見出し画像

【1,100文字】天職を選ばない人生

※本記事は1,100字です。2-3分で読んでいただけます。

はじめに

 私の天職は、前職の進学指導塾の運営だ。以前の記事にも書いたが、私は前職を天職だと思っている。理由として、客観的に実績を出してきた。同僚や先輩社員から当初は、やっかみや妬みを言われることはあったが、実績をたたき「続ける」ことでねじ伏せてきた。会社代表も最初は不安を口にしていたようだが、実績を出し続けることで不安→期待に変化していった。主観的には何よりも仕事に誰よりも誇りを持っていたし、誰よりも仕事のことを考えていた自負がある。職場で死んでも後悔はない…キ▲ガイ発言かもしれないが、本気で思ってた。国内でNo1のエリアを作る。指導塾を作る。そんな想いを持ち続けて実践行動してきた。ありがたいことに、月1万の交通費を払って遠方から通塾してくれる生徒。多くの進学塾が参入する塾業界専用のクチコミは評価1位。コメントも面談で保護者にお話ししてきたことや人間味溢れる素敵なものが数多く。だが、辞めた。自他ともに天職だと思っていた職業から。

天職では自己成長しない

天職:「その人の生まれながらの性質に合った職業」

現代国語例解辞典(小学館)

 天職は生まれながらの性質に合った職業である、という前提に基づけば
生まれながらの性質=先天的なもので職務を成す。その中で会社貢献や自己成長を感じる。自分にはこの仕事がぴったり合っている!その先はそのまま順風満帆に進むのだろうか。先天的なものを伸ばしきったあとはどうなるのだろうか。これが当時の私なのだ。おそらく向こう3年程度で成長が止まるな、と予感がした。多くの会社全体の仕事を任されても、100名超の社員研修担当者をしても、この予感が揺らぐことはない。ちょうど勤続5年-6年の時だった。
「なぜか?」
--個人的な結論。人並みの努力はしているが、およそ先天的な才能とやらで勝負してきた結果だったのだ。それはそれは、成長が止まる予感もしますよね。だから自分を鍛えなおすため異業種に転職したのです。自分なりに自己成長を止めないように。

おわりに

 あくまでも私個人の考えです。長く勤続されている職種を天職だと思っている方を否定する意図は微塵もありませんので、ご容赦くださいm(__)m

 最後に余談。
私が前職の出社最終日。退職のご挨拶をするときには、「会社を引っ張っていく立場で、本当に申し訳ありません。」と参加いただいた方々には謝罪をしました。私が最も尊敬している上司は、「穏やかな顔」をしている。そんな中、年上部下と話をしていたとき
「high treeさん、聞きましたよ転職先。栄転ですね。」

この会社の規模を栄転先と世間が認める前に辞める決断をした自分をなぜか悔いました。ですが、死ぬほどの努力ができる環境を求めた自分の決断にも悔いなし。

ずっと好きな前職の会社だ。

この記事が参加している募集

スキしてみて

転職してよかったこと

よろしければサポートお願いします! 頂いた資金は、今後のnote活動に活用させていただきます‼