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料理も仕事も「代用品を選ぶスキル」に長けていることで成果はグッと出やすくなる


今日は一段と暑かったみたいですね。
札幌も30度をゆうに超え、まさに「真夏日」でした。

とはいえうちは家の中は涼しく、エアコンをつけなくても全然OKな感じです。今日はコンサルやミーティングもないので窓を開けっ放しにしてはいますけど、そこそこ快適に過ごしています。ひきこもりわっしょい。


お昼は豆乳担々麺にしました。

「意外!」とめちゃくちゃ言われるのですが、わたしはお料理が好きです。
誰かに作ってあげたいとか、お店を出したいとか、そういうことは一切なくただひたすらに、自分が好きな味のものを好きなタイミングでおなかいっぱい食べたいから、作るのも億劫ではない、という理由で好きです(笑)

なので基本的に毎日自炊しています。

で、クライアントさんたちにインスタとかを進めている関係で、わたしも何かテーマを絞って投稿しようときめ、作った料理をアップしています。



料理だけの投稿にし始めてから約2年くらい。
意外と続いています。

ここに載せるのは、1日1回なにご飯でもお菓子でもいいので、自分が手を加えたものを載せるというルールにしています。

なので今日はこれね。

前置きが長くなっちゃったんですけど、今日は「代用」の話をしようと思って料理のことを書いたんですよ。

担々麺といえば味の決め手はピーナッツバター。
甘くてコクのあるまったりとした味に欠かせません。

だけどうちにはピーナッツバターはない。
ということで「何かで代用しよう」と考えるわけです。

料理をする人にとってない材料をあるもので代用することってめちゃくちゃ当たり前の話じゃないですか。
でもこれって、料理をしない人にとってはすごーくハードルが高いことなんです。


代用というからには「代わりになるもの」を選ぶ必要があります。
でも、それを選ぶためには、足りないものの特徴を正しく理解し、家の中にあるものの中から似ているものを探し出すという作業が必要になります。

今回わたしがピーナッツバターの代わりに選んだのは、ゆず茶とくるみ。
一見「えっ?」と思うかもしれませんが、意外と合いました。


選んだポイントとしては
 
・甘いこと
・豆乳と合うこと
・コクがること
・味が似てること

ですね。

この中で

・甘いこと→ゆず茶
・豆乳と合うこと→ゆず茶・くるみ
・コクが出ること→くるみ
・味が似ていること→くるみ
 
という観点でチョイスしました。

普段作っているものよりもゆずの風味が入っている分、フルーティーに仕上がりましたが、なかなか美味しくできました。


で、これって料理だけじゃなく仕事も同じだと思うんですよ。

特に駆け出しの頃や実績がない頃は、自分がやりたいことをやるために必要な材料が揃えられないことが多いです。
その時にきちんと代用品を選び、仕事につなげられるかってめちゃくちゃ大事。


先述の通り代用品を正しく選ぶためには、必要なものの特徴を正しく理解し、今の自分が用意できるものの中から似ているものを探し出すという作業が必要になります。

これを間違い続ける人って結構多いんですよね。
その原因って、必要なものの特徴を正しく理解できていないからだと思うんです。


世の中にはすごく真面目でブログもメルマガもSNSもきちんと定期的に更新しているにも関わらず、売上が月に3万しか上がらないという人がいます。

ダブルワークの方などで、そもそもやりたい仕事に携わる時間が少なく、十分な宣伝や商品製作・提供ができていなくて売れていないという人はわかります。
でも時間もある程度確保できて、やるべきことをきちんとやれていて売上が上がらないのは、やり方が間違っている可能性しかないですよね。

料理でいうと、砂糖がないから見た目も似てるし塩で代用します〜みたいな人です。
いや、笑うかもしれませんけど、本当にいるんですよ。


駆け出しの頃や軌道に乗っていない頃は資金的にも厳しく、代用がメインっていうくらいあの手この手を駆使して売上を作っていく必要があります。

ただ、どうしても代用が難しいものっていうのも、あります。
それは何としても、揃えなければならないです。

例えば、餃子を作る時にひき肉がなかったら、最悪野菜のみの餃子を作ることはできますよね。

でも、ハンバーグはどうでしょう。
これはひき肉がないと無理じゃないでしょうか。
豆腐ハンバーグなんかも、豆腐100%で作るのは難しいですからね。


ひき肉がないけれどハンバーグが食べたい時にはひき肉を手に入れる方法を考えなきゃいけなくて、餃子の場合なら最悪、なくてもいける。

この見極めができないと、なかなか売上って上がらないんですよね。


代用品を選ぶ技術は知識と経験の量に比例するので、正しく選べた経験が増えるたびに、その精度はどんどんアップしていきます。
もちろん間違えて選べた経験も経験ではあるので無駄ではないですが、うまくいかせるためには、うまくいく経験が多くないと難しいです。


わたしの仕事は、代用品を選ぶためのデータベースの中から、クライアントさんに最適なものをピックアップし、提案することです。このデータベースは自分が実際に体験することもあれば、他のクライアントさんの事例で得たものや、お金を払って他の方から教えていただいたものもあります。

最初は自分で実際に体験したことだけでデータベースを作っていましたが、それで成果が出てくるにつれ、お金を払って他の方から教えていただくことができるようになったり、少々お高い資料を購入することができるようになりどんどん精度が上がっていきました。

それに伴ってコンサルフィーもあげさせてもらっているので、またさらなるデータを集めることができ、クライアントさんの成果を上げることができるという完全に好循環なんですよね。


とはいえわたしも最初は自分の力で試行錯誤したので、もし今頑張っているけれどうまくいっていない人は、代用品を間違えているのではないかと疑い、今一度考え方を整理したり行動を変えてみるといいと思います。

正しく選んで正しく努力すれば、成果につながる可能性は格段にアップするはずですよ!

 

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