話をそのまま記事にする人が多いのか

ChatGPTと会話してみた、という記事を最近よく見かける。かくいう私も乱発している。それだけ、ChatGPTの衝撃が大きいということだ。

それはさておき、なぜChatGPTとの会話をそのまま記事にする人が多いのだろうか。あるいは、なぜChatGPTとの会話はそのまま記事にできるのだろうか。

Googleで検索した結果をそのまま記事にする人は見かけない。それもそのはずだ。Google検索するときは、あくまでも自分で記事を書くうえでの素材として検索するからだ。それに検索結果は、自然な文章ではない。

ChatGPTはそうではない。ChatGPTとの会話をそのまま記事にできる。なぜだろうか。

その理由を考える前に、こうした記事を書くことの是非、そして著作権法上の問題について少しだけ整理しておこう。


ChatGPTとの会話記事について

こうした記事に対する批判もある。記事の8割がたはChatGPTが生成した文章だったりする。盗作ではないのか。著作権はどうなるのか、などいろんな議論がありうる。

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10,207字

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